最近になってやっと
「オモチャ」という存在を認識し始めた息子様。
そんなオモチャビギナーながらも、好みというのは一応あるらしく、
お気に召すオモチャと、全く反応しないオモチャの仕分けも日々進み。

お気に召さぬオモチャを、
これ以上増やすまじ!
という事で本人に選ばせるべく、
子供の夢の国オモチャ屋へ。
そんな夢の国のはずなのに、
シルバニアファミリーのサンプル達が、
大惨事っぽい事になっているという現実。
おっかしいなぁ~?
シルバニアファミリーはもっとこう・・・、
チョコマカチョコマカと並べて、
疑似体験を楽しむモンだと思うのだけれど。
いや、それは大人の勝手な押し付けで、
現に子供がこう遊ぶのであればそれが正解か。
そんな押し付けなど撥ね退けて、
大きくなるんだ子供達よ!
と、子供を鼓舞しつつも、
己の世界の押し付けに反発すべく、
並べられた2本のダンパー。
パッとみほぼ同じ、よく見るとチト違う。
コレはお客さんから持ち込まれた、
サンツアー・エピコンの改良作業風景。
恐らく唯一のOSコラムx27.5ホイル用フォークである
「エピコン」。
存在するだけありがたい、実にありがたい、しかし・・・、
ストロークは120mm止まりだし、ダンパー調整もリバウンド&ロックアウトのみと、
「もう一声!」という色気を出さずには居れんスペックである事も事実。
そこが我慢ならなんだお客さんが部品取りとして別バージョンのエピコンを持ち込み、
コレがあっちで、それがコッチと入れ替え作業をゴニョゴニョして。

出来上がったのがエピコン27.5豪華バージョン。
ダンパーはRC2という事で、低速コンプが追加され山で使い易くなり、
スプリングもトラベルアジャスト可能になり、ストロークも最長約140mmに。
いいねぇ~!
使えるフォークに化けたねぇ!
というか・・・う~ん。
そもそもこのOS用フォーク中、
唯一の
(しつこい)27.5対応品である、
エピコンの価格は
¥55,000。
お買い得、とてもお買い得、
でもここまで安くなくて良いから、
最初からコレくらいのスペックで、
出してくれればなぁ、ゴニョゴニョ・・・。
勝手な事を申すでない!
そう一喝されても仕方無い。
だってOS用の27.5フォークが
あるだけありがたい、
ってのが大前提なのだから。
自分自身はOSに不満など無く、
必要充分だと思ってはいるものの、
今やOSを選ぶ事はフォークの選択肢を減らす時代。
という事で弊店オリジナル京都トレイル対策兵器
「マキリ」の3rdロットは、
テーパードフォーク対応フレームに進化するべく準備中。
8月末~9月頭頃の仕上がり予定で、販売分はショートが2本、ロングが1本。
価格はなるべく抑えますが、部材の分だけチョコっと上がると思います。
それでも
「国産のこんなフレームがこの価格で!」と納得頂ける様パッケージしますので、
秋の山行に向けて是非是非御検討賜ります様お願い申し上げる次第にござります。