気が早いにも程がありますが、来る梅雨時期に向けてチョロチョロ作っている、
「梅雨払い一号」と言う名のSurlyスチームローラー。
雨の中で少しでも快適に乗る為、
フルカバードフェンダーは必須。
選んだのは
主張の少ない超シンプルフェンダー、
クラナの「シーライト」なのですが、
見た目よりも実用性を重視して、
少し広めの35mmのモノをチョイス。
コレであとは上に
キャラダイスのポンチョを着れば、
雨だろうが何だろうが、快適に何処までも行け~る。
あと、雨の日と言えばブレーキかける度にリムとシューが削れて、
黒い汁がダラダラ垂れて、見苦しい事極まりない訳ですが。
その点、固定ギアの此方であれば足だけで加減速の殆どが賄えるので、
ブレーキを使う事自体殆ど無くなり、スッキリ状態を簡単に保てたり。
と、雨天下に置ける
固定ギアとフェンダーのコンビと言うのは、とてもスウィートかつ
実用的。
実用なので何でも良い、と言えれば良いけどそこまでは言えない。
けど、やっぱり実用なのでそこまで磨き上げるというのも何だかなぁ。
その中間の
「丁度よさ」と言うのをチョコチョコして梅雨払い号となる訳です。
サドル¥1,680、バーテープ¥840、ブレーキレバー¥2,100と、
最低限のコストで己の納得行く感じになって来たかな、と。
まぁそんなですね、丁度良さというのはとても重要だと思うのですが、
その正体が見えぬが故、今ひとつ話題に上らない様な気がします。
そう、「最高のモノ」を組み上げるよりも「丁度良さ」というのは難しい。
そんな曖昧模糊とした「丁度良さ」という概念に副う事が多いのでは、と思うのが。
StarFuckersの
Steel-ERA(ステラ)というフレーム。

130mmエンドのロードフレームなのですが、
トラックエンドなのでシングルで組む事も可能。
付属のスペーサを兼ねるチェーン引きを使えば、
120mmのトラックハブも使える、と。
究極の何にもならないけれど、
何となく自分の好きな様に出来そうな
「適当感」。
こういったコンセプトのフレームは、
キネシスからも出ていた様に記憶していますが、
このステラは鉄フレームってのがより好ましい。
こんなフレームが
¥52,500で買えてしまうという有り難さ。
勿論、ビッシビシのパーツ構成で組むのも人の勝手ですが、
家に転がっている様な余り部品や、気を遣わない程度の程々のパーツで組むと、
偉大なる
「丁度良い一台」になってくれそうだなぁ~等と。
そんなスターファッカーズのステラが「丁度良さげだ・・・」と思ったなら。
・・・スターファッカーズさんのお店でお買い上げ下さい。
ええ、弊店取り扱いなど無いのですよ。
でも丁度良さげだな、と思っただけという無責任な本日のお話。