
まだまだ続く2018年度展示会。
マルイさんに続いて向かったのは、
バーミッツで御馴染みの
ミズタニ自転車さん。
「バーミッツで」という括りは妙かもしれませんが、
我々の冬の恋人バーミッツを扱っているのは、
このミズタニ自転車さんだけ、な訳ですから。

クリスキングなどの人気商品は、
ミズタニ自転車さんだけではなく、
SimworksやA&Fさんでも扱いあり。
そこに横槍というか切腹というか、
己の商材への対抗馬
「Onyx」。
スプラグクラッチを用いたロスの無いフリーシステムは興味深いですが、
色の選択肢が此処まで多いと逆に選び難いですね・・・。
って言うかそれ以前に買う金が何処にも無えか。

「多少高くてもコレは!」
とグングン喰い付いたのが、
トムソンのグラベルバー、遂に登場。
正式名称はOffroad-Dropbarで、
フレア角25°と結構な開きっぷり。
別にトムソンである必要も無いと言えば無いのですが・・・、
格好良いじゃないですか、ねぇ!

格好良いハンドルと言えば此方の、
Answer/プロテーパーも格好良い。
因みにワタクシの周りでは、
この現行プロテーパーのグラフィックが、
まぁ中々に評判が悪かったりします。
ん~・・・良いと思うんですけどねぇ。
同じグループ繋がりでManitouの戦略的製品
「Machete」。


140mmのBoostフォークという事で、
今最も需要がありそうなこの一本。
価格も¥50,000とバカ安です。
「海外通販ならもっと安いわ・・・」
誰だ!ロクでもない事を呟いた奴は!
チャンと見なさい。
海外通販でよくあるのとは
ダンパーが違う。
しかも保証がついてて¥5万、やはり安い。
「フォーク買ったら次はフレームが欲しくなる」
そんな逆立ち状態の精神は修験道で叩き直すべきかもしれませんが、
DMRの新フレーム
「Bolt-Long」はジーっと見てしまいますねぇ。
クロモリフルサスってのは、
重量的デメリットが消えない訳で、
無い無い無い無いと頭で思っても、
思っても・・・邪念が振り払えない。
嗚呼、素敵。
軽量化など無視した様な、
この同軸ピボット周りのゴツさ。
しかし手に持ってみると意外と、
ん~・・・重くもないか?
まぁ同軸と言えばスロープスタイルやDJ系というイメージから、
重戦車の様に重いフレームをイメージしてしまうからかもしれませんが、
それ等と比べるとこのボルトロングは「それ程でも無い」といった印象。

正確にはBolt-long
「MKⅡ」で、
山~エンデューロ向けの設定。
エンドはDMRのSwopoutなので、
リアハブ選び幅も広いですし、
¥15万というフレンドリーな価格は、
意外と多くの人を引き寄せるかも。

価格といえば判断し兼ねるのが、
今流行の
「e-bike」、即ち電アシ車。
シマノが遂に日本市場に投入した、
E8000系Stepsユニット。
Boschユニットと比べれば、
相当安価(単価非公開)でしょうから、
日本でも一気に普及するか?

ミズタニ自転車オリジナルブランドである、
「Seraph/セラフ」からは早くも搭載車両が。
ロードジオメトリベースのアルミフレームに、
テーパードコラムのカーボンフォーク、
前後スルーアクスルに油圧ブレーキ、
その他構成部品もキッチリ纏め上げて、
お値段ズバリ¥38万!
安いと言えば安し、高いと言えば高い様なで謎。
因みに試乗できる機会があったので少し乗ってみたのですが、
「ははぁ~、なるほど、こういうモンですか」という新鮮さを感じました。
ママチャリの電アシとは全然違い、アシストの出力は物凄く自然&マイルド。
グッと踏み込むとリアを1段、2段軽くした様な感覚でスススっと回ります。
完全な状態なら100kmほどもアシストを受けながら走れるそうなので、
有意義な製品である事は間違いありませんが、まぁ・・・ウチは関係無さそうですね。
ランドナーみたいなスタイルの搭載車両が出たら良いのに、
そう思ったりするのは自分だけではないはずですが、
そんな妙なモンが登場するのはもっともっと先の事でありましょう。