井戸端監視カメラ



≠(ノットイコール)。

昨年秋の展示会会場の隅にひっそりと置かれた一台の車両。
「まだプロトだから写真も撮らんといてね」と釘をさされ、
コレが新型か・・・と眺めていたその製品名は「MidnightSpecial」

ミッドナイトスペシャル・・・ってか・・・。
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興味無い人からすれば「はぁ?」って感じだと思いますが、
モーターサイクルを好む人間にとってミッドナイトスペシャルと言えばコレ。
黒と金の組み合わせがカッコ良いのか悪いのか?なヤマハの限定車シリーズ。

ただ今回のミッドナイトスペシャルはヤマハPASの新ラインナップでなく、
Surly新製品という事ですので、色も黒・金カラーなどではなくこんな感じ。
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Surly MidnightSpecial フレームセット¥110,000(税別)

グラベルロード、というと少し違いヘッドも立ってるしリアセンターも短め。
スルーアクスルを採用した現代的マルチパーパスサイクリング車って所でしょうか?
前後共に12mmスルーアクスル前提(F:100x12 R;142x12)なれども、
間座を用いる事で旧来のQR(100&135mm)も使えるという工夫が面白く、
フレームセット¥110,000という価格も、このジャンルでは珍しいお求め易さ。

ただ、ブランドページの説明にある「Pacerの後継機」的な文言を見るに、
なるほどなるほどと右半分で頷くも、左半分固定のアシュラ男爵状態。
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組み合わせる部品の相性とか深く考えずに組めて使えて、
ズボラ&軽快&タフにロードサイクリングを楽しめるペーサーと比べると、
ミッドナイトスペシャルは絶対性能も出来る事の幅も上を行くとはいえ、
必要とする人の層は結構・・・違うんじゃなかろうか、と思う訳ですよ。


「だからペーサーは貴重」とか「ペーサー復刻すれば激売れ必至」とか、
そういう阿呆な事を言う積りは毛頭無いのですが、
「最もSurlyらしくないSurly」と揶揄された事さえあるペーサーも、
改めて今見ると、実にSurlyらしい存在だったんだなぁ、としみじみ。
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Surly Pacer(54) フレームセット¥70,000(税別)

特別な刺激や特徴がある訳でも無い、実にオーセンティックなジオメトリに、
必要以上に軽量化し無い事で得られる懐の深さと信頼性、
そして履きたいだけ太いタイヤが履けるタイヤクリアランスの余裕。

「ただサイクリングがしたい」という粗野な願望を直球でかなえる、
小技の少なさこそSurly初代当主デイブ・グレイの「っぽさ」でしたねぇ。

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で、弊店在庫最後のペーサーである、
54サイズをそろそろ組むかと思う訳ですが、
此奴、チェーンステーに塗装欠けがあるのです。

なので色を塗り直そうと思いはすれど、
何色にしようかなぁ・・・という所で思考停止。

最後の一本を勝手に塗ってしまって良いのか?
「ディスコトマトが欲しかったのに!」
というお客さんがいつか現れたらどうしよう?


と考えていても纏まらないので、以下の様な御提案で如何でしょう?

「コース1」 追加¥5,000でお好きな色に再塗装&純正新品デカール。
「コース2」 お値段そのままでFC-RS500(50x34t 170mm)をサービス。
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FC-RS500ってのは此方のクランク。
11速対応の5アームクランクという、
シマノ内でのレアキャラとして、
弊店定番だったクランクです。

ただ、「だった」という過去形の通り、
既に廃盤となってしまっております。

後継モデルとしてRS510という製品が出て来ては居るのですが、
現行シマノ製品の殆どがそうである様に変則的4アームなんですよね・・・。

いやいや!そうじゃナッシング!11速対応で5アームって所が有り難いんだよ!
適当なチェーンリングを好き放題使える110pcd5アームだから好・き・な・の!
と、ガタガタ抜かした所で廃盤は廃盤ですので受け入れるしかないです。

でも・・・ペーサーにピタリはまるクランクってコレですよ、うん。
勿論、ミッドナイトスペシャルに組んでもバッチリ似合う事でしょうけどね。
by kaleidocycle | 2018-02-18 16:33 | 商品
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