あ~、チャップイチャップイ。
こんな日は店の中に篭って、
ストーブの横でOH作業するのが一番。
夏の汗で汚れたマシーンを冬の間に綺麗にして、
スッキリお洒落に春を迎える、と。
そんな春待ち気分にさせてくれる、
ステムデザインさんのツバメジャージ。
ただツバメが描かれているだけではなく、
意匠として練り上げられているのはさすが。
っていうかステムデザインさんって、
随分方向性変えたんですね、知らなんだ。
呆けている間に知らぬ事は増えるばかり、
その弛みを巻き直すのもまた、
展示会へ行く重要な目的なのであります。
さてさて・・・お!このジレかっちょ良い!
ファブリックも良い感じだし、コレは欲しい。
で、何と言うブランドで幾らするか、ですと?
ハハハハハハッ!・・・忘れてしまいました。
お値段聞くと¥25,000位したので、「むぅ、俺にはチョッと無理」となってしまい、
その時点で情報収集システムがシャットダウンしてしまったのです。
そうやって空けた脳メモリ容量を他の商品に振り分ける訳ですが。
コレとか情報収集しまくり!な、
LakeのSPDブーツ
「MXZ200」。
本革&メンブレン入りの王道ブーツで、
レイクのウインターブーツと比べると、
ソールも広めなので歩行も調子良さげ。
ワイズもレイク平均からすると相当広めなので、今までレイクが苦手だった幅広足の人も、
コイツは別腹、になってしまうのではないかと思ってしまう本品
¥34,000。
今履いているTevaの普段履きブーツがダメになったら買うね、コレ。
足元に合わせて頭を護るモノもブラウンレザーで!って・・・凄いの出て来たな。
後頭部まで覆うジェットヘルメット的形状のカスク
「Casque3/4」。
そんじょそこらの自転車用ヘルメットよりも安全性は高そうですし、
カジュアルと言えばカジュアルなのですが・・・思考が停止してしまうのは何故でしょう。
幸か不幸かワンサイズなので私は被れません、故に評価保留、と。
まぁしかし、そもそも安全装備をですね、
見た目で良いの悪いの言うのがナンセンス。
転倒して頭打って大怪我したらどうします?
健康は何物にも代え難い!
そんな安全をいつでも持ち運べる喜び、
「ウレタン製携帯ヘルメット」。
・・・これぞ展示会の醍醐味なり。
と、京都に居たのではまず出会えない、
様々なブツの嵐に揉まれ捲くった後は、
会場を出て浅草寺前の仲見世で、
平日とは思えぬ大量の観光客に揉まれ、
次なる目的地を目指して・・・道に迷う。
道を聞こうにも外国の人ばかりで、
皆道に迷っている仲間のかもしれません。
We are the World的な?
た、辿り着いた!サミット!
と到着を喜んだのも束の間、
そのお洒落過ぎる空間に焦る。
こんな所を目的地にしていたのか、
俺は何て無謀な挑戦をしていたんだ。
しかし置いてあるモノをよく見ると・・・見慣れた自転車の匂いがする。
古チューブのリップクリームホルダーとか、古タイヤのコードホルダーとか、
コレは
gunung(グノン)さんの自転車廃材シリーズじゃないか!
こういうのを仕入れて店頭で売るのは簡単な事なんですけど、
製作者のヤマチャンから直接買って頂いた方が絶対に良いと思うんですよ。
会うだけで癒されるオッサン・ヤマチャン、気になる方は是非
gunungをチェック!
此方は自身愛用中でもある、
DecibellさんのWレバーカバー。
シマノのレバーに装着し、
3年程使っていると思うのですが、
伸びて変に緩む事も無く、
寧ろ丸く良い感じに馴染んでます。
Wレバーを触る瞬間、チョッと気持ち良いのが良いなら是非。¥1,000/個です。
お次は弊店店頭でもお馴染み
CCPさん。
一週間前に
サンプルを送って頂き、
その数の少なさに吼えていましたが、
追加で仕上がって来た中に、
良いのあるじゃないですか~。
パッと見は地味だけど、
何とな~く惹かれる地味さの、
ハイネックカットソー(¥12,000)。
ウールライクな杢のコットン、
と見せかけて実は機能素材。
薄く・軽く・暖かく・汗も溜まらない。
首元のジッパや袖先といった、
何気ない所が地味に魅力的。
コレは弊店在庫決定です。
仕上がりは少し先の2月末予定。
そして此方は何年も前から「作ってくれ作ってくれ」とせがんでいた
「ツナギ」。
カ・・・カッチョエエ・・・CCPがツナギを作るとこうなるのか・・・。
ただ素材がナイロンなので、仕事に使うにはチョッと不向きねぇ。
仕事に使う服は汚れても良いのが基本、
というか汚れた方が様になる位が良い。
当たり前田のクラッカー、と呟きながら、
歩いていた目の前に素晴らしいモノが。
ノスタルジックガレージさんが輸入する、
イタリアの作業用コート。
とんでもねぇ色が並んだモンだな、オイ。
しかし不思議なモノで袖を通してみると。
あれ?ド派手な色だけど・・・ええやんけ。
大きなポケットが沢山ついているし、
腰部には道具を引っ掛けるベルトもあり、
何より生地がビシッとしてて実に良い。
店の商品とするのは少し違う気もしますが、
個人的にコレは欲しい名も無きコート。
お値段¥12,000、アナタも一着如何?
仕事しに来たのか?遊びに来たのか?
その境界線というのは非常に曖昧であり、
強いて言えば「研修」というのが的確かと。
「面白いな~!」とか「良いな~」といった、
製品を見て触ってする事は勿論、
それを生み出す人々と触れ合える事は、
明日への活力の源となるのです。