昨日に続き東京見聞録。
「トウキョウ」と聞いて思い浮かぶ、
自転車関係の名前と言えば・・・、
やはり
東京ベルになるのではないでしょうか。
どんな工場で作られているんでしょう?
ほっかむりしたパートのオバチャンが、
物凄い速さで検品している、とか、
そんな勝手なイメージがムクムク膨らむ。
「チョイ、東京と来たらサンエス!でしょうが」
そうでしたそうでした、東京サンエスさん。
で、此方はサンエスさんが贈る新製品、
「Jクランク」のカットモデル。
ホワイトのVBCっぽい形状のJクランクですが、
「ウチのは中空だよ!」と主張しています。
ただチェーンリングが削り出しの一体モノで、
組み合わせが3種しか選べない上、
歯だけで¥21,000するってのは・・・。
とそんな風に後ろ向きに捉えていましたが、コレって
ダイレクトマウントなんですね。
じゃぁ専用リングの形状に拘りが無ければ、他社の歯を使えば良いだけの事だし、
シンプルなアーム形状&24mmスピンドルのクランクが
¥20,000。良いじゃないか。
何でも後ろ向きにばかり考えてはいけません。
美点を探して活用方法を見出すべし。
キラキラ光る
サンエクシードさんの部品群。
「残念ながらウチは11速対応製品無いんですよ」
え?11速非対応ってのはフリーボディだけの事?
それともハブボディ自体が旧寸法のままって事?
11速ハブよりもドライブ側フランジが外に出てる、
10速までの寸法と同じ規格なら寧ろ最高ですよね。
その本当の所は回答得れなかったのですが、
ヒントを得れただけ現物見た甲斐があります。
此方の製品もモニター越しで見るのと、
現物見るのでは随分イメージが違いました。
Formosaのナローワイドリングですが、
バルブが正統派青アルマイトなのに対し、
リングは薄い青というかターコイズというかな、
何とも良い発色で魅力的で御座いましたよ。
色と言えば!な此方のスポーク。
ホシさんの新製品ですが、スターブライトの後継的位置付けになるのでしょうか?
色で遊ぶスポークではなく、列強他社からの遅れを挽回すべく、
復活の狼煙としてブチかます高性能スポークとの事。
今年中に発売開始予定だそうなので、まずは自分で使ってみたいですな。
リムの
アラヤさんも地味~に攻めてます。
外幅28mmのワイド系リム「DW」の、
接合部分を見ると・・・綺麗ですねぇ。
ハイスペックを売りにするタイプではないですが、
¥3,000しない低価格帯リムでこの仕事。
凄い、実に凄い、こういう地味なの好き。
日本ブランド繋がりで、
此方は
ガモウさんのキャリア。
ステーの長さが無段階に調整可能なので、
ダボ位置が高いストラグラーとかに、
上手くフィッティング出来んじゃねぇか?と、
興味深く眺めてしまいます。
ストラグラーのダボ位置だけではなく、
色々と個性的な造りの車両が増えましたからね、
それに伴い補機類も最適化されて行くのです。
此方の
Abloc(エイブロック)のボトルは、
底を絞って逆円錐状にする事で、
ボトルの抜き差しを簡単にするアイデア製品。
前三角の小さなMTBに最高、と言いたい所ですが、
ケージとの相性が悪いと飛んで行きそうな点は注意。
「セライタと言えばフライトとSLR」
そんな認識のまま時間が止まって、
今や時代に取り残されたワタクシ。
まさか未来が過去に通じていようとは、
思いもせなんだなぁ、と驚くしかない、
セライタリアの革サドル。
こんなんあるとは知らんかった・・・。
まぁそんなこんなで勉強になる展示会。
「この製品は一体なんだろうか?」
と、疑問をいだきつつ写真をとったけれど、
担当者さんが急がしそうで話を聞けなかった、
そんな此奴は・・・グリップヒーター?
ハブダイナモからの給電は無理そうなので、
モバイルバッテリーから給電するのでしょうか?
分からないまま帰って来る、そんな事もあるのです。