細かくパラパラ降る雨は大好きなのですが、湿気が強烈ですね、今日は。
こんな週末は自転車屋も当然暇でありますので、
今回は実にどうでも良い、くだらない事を書いてみましょう。
私がNiner/RLT9で使っているのはTRP/Hylexという油圧ブレーキでして、
効き・タッチ・握り具合・指掛かりと全面的に良いブレーキで気に入っております。
ただ「取り付けバンドのナット」、此処だけはチョッと・・・。
コレ、多分チタンだと思うのですが、
かなり柔らかい素材なんですよ。
なので締めたり~、緩めたり~、
と繰り返している内に、
アレンキーの掛かりがガバガバに。
やがてナメて外せなくなる、と。
プレミアム感とか軽量化とか、
狙いがある事は分かるのですが、
自分にとっては必要が無く、
失礼承知で言えばチタンなぞ邪魔です。
なので実用的な鉄ナットに変えるべし、
と適当なナットを捜した所、
出て来たのはブレーキの沈頭ナット。
内側を揉んで、頭を少し削れば使えそうですが、
ネジ山の掛かりが浅くなるのがやや納得行かない。
じゃぁやっぱチャンとしたの買いますか、
と用意したのはTRPでもTektroでも無く、
シマノ/アルテグラのSTI用補修部品。
・ST-6800 バンドユニット(E98050) ¥765
左がシマノ、右がTRP。
同じとまでは言わねども、
代替えとするには充分な範囲です。
世の99.99%までには無用な話です、
が、此処にトラブル抱える人って、
案外少なく無いんじゃないかなぁ、と。
「ナットがガバついてナメそうで怖い」そんなTRPユーザーの方は、
本当にナメて邪魔臭い状態に陥る前に、ナット交換を検討してみては如何でしょうか?