鉄鉄鉄の鉄自転車ライフを過ごすワタクシですが。
久し振りに組んだアルミフレーム&カーボンフォーク、
PF30に前後スルーアクスルという、
ハイスペックバイク(当社比)が示す、
技術の進化にうつつを抜かしております。
いや、これはこれで・・・なるほど・・・、
進化ってゴイス~。
そんな進化の先端を世にばら撒く巨大自転車メーカー「Giant」の2017年は?
凄い!凄いですね~っ!
って何が凄いかは・・・よう分からんけど凄い。
そんなエアロロード
「Propel」を横目に通り過ぎ、
吸い寄せられ行く先に鎮座するのは、
2017年新モデルである
「Contend」の、
最上級モデルであるコンテンドSL1ディスク。
注目すべきは、¥155,000という価格なのに、
105コンポ&
油圧ディスクブレーキ!という点。
その肝というかミソというかが、ステムのフェイスプレートと一体化した、
ワイヤ引きを油圧ラインへ変換する
「Conduct Hydraulic Disk Brake」。
なんと!このCHDBは部品としての販売もされるのです。
しかも価格がマスター&前後キャリバー&オイルラインまで全て込みで
¥15,000!
基本的にはジャイアント純正ステムと組み合わせて使う製品となりますが、
ステムフェイスプレートのボルトピッチさえ合えば転用も可能でありましょう。
とりあえず10月入荷予定という事なので、入荷次第現物調査してみようと思います。
「ディスクの波はこんな所にもやって来た」という子供用ディスクシクロ、
「TCX Espoir 24/26」が新登場したのもホットニュースですな。
フロントシングル&STIのディスクシクロってか、ナウやない。
子供車としてはやや高価な¥65,000という価格も、親父のマシーンに比べりゃ、ええ。
まぁ買う買わないよりも、子供が乗ってくれるか否か?其方をポイントになろうかと。
反対に此方はジャイアント永遠の定番と言えるツーリングバイク
「Great Journey」。
内容は2016モデルと寸分違わず同じ(のはず)ですが、変わった点が2点。
「色が変わった」事と
「価格が¥1万安くなり¥10万となった」事、めでたいめでたい。
あと一台で何でも出来ます的な存在として、昨年デビューした
「Tough road」。
スタンダード版のSLR2は構成部品を小変更し、価格を¥10万切る戦略的な設定に。
また昨年はキャリアを標準装備するなどツーリングを意識していた、
上級版のSLR1は
フロントシングルの1x11とシンプル路線へ。
日常の移動道具としては勿論、林道探検やキャンプツーリングまでと、
守備範囲の広さは抜群で文句のつけ所など無さそうなタフロードですが、
どうした事か、未だに走っている姿を見た事がありません。
まぁ何と申しますか・・・
「良い人」っぽい存在なんでしょうねぇ。
他人には絶賛お奨めするけれども、自分の恋愛対象としては少し違う、みたいな。
自転車選びは恋人選び!ドキドキさせるインパクト必須!という人にはコイツでどない?
「Beliv」
ビリーブと読むそうです。
ディスクシクロというか、
グラベルロードというか、
そんな内容を無理やりにも、
ミキストフレームにぶち込んだ、
驚愕の飛び道具ですな。
広い展示会場に多くの車両が並び、
100万円近いスーパーマシンもある中、
一番目立っていた¥72,000の此奴。
フレームの加工の複雑さ加減に、
溜息出るやらニヤけるやら。
ただミキストフレームとは言え、両立てスタンドを取り付ける台座も無ければ、
ハマックス台座を取り付ける余地もギリギリっぽい
(恐らくSは着くけどXSは無理)ので、
子供乗せ車両としての能力は然程期待出来ないかと思われます。
ならばいっそ女性用ラインのLIVブランドではなく、通常ラインとして出して、
老若男女問わずに選べるモデルとして提案すれば、案外オッサンうけする気がします。
あとスタンド台座と言えば!
弊店一推しの27.5インチクロスバイク
「Gravier」がモデルチェンジしたのですが、
エスケープには無くてグラビエにはあったチャームポイントが無い!無い!無~い!
そう、
スタンドプレート台座が無くなりました。
スタンドをキッチリ取り付け出来る、
それがグラビアの素晴らしい点だったのに。
勿論、理由あっての事でしょうが、
残念無念としか言い様がありません。
スタンドプレートとの別れを惜しむ方は、
僅かに残る2016グラビエをお求め下さい。
型落ちという事で少しは安くなるでしょうし。
あ、あとGiantが放ったグラベルロード
「Revolt」がヒッソリと廃盤になってましたので、
「リボルト2017年版」を待っていた方は今すぐ在庫捜索開始される事をお勧め致します。