「ロードバイクのブレーキは今度、
ディスクブレーキが主流となるや否や?」
どうなんでしょうね~?
個人的には
「用途により棲み分けられる」が、
10年後の答なんじゃないかと想像します。
リムブレーキが醸すミニマムの美学は、
自転車という存在そのモノの根源に通じますが、
悪天候下におけるディスクは実に魅力的ですから。
さて此方に取り出しましたるリム。
雨の日も雪の日も関係無く酷使され、
リムサイドが磨耗して磨耗して磨耗して、
危険水域の奥深くまで来てしまいました。
よって組み替え作業を行ったのですが、
廃棄する前に一つの疑問が浮かびます。
このリムはあとどの程度使えたのだろうか?と。
その答を知るべく、
グランダーを片手に、
リムをジュウィーンッ!と切断。
そして出て来た断面が此方。
赤矢印が一番薄い所となり、
0.5mm無い程度となりましょうか?
リムサイドの強度が落ちて、
Y字型に開き始めています。
これが流行のワイドリム。
って否否!
爆発寸前ギリギリだった模様。
と、此処までリムを減らすのは日常移動で酷使する人が多いと思いますが、
雨や雪や泥の中を走るサイクリング野郎にとってもリム減りは脅威でありますから、
リム減りの心配をしないで良い「ディスクブレーキ」が増える事は歓迎したいと思う訳です。