井戸端監視カメラ



夢の巨獣。

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禁煙4日目、相変わらず頭がボーっとします。


そんなボーっとしたまま山を走っていると、
つい考えてしまうのはいつも「昔の道」の事。

今見えているあの山を越そう、となった時、
昔の人はどうやってルートを決めたのだろう?とか、
山賊とか居たのだろうか?なんて事を。

便利で快適な道が縦横無尽に伸びる現代、移動は出来て当たり前で、
それを「如何に速く・如何に快適に」という事が追い求められてお・り・ま・す・が。


未だ見ぬ道を走破したい!二度と来れないかもしれない道を経験したい!
そんな動物としての縄張り管理意識は、蓋の下でムラムラ沸き続けており、
間違って世に漏れ出したのが「アドベンチャーバイク」と呼ばれるジャンルかと。
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で、そんなアドベンチャーバイクの現時点における一つの頂点が、この巨獣・ECR
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デカい、とにかくデカい。
ホイルもデカけりゃフレームもデカい。

普通の26インチ車と比べると、
遠近感を感じてしまうほど、デカい。

デカさで全てを踏み潰し進むのさ~。

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8000XTのロー42tスプロケットも、
単品で見ると「デカいな~!」と感心しますが、
「29+」ホイルにセットすると到って普通。


その巨大ホイル規格「29+」と言えば、
SurlyのKrampusから始まった訳ですが。

この前代未聞の走破性をみせるホイル規格を、
敢えて「トレイルバイク」というジャンルに放り込み、
世に問うたクランパスは見事成功を収め、
「29+」を一つの定番規格とするに至りました。

この「敢えて」という所がミソで、「29+」という巨大なホイルが活きるシーンを想像した時、
一番に出て来る答はきっと、路面状況の悪い道を延々と駆け抜ける事であり、
反対にシングルトラックをヒラリと舞うというのは苦手そうだとも想像されたはず。


そんな中だったからこそ、クランパスに始めて乗った人々は「29+」の走りの軽さと、
それを見事にコンパクトに纏めたクランパスのパッケージングに衝撃を受けた訳で、
2016シーズンにはタイヤメーカー各社から「29+」タイヤが続々登場するという事態に。
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そしてクランパスに続くSurlyからの「29+」の提案はある種正当というか、
あるべき形である「道を問わない移動能力の権化」とも言うべきECRであった、と。
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ECRがクランパスと違う所は、
・フォーク長が普通の29er並みに短い
・ヘッド規格が普通のオーバーサイズ
・エンドが多用途対応のトロルエンド

という辺りが良く知られていると思います。

反面、
・シート角&ヘッド角はクランパスと同じ
・リアセンターは5mmしか違わない
・トップはクランパスの方が長い

という辺りは少し意外な点じゃないでしょうか。

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ところでECRって何の略なんでしょう?知ってますか?
恥ずかしながら販売店であるワタクシ、存じ上げません。
SurlyのHPを見て確認を試みるも・・・英語が読めないので撃沈。
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しかし手元にある「ECRシャツ」のプリントを見ているとどうやら・・・、
定まった一つの意味は無いのかもしれませんね。
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そんなECR、とても格好良く憧れますが、
今の自分には手が届きません。

この巨獣を伸び伸びと活かしきるには、
相当なスケールの土地と時間が必要なはず。


「遠くへ行きたい、未だ見ぬ道を走りたい」
そんな気持ちは常時持ち続けていますが、
人生の中での優先順位は多分13番目くらい。

こなさねばならぬアレやコレやを片付けて、当所無い旅行に出れるとするなら、
このECRはきっと最良の供となりえるでしょう。

その「いつの日か」の象徴でもあるECRは自分にとって幻獣であり、
時に夢に出て来てくれる事を心待ちにする一台であったりもするのです。
by kaleidocycle | 2015-10-18 21:45 | 商品
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