井戸端監視カメラ



ニッコリさん。

ニッコリさん。_c0189724_19273120.jpg

暑からず寒からずで実にええ気候ですな。


今朝もブラブラ山参りに行った帰り、
スコーンと下れる本道から逸れ、
狭っくるしい小路をゴソゴソガタガタ。


入らんでええ道につい入りたくなるのは、
巣穴を求める動物の本能なのでしょうか?

ニッコリさん。_c0189724_19281089.jpg

多少路面がデコボコだろうが、
人間様が作った道である限り、
細っこいタイヤでも何とかなる。

でも普通に舗装路を走り、
時に未舗装もとなると、
少し太い28cが良い塩梅。

ニッコリさん。_c0189724_1928190.jpg

ハンドルも普通のドロップで良いけれど、
ガタガタにハンドル取られない様、
少し抑え込みが効く形状なら、
より良いのでハの字が快適。

握り返しが素早く出来る、
コンパクトバーというのもまた良い。


しかし・・・何か違う、少し違うとハンドル形状の追求は終りなく続くも、
希望に叶う形状のハンドルがこの世に存在しているとは限らないので悶々。


もっと肩がコウでトップはコウで曲がりがこんな感じで・・・、
と妄想が過ぎたのでしょうか?幻覚が見え始めた模様です。
いや違う!コレは幻覚ではなく現物だ!
ニッコリさん。_c0189724_19282776.jpg


Simworks To-Smile Bar  ¥7,400(税別)

パッと見ると「マウンテンドロップ?」と思いそうですがチト違う、いや全然違う。
それでは自分の好むハンドル達と、並べて比較して参りましょう。
ニッコリさん。_c0189724_19504112.jpg

まずはディズナのバンディーバー
超コンパクトハンドルとして、
扱い易さは天下一品、略して天一。

ただそのコンパクトさが時に窮屈で、
もっとポジションの振り幅大きくしたい!
という想いが沸々と湧き出たりも。

ニッコリさん。_c0189724_19505435.jpg
肩幅を見るとバンディーの方が広いですが、
ハの字っぷり(開き角度)が違う為、
ブラケットを握った際の幅は、
To-Smail(T/S)の方が広くなります。


バンディー約380mmに対し、
T/Sは430~450mmといった所。

「バンディー握り易いんだけど、ブラケット握ると少し狭過ぎるんだよな~」
と思っている人なら、このブラケット幅に興味湧くのでは?


ニッコリさん。_c0189724_19314663.jpg

ハの字形状のハンドルという時点で、
ドロップ界における「その他」枠なので、
枠内メジャーのバンディーと比べましたが、
形状的には全く違うので比較する意味は薄い。


それよりももっと比べたくなるのは此方の1本。

開き角度がほぼ同じ事からも、
T/Sと何かしら血縁がある事を匂わせる・・・。

ニッコリさん。_c0189724_19315893.jpg
日東のラウッターワーサータイプバー、
「B130AA」と並べてみるとこんな感じ。


B130は変速機が無い時代のデザイン故、
下ハン握った時のビシッ!とした感じは、
非常に気持ちの良いモノであり大好き。

ですが、今はもう使っていません。

というのも、様々な地形込みで長時間走るとなると、
肩幅の狭さと、ポジション選択幅の狭さという「ダブル狭さ」が足を引っ張り、
下ハンの感触に未練を残しながらも使う事をやめてしまいました。

まぁこの狭さがシルエットの流麗さを生む事は確かなので、
使う用途が合わなかった、というのが正しい理由になると思うのですが、
その点!T/Sは下ハンの角度そのままにブラケット幅が使える幅となり、
またB130には存在しなかった「トップを握る」という選択肢が生まれた!


ニッコリさん。_c0189724_193296.jpg
下ハン握ってると、何かに近い。
何だったっけ?この感じ?


と思い起こして気がついた点、
末幅がマスタッシュバーとほぼ同じ

なのでエンド握るとマスタッシュと同じ。

つまりT/Sの正体とは、ラウッターワーサーとマスタッシュを融合した、
正当進化サイクリングハンドルバーと言えるのではないか?と思う訳です。


ニッコリさん。_c0189724_19322098.jpg

バンディーバー、B130AA、
そしてマスタッシュという、
自分のお気に入りハンドル3種。


其々素晴らしいハンドルですが、
モヤモヤした不満はやはりあった。

それを纏めて払拭してしまいそうな形状で登場した「To-Smile」
笑顔の為に?馬鹿言ってんじゃねぇですよ、こちとら眉間に皺寄せ悩みに悩んでいます。
この期待膨らむハンドルを、一体どの車両から試して行けば良いのだろうか?と。

Hoboで使えばきっと良いんだろうなぁ、と思うけど、
トッツァン固定ギアに嵌めても間違い無く良いだろうし、
Pikeにセットしたら新鮮な乗り味を感じさせてくれそうだしで・・・ん~。


ニッコリさん。_c0189724_19323252.jpg
そんなTo-Smileは幅2種展開。

自分はマルチに使える520mmに夢中ですが、
よりワイドな560mmというのもあります。


560mmというと相当な幅なので、
ピタッと来る車両も中々少ないと思いますが、
此奴などは560mmがジャストなのでしょうね。

此奴の事は・・・また明日以降にでも。
by kaleidocycle | 2015-10-08 21:53 | 商品
<< 食玩。 バラ時代。 >>


空井戸サイクル

by kaleidocycle
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
カテゴリ
以前の記事
2018年 05月
2018年 04月
2018年 03月
2018年 02月
2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
空井戸サイクル
(カライドサイクル)

〒602-8044
京都市上京区堀川下立売
東入ル東橋詰町167-2

℡ 075-755-6627

kaleidocycle.jp
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧