テストだテストだ、テストライドで~い!
という事で駆け出した盆前の朝。
跨るはモンキーさんのプロトタイプ試乗車、
台湾坊主「
98-ST7」、かと思いきや・・・。
ち、違う!
このスーパーマシーンは、
一体何者なのだ?
先日
トップチューブぶった切り作業を行ったEBSの
ボッカ改です。
ホリゾンタルのトップを差し替え、ループトップとしたスタッガート形状、
どうでしょう?塗って組み上げるとかなりイカしてませんか?
そもそもこのボッカ改は、
後に
チャイルドシートを取り付けた際、
前からフレームを跨げた方が便利、
という事で加工したのですが。
それに伴う林道走破性の変化が、
どの様なモノなのか?と気になり、
まずは
素の状態で林道へ出向いた今回。
良い・悪いとか感じ始める以前に、
トップチューブが無い事の違和感は絶大。
ノーパンで出掛けた様な感じ、と言えば近いか。
しかし手前味噌ですが、相変わらずよく走る。
この踏んだ時の自然に進む感じは、
ボッカの其れをそのまま維持しており、
目を瞑って走れば違和感はほぼ無いかと。
ただ切るモン切っちゃったので
ヘッド周りの剛性はやはり下がり、
特に横剛性の低下は顕著、イチビって攻めるとフラっと破綻します。
でも全然OKなレベル。
この自転車で攻めようって方がどうかしてる。
オンロードを気楽&軽快に走り、
オフロードへも臆する事無く入って行ける、
そんなトレッキングバイクとしての性能は、
充分確保出来ていますから。
そう、MTBとしてでは無くて。
クロスバイクでもママチャリでも無くて。
「自転車がコレだから何々が出来ない」
そんなくびきを叩き割ってくれる一台として、
この一台は凄くオモシロい存在となりそうです。
林道を走るだけでは無いのだから、
ライトも
バレットライティングをセットし、
いつでもどこでも走る準備は万全。
子供を載せる為だけなら、ロングテールや電動の方が確実に優れていますが、
「もっと軽快に、漕いでいる自分自身も楽しく子供と移動できたなら・・・」
そんな100%保護者になり切れないサイクル野郎への一撃たるボッカ改。
子供を載せる為の
キャリアと、その際に便利な
両立てスタンドも同時製作していますが、
暫くは素の状態のまま色々な林道を走り込んでテストを続け、
気が済んだら子乗せとスタンドを取り付けて
息子を載せダートライドテイスティング!
ってやると母チャンに怒られるので、10kgの米袋でテストしようと思います・・・。