朝晩は冷え込みを感じるモノの、
日中はポッカリ陽気で平穏そのもの。
今朝も息子を連れて散歩していたのですが、
公園で弁当ひろげる幼児の群れなどを見るに、
「嗚呼、息子が歩ける様になったら、
自分もきっとあの様に弁当ひろげて・・・」
と、憧れに悶え狂ってしましました。
そう、時は正にピクニック最適シーズン。
三段重の弁当拵えるもよし、
テイクアウトで大きなピザ買うもよし。
さぁ!自転車漕いで川原に集合だ~!
という時、
誰がどの様に弁当運ぶか?
弁当は担当者が車で運ぶ?ナンセンス。
そういった時にはロングテール乗りが輝く訳ですが、
フロントラックでサッと運ぶってのも中々小粋。
そのラックがこんなのなら、もうアンタ・・・ねぇ。
・Simworks Potluck ¥15,000(税別)
今週、シムワークスより発射された、
フロントキャリアのニューモデル。
まず目を惹くのはそのサイズ。
ご覧の様にテーブルラック類の中では、
画期的に
コンパクトな天板。
広げたオッサンの手が丁度乗るくらい。
このサイズ感が絶妙。
一般的なテーブルラックは天板がもっと広く、
大きな荷物も載せ易い・・・と思い勝ちですが、
実際にはこれ位の天板でも、
大きな箱物は十二分に積載&運搬可能。
天板に荷物を載せるだけでなく、
左右にパニアを装着する事も出来るので、
ツーリングギアとしての才能も秘めてます。
で、このラックの「偉い!」と思う所は、
敢えて汎用性を絞る事で生まれる、
品の良さとでもいうべきその雰囲気。
足の長さの調整なんかありませんし、
リムブレーキのモデルしか着きません。
が、その代わりに「品」を得ている。
取り付け要件を満たしていないとは知りながら、トッツアン・ピストに仮付けしてみる。
一般的なテーブルラックってのは、デフォルメされたイメージと言うか、
崩し切った愛らしさみたいな印象を与えてくれ、それはそれで悪くないのですが、
このポットラックにはそういった甘ったるい感じが無く、シュッと纏まり実に男前。
ちと加工してでも装着してしまいたくなる、それ程ええ感じです。
天板の幅が狭くなった事で、
ハンドルがクルンと回ってフレームにガツン!
てな事態に陥る事もかなり少なくなりそう。
全体的にコンパクトになった事で、
重量面でも軽量化に繋がっており、
約700gと装着の負担は最小限。
寧ろ何で今までこのサイズじゃなかったんだろう?
これを企画したのがSimworks内の、
いったい誰なのかは全く知りませんが、
「素晴らしい」「天才的」と褒めて差し上げましょう。
軽量で扱い易く美しい。
「良いフロントラックが欲しい」と、
漠然とした考えが頭にあったアナタ。
アナタの頭の中にあったのは、
このポットラックじゃなかったですか?
花見やピクニックの最盛期を前にして顕現したこのラック。
ディスクブレーキ全盛の今ですが、リムブレーキユーザーはガッツポーズを決めて下さい。