井戸端監視カメラ



進化検証。

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現在、パイクに取り付けております、
オーストリッチのサドルバッグ「SP-731」。

この使い手を問わぬニュートラル感、
言い換えるとイモ臭さ加減に、
我が好感神経は刺激され、
弁当入れとして毎日楽しく愛用中。

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オーストリッチの横型サドルバッグといえば、
「S-2」という帆布のクラシカルなモデルが代表的。

対して此方のSP-731は少々小振りであり、
内部にアルミフレームを設ける事で、
バッグサポーター無しでも型が崩れず、
それなりにセット出来るというモダンモデル。


ただこの手の形状の問題点として、
「腿裏とバッグが接触する」というのがあり、
使えば慣れる範囲とは言え、注意点である事は確か。



容量を確保しながらも腿との接触を防ぐには? 「横幅つめて後に伸ばす!」
という事で現在主流となりつつあるのが容量可変のシートバッグであります。
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米国に端を発するこのシートバッグ、
様々なメーカーのモノが存在しますが、
完成度と価格で先頭を行くのは、
我等が日本国産のFairWheather製品。

弊店でも定番品となっている本品ですが、、
旧いモノと現行のモノを見比べると?
似てるけど・・・違う。

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まずシートポストへの固定用ベルト。

右の旧品(私物)は3枚のベルクロで、
左右からシートポストをガシっと抱え込む。

対し左の現行品は、ループを介する事で、
ベルトのテンションを上げられ、
またベルト端部は邪魔にならぬ様、
サイドのポケットへと仕舞い込める様に。

この点、旧型は使用中にズレてしまわぬ様にベルト3枚と強化したのに対し、
現行は方式を根本的に改め、より強力に固定する事を可能とし、
更にペダリング時の足との接触への配慮も施されている訳です。


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続いて底に目をやると、
考え方の違いが見て取れます。

右の旧品にはあった水抜き穴が、
左の現行品では削除されています。

此処はどちらが優れている!とは、
言い切れない難しい箇所だと思います。

そもそも取り付け位置が、後輪からの巻上げに晒される場所ですので、
製品自体、基本的な防水性能は担保されていますが、
降雨下の荷物出し入れなど、使用状況によっては水の浸入も予想される。

その浸水に対し、水抜きを設ける事で底に溜まる事を防ぐか?
もしくは水抜き穴から入る水さえも止め様とするか?
此処は使い手の考え方次第だと思いますが、
現行品は使い手に慎重さを求める事を前提とした仕様、と受け取れるかと。
言い換えると旧品の方がよりハードな使用前提だった様にも思われます。


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次にシートレールへ固定するベルトが、
旧品のナイロンベルトから、
合皮のノンスリップ素材に変更。


荷物の過重を最も受ける箇所なので、
ナイロンの方がより好都合では?
そんな風に思いそうになりま・す・が。

此処は近年一般化の度合いが進んでいる、カーボンレールのサドルで使用した際、
レールへの攻撃性を抑える為の配慮だそうな。
色々な人が使う状況を想定しているんですね~!


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そして変更点の真打ち、
最大の違いはサイドショットで一目瞭然。


上が旧品、下が現行品。

何か・・・現行品の方がゴチャっとしてますね。

え~と、え~と・・・あ!ベルトが多い!


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そう、旧来の底部からの保持ベルトに加え、
ロールアップ開口部から伸び、
前方へと締め上げるベルトが追加。


荷物を圧縮する能力が増す事で、
乗車時のバッグの揺れを抑え、
また不意の開口を防ぐ事にも繋がります。

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ん~、素晴らしい進化だ。

でも実際に装着してみると・・・、
ゴチャゴチャしてて邪魔臭いなぁ、コレ。
単純さを愛する人間として、
この変更点は要らんよ、要らん。

「あ。」 取れた。

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この追加されたベルトはデタッチャブル、
なので必要無ければ外す事も可能で、
外してしまえば旧品に準じた内容。

サイクリング程度なら外してシンプルに、
荷物詰め込むツーリングや、
ダートへ進入する時には装着して強固に。

そんな感じの使い分けになろうかと。

歴史の浅いモノだからこそ、改良する余地はあり、進化は止まらない。
いや、進化を止めても誰も気にしないかもしれないけれど、
製品をより良くして行こうと行動している事は、何より評価すべき点であると思ったりします。
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知る限り現行品は3rdバージョンになりましょうか。
新色のコヨーテブラウンも入荷していますので、
1st、2nd、3rdと入り混じった店頭在庫から、
お好きなの選んだって下さい。

・Fair-Weather シートバッグ ¥12,800(税別)
by kaleidocycle | 2015-01-21 19:38 | 商品
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