朝起きて、空を見ると晴れ・・・か?
何とも微妙な所ですが、考えるよりまず行動、
峠を上り始めたモノの上りる前に雨がパラパラ。
雨宿りをしながら、タバコをふかし、
「ま、降るわな、この空では・・・」
と、当然の成り行きにぼんやり。
こういう時にフェンダーがあれば、ケツを濡らす事無く走れるのだけれど、
手持ちのマシーンの中でフェンダーがついているのは、ロングテールバイク一台のみ。
まぁフェンダーがついてるからといって、
コレで峠を越えてオモロイか?ってのは、
また話は別なのですが。
行こうと思えば何処でも行ける、
シングルスピードであろうとも、
立ち漕ぎパワー全開で何処へでも。
でもそれは荷物が少ない時の事であり、
荷物を満載した状況となると、
さすがにシングルでは泣きが入る。
第一子も順調に育っている事だし、
今後はボーイを乗せて峠の向こうへ、
そんな機会が発生するやもしれん、
いや、そうした~い。
という事でSSロングテールの多段化を決行。
使うはシマノの
内装5段ハブ「SG-5R」。
発表されてからもう1年半経つものの、基本的に高級ママチャリの為の存在の様で、
単品販売が中々出なかったコイツがやっと先週手元に届きました。
ま、自分が忘れていたというのもあるんですけどね・・・。
で、取り合えず組んで行く訳ですが、
内装ハブでありますから当然重い。
スポーク摘んで引き上げるハブの、
その重量感ったら中々豪快。
組んだホイルの重量を計ってみると、
シングルと比べて
1kg弱増量。
SSロングテールの魅力であった、軽快さとはこれでサヨウナラです。
しかし代わりに変速という文明の利器が!
正直、5段も要らなくて3段で充分。
でも
内装3段ハブは幅が・・・とかよりも、
ワイヤが両タイコの専用品の為、
ロングテールにつけるに適した、
長いシフトワイヤってのが無いんですね~。
その点、今回の内装5段は内装8段や11段と同じくカセットジョイントを使うタイプなので、
ワイヤの長さを自由自在に設定出来ます。
そして価格がハブで約¥9,000のシフター約¥1,800、そして取り付け小物約¥3,000の、
計¥14,000弱と、内装8段と比べると随分リーズナブル。
キャパシティー200%と、それ程変速幅がある訳では無いのですが、
ロングテールを実用車と考えるなら、まぁ充分なんじゃないかなぁと思いますし。
「で、何で外装ではなく内装なの?」
・・・何となく
「内装&ハブダイナモ&フルフェンダー」という、
ガチガチの実用品にしたかった、それだけです。
因みにロングテールを内装やシングルで作ると、
両立てスタンド
「キックバック」が着かなくなる
(工夫次第で何とかなるけど)ので、
ロングテール内装化を試みる人は、その点ご注意あれ!