台風一過という事で、
過ごし易い一日となった本日日曜。
「皆様走りに行く=自転車屋暇」という事で、
昨日仕上げ切れなかったストラグラーを、
切りの良い所まで仕上げました。
さぁ!コレが2014Surlyの本命モデルストラグラー!(フレーム&フォーク¥67,200)
「ってドロップハンドル違うんかいな」という話でありますが、ドロップは完成車に任せといて、
まずは主観を盛り込みまくってフレームから組んでみました。
コンセプトは
年に1~2回しかシクロレースに出ない人が一番良い結果を出せる一台。
ダートでドロップは扱い切れない、
でもフラットバーじゃ踏ん張れない、
そんな状況下で最も早く走れるのは、
きっとこのハンドルなのでは?
という事でハンドルは自分も愛用している、
加速装置搭載ハンドル「Calsaga-bar」
踏む時はツノ握って、抑え込む時はフラット握って、
と、踏力を注入する事に専念するのがまず第一。
なので、
変速はリアのみの1x10。
手元にシフターつけると握りが狭くなりがち、
そんなキャルサガバーですから、
シフターはブレーキレバーと共締めする、
「i-Spec」で最大限の握り幅を確保。
フロントシングルとは言え、
スプロケは11-36tの
ワイドレシオで、
草レースは勿論、普段のライドも充分カバー。
今回の仕様で言うとフロントは39tなので、
一番軽くすると
「39tx36t=1.08」と、
フロントトリプルのロードの一番軽いギア位。
の?充分でっしゃろ?
コンポは丁度良さ加減が魅力のSLXで、
リアディレーラはスタビライザー付きなので・・・。
チェーンの暴れも抑えられ、
フロントシングルでもそうそう落ちな~い。
クランクは弊店定番のアルフィーネ。
軽量アルミ製リングガード付きで、
チェーン落ちを防ぐ&見た目もスマート。
ツルンとしたこの見た目がまた非常に良い。
タイヤは「コレでしょ!」という、
ブルース・ゴードンの
ロックンロード。
43cという圧倒的エアボリュームに加え、
グリップ感と転がりの軽さをバランスした、
独自のパターンで泥でも砂でも何でも来い!
ディスクブレーキ&余裕のクリアランスで、
泥詰まりの不安も無し。
と、そんなこんなな一台。
不特定多数へ向けた効率化、
そんなメーカー完成車に対し、
ある特定の人に対する、
効率化で答えた弊店仕様。
こんな感じで
約19万円。
SLXコンポ、Siworksコックピット、
フライト1990、ロックンロードと、
少々盛り込み過ぎた感もありますが、
端から端まで結構良いパーツ構成。
「メーカー完成車¥228,900」
の予算以下でも此処まで行ける!
オン・オフ問わずガシガシ踏んで越えて行きたい!そんな人はこんなので。
「いやいや、俺ならストラグラーを・・・」という人は、その人なりのストラグラーをという事で、
Surly2014モデルの本命モデル
「ストラグラー」、デビューです。