今朝、家内から恐るべき願い出がありまして。
曰く
「寒いのでストーブを焚きたい。ついては灯油を所望する」との事。
貴様!生活環境へ順応するという努力を、少しでも良いから見せんかい!
こんなに良い気候、そうそうありまへんで?
コレで文句言うてたら、一年中文句続きまっせ。
とは言いながらも。
日が暮れると手足の先が少々冷たい。
そうか・・・流石に
SPDサンダルは、
もう終りかもしれんなぁ・・・。
よし!じゃぁコイツの出番か!
と言うには明らかに早く、
間にもう一つ普通の靴が挟まるべき。
しかし本当に必要な時には、
どうせ手に入らなくなっている。
だから今紹介しましょう、
45NRTHの新シューズ。
・45NRTH ファーストカット ¥23,100
昨年リリースされた「ウルフハンマー」が、
超絶防寒シューズだったのに対し、
このファーストカットは
激防寒シューズ位。
想定気温が高めになる、と言う事は?
雪が解けて水になるという事も想定される為、
より防水に重きを置いており、
表面はイルカの様にツルンツルン。
足首周りのみはネオプレンで、
足首をギュッと締め込み、
雪の進入を防ぎます。
こんな所から雪が入るのか?
当ったり前じゃないですか!
鬱陶しいにも程がありますよ。
前面にある止水ジッパをズバンと開いて、
外の皮を一枚剥くと、
内面はフリースが張られており、
如何にも温たそうであります。
そして中からもう一足靴が出て来る、と。
そう、45NRTHのシューズは、
靴を2つ重ねて履く様な構造になっています。
故に非常に暖かい訳ですが、
脱ぎ履きがし難くなる傾向も。
その点、このファーストカットは、
ウルフハンマーと比べて非常に
履き易くなっており、
踵のペロンを引っ張りながら履けば、
踵を踏んで潰してしまう事も無いし、
レースもファーストレースで引っ張るだけ。
内側の靴の内部へと更に進入すると。
やはり内面にはフリースが張られており、
都合フリース2重防壁となっておる、と。
そら温いだろうさな。
横や上は良いとして、
冷気は下からもやって来る。
だから
ソールも防寒仕様。
ウール素材で保温性を確保すると共に、
アルミを混入する事で遮熱効果も。
ソールを引っくり返すと、
裏面はワッフル状態になっており、
此処に溜め込まれた空気が、
更に更に冷気の進入を阻む訳です。
如何でしょう!
このダメ押し感!
コレだけやってんのに、45NRTHとしては
「甘口」ってんだから恐ろしい。
しかし日本の我々が冬季に使う事を考えれば、コレでも充分以上の防御力。
価格もとてもとても現実的、というより最早安い
¥23,100!
年一回の生産という事で、本当に必要になった時にはモノは無いはず。
さぁ!
さぁ!さぁ!