「Climb to the sun」
=太陽まで駆け上がれ!
そんな素敵な名前のヒルクライムイベントが、
何処か異国であったと思いますが。
今朝も独りクライム・トウ・ザ・サン状態。
て、こんな勾配は一瞬だけ、
だから楽しく上れるんです・・・。
楽しくエッホエッホとマイペースで上っていると、
その歩みを遮るモノが!
道路工事です。
ご苦労様です!
路面を綺麗にして頂いて、実に有り難い!
しかし、規制で待ち時間10分は・・・辛い。
警備員のオッチャンのGoサインで、
再度走り出したは良いけれど。
路面はハツられ、未舗装状態。
あらヨッと、ハッとな!
綺麗な舗装路を走るだけなら、
23cの薄々タイヤは快適至極ですが、
突如現れたこんな路面では、
どうしても慎重さを要しますな。
そう、本当に。
綺麗な舗装路を走るだけなら。
しかし、綺麗な舗装路だけではなく、
時に横道に逸れる自由というモノを、
もし望むのであれば「普通のロード」では、
少しニーズに合致していないと言えるかも。
「それならクロスバイクで良いじゃない」
と言えれば良いけど、
やっぱりロードの踏み感が欲しい。
そんな微妙過ぎる我侭を持った人へ向けた一台が、
EBSのネオスポルティフ
「Hobo」な訳です。
やっと店頭展示車が仕上がりました、これで
Mサイズ(トップ535mm)。
ザックリとしたイメージでは身長170cm台前半の人が対象かと。
ブレーキ位置をギリギリまで煮詰める事で、
ショートアーチブレーキでも、
シュー下端でジャストな位置にフィッティング可能。
その恩恵はタイヤクリアランスの余裕となり、
例えばこの、25cと言えない程に太い、
IRCロードライト25cを履かせても、
クリアランスはご覧の通り、余裕余裕~。
32c位でも履けるけど、
25c~28cのタイヤに本所のフェンダー、
そんなのもええですな。
エンドにはコソっとアイレットもあり。
コレをフェンダーダボとして使うもよし、
キャリアダボとして使うもよし。
と、太目のタイヤを履かせて~。
軽いギアをくるくる回して峠を制覇し!
路面の荒れた廃道や田舎道のクルージングも、
体への衝撃を和らげ楽々ライド!
そんな感じですな。
ただこのHobo。
ジオメトリ的にはバッチリロードなので、
23cを履かせれば真っ当なスチールロード。
この
一台で二度美味しい感じが良いのでは、と。
先だけチョコっとベントさせた、
リアバックの慎ましやかな仕上がり。
そこに日東のMod.55ハンドル、
それ等の織り成すスタイリングは、
充分に「趣味性」を語れる世界では?
ただ昔のスタイルを追う、
それだけなら、本当に旧い車両が良い。
しかしそうでは無く、
昔のスタイルの中に有った美点を、
現代の中でどう抽出し昇華出来るか?
そんなのも面白いんじゃないかなぁ、
と言う提案がこのHobo。
完組みホイルや105のクランクも、パシっとはまってますやろ?
と、そんなこんななHoboの、
店頭展示車両。
105のWレバー駆動、ポジション周りは日東、
色は限り無く黒に近いブラウンと、
落ち着いたシルバーメタリックの2トン、
他はなんじゃかんじゃとええ様にして、
サンプル価格
¥210,000也。
フレーム&フォーク¥118,000(単色塗装込)で、
オーダー承ります、ってのが基本になります。
Hoboを生み出すEBSの生産予定も、
年内の予定がほぼ埋まりつつありますので、
年内納品となると、そろそろ締め切りですね。
今晩は
鞍馬の火祭り。
車で行くと大渋滞、電車で行くと超満員、
だから自転車で行くのが良い訳ですが。
あっちこっちへ、方々へ行く時、
こんなHoboがお供なら・・・良いと思いませんか?