井戸端監視カメラ



或る日。

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本日はサイクリングならぬモーターサイクリング

この所、何かにつけドタバタしており、
オートバイに乗る機会に恵まれず悶々と。


しかし!遂に!
ダダダダダダダダーっと行く春の日。
ライダースを着るには、さすがにもう暑いか?
という心配を他所に、向かった先は肌寒かったり。

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本日の第一チェックポイントは、
綾部市にある「若宮酒造」さん。

綾小町という銘柄の酒の製造元であり、
此方の生酒は自分のフェイバリット酒であります。


この酒をですなぁ、補陀落山荘で出すメニューに、
是非加えたい!と思うのは自明の理。

という事で田舎道をノンビリ流して買出しツーリング。

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目的達成、さぁ帰ろう。

なんてのは野暮の極み。


第二チェックポイントである海まで出て、
明日以降の食料として干物を入手。

当たり前やけど、海の近くで買うと安いんよねぇ。

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海岸沿いを北上しながら、
通り掛かった青葉山をグルっと左折。

そこは高浜原発。


緊張感溢れる物々しい警備が・・・、
という事も無く、昔と変わらぬいつもの原発。

でも監視カメラは此方の方を向いている原発。

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もう何度通った事か数え切れない163号線を、
京都方向に帰り始める。

と見せかけ、三国岳方面へ進行。


この先では広域林道の整備作業が、
いまだ進められているにも拘わらず、
通る車は作業の為の車のみ。

橋の欄干ももうギリギリ状態。

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荒れた林道をズイズイ進むと、
突然見えて来る「廃村」


廃村と言っても、京都付近にある廃村は、
最後の人が離村してから随分と時が経ち、
家屋も蔵も、皆倒壊してしまっている所が殆ど。

しかし、この村落には昭和の終わり頃廃村となり、
それから四半世紀しか経たない若い廃村。

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廃村となった理由は、
村落の脇を流れる川にダムを作る計画があり、
この村落をはじめ、周辺の村落も、
ダム湖の底に沈む、という計画だったから。

昭和40年代の事だそうです。


当然、補償金を手に早期に離村する人と、
開発に反対活動を続ける人との間で、
軋轢が生じ、こんな看板が挙がる事に。

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城山三郎の「黄金峡」を地で行く様な話ですが、
この村落、全ての家屋を数えてみても、
両手にも満たない様な小さな村落で、
反対運動と言っても、限界があったはず。


それでも今、此処がダムの底に沈んでいないのは、
反対運動が功を奏しただけではなく、
効率化と環境保護の観点から、
ダム計画自体が中止になったから。

その中止が決定されたのは、5年ほど前の事。

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電気業界・地元自治体・環境保全地域を持つ主、
そして脱ダムと言う流行り文句を放った社会。

それ等の間で、川面に流れる木の葉の様に、
翻弄されたであろう、住人達の生活。

アクセスの圧倒的に悪いこの地域では、
子供を学校に通わす事も、
若い世代が生活を維持する事も、
現代では共に難しい事であったろうから、
遅かれ早かれ、廃村になる運命だったのかも。

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しかし。
そんなある種決定付けられた廃村への道を、
決定したのが外力だった、
というのは悲しいとしか言いようが無い。

自分が小学生の頃、そこにはまだ人が住んでいた、
彼等は何を思い、日々何をして生活していたのか?


そんな事に想いを馳せながら、
美山の道をダダダダダダダっと抜け、
補陀落山荘に帰着。

という訳で「しぼりたて生酒」補陀落山荘に入りました。
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自転車ゲストハウスとしての正式オープン(6月中?)を目指し、
来られた方へ提供する為のメニューや何だかんだを、日々練り込んでおります。
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正式なインフォメーションは、
まだ何も出せていませんが、
管理人はほぼ毎日居りますので、
興味を持って頂けた方は、
いつでも遊びに来て下さいませ。

暇潰しにはとても良い所でっせ。

by kaleidocycle | 2012-05-31 18:43 | 補陀落山荘
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