井戸端監視カメラ



台風一過。

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今振り返ると、もう何日も何日も前の事の様ですが、
一昨日の日暮れ、独り花脊峠を上っていました。



上を見上げると、切込みだけが青く浮かぶ、
その底をイモムシの様に、ただ目的地目指し。


「こんな田舎の、更に山奥に、
 本当に人が集まってなどいるのだろうか?」


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と、此処へ来た誰もが考えた事でしょう。
そんな不安へのカウンターパンチとして、
人で溢れる補陀落山荘が迎えてくれる、と。


既に始まっている晩飯に「出遅れたか!」と、
悔しさを感じつつ振り返ると、更に出遅れた人が。
その後ろには更に出遅れた人が、
更に後ろには・・・とダラダラ続き、やがて混沌へと。

呑みながらの与太話が続く中、脱落者は次々と夢の世界へ羽ばたいて行く。
しかし選ばれし精鋭は気を抜く事など無く、空が白むまで延々と。



カエルの大合唱の中テントに潜り込み、鳥の鳴き声で起床すると、
周りは弁当の準備や山荘周辺の散策にと、既に活動開始状態。
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「SalsaCyclesのスタッフが京都に来る」
という事で企画した、今回の京都山奥ツアー、
集まった猛者は24名

コンビニはおろか自販機さえ無い道を一日かけて走る、
つまり昼飯は弁当という事になる訳で、
食事班は朝から米を炊き続けていたのです。


結果、昼飯のオニギリだけで、
5kg近く米を炊いたそうな、おそろしや。

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そんな弁当を配給されたなら、
其々のバッグに詰め込んでゴー・ザ・マウンテン!


今回のコースは、
「全行程40km弱の約半分までが未舗装で、
 殆ど押しも担ぎも無く、乗車率は95%クラス」

という甘美な響き。

さぁ、京都の奥地へ入り込もうぞ!

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ロードバイクでは無理で、
MTBで走るにはパンチが薄い。



けど、走っているだけで面白い、
そんなこのコースは、Salsaが掲げる、
「Adventure」というコンセプトに対する、
自分の「こういう事だろ?」という回答例。

コテコテのトレールバイクから、北海道から来たツーリングバイク、シングルスピードMTB、
シクロクロスにファットバイク、Salsaのアドベンチャーバイクと走る自転車百花繚乱。
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どんな自転車に乗っていようと、
この道を駆け抜けたという事実は同じ。
そして今日抱えている足の痛みも同じ。


「未経験者に説明不能、でも経験者に説明無用」
なんてリリックがありましたが正にそれ。
この気分は走った人は皆分かるし、
走っていない人には伝わらない。

だからコースの写真は無し。
(引くのに夢中で、写真撮る余裕が無かったとも言いますが・・・)
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そんなこんなでSalsaJapanTour in 京都、
好天にも恵まれ、怪我もトラブルも無しで、
無事終了です。


いつも独りで走ってばかりの自分にとって、
24名もの大所帯を引っぱるというのは初の経験。
無事終えられた安堵感と、
一日中しゃべり続けながら走った疲労感で、
夜になる頃には、目の周りがチカチカしてました。

仕事で世界中を回っていた知人が、出先で尋ねていたという言葉、
「この土地で、アナタがもし一生に一度しか走れないとするなら、どこを走りますか?」
この言葉は、自分の脳裏にいつもフワフラ浮いていました。

だから、Salsaと京都のトレールを走るにあたって、
「一生に一度、京都で走るなら此処を走る」そんなコースを設定した今回。

もし此処をご覧のアナタが京都に来るのなら、
そんな一生に一度の価値があるトレールをご案内出来る様、
引き続き補陀落山荘、ブラッシュアップを進めますので、
正式にオープン出来る日を楽しみにしていて下さい!
by kaleidocycle | 2012-05-18 19:17 | 補陀落山荘
<< 明るい日と書いて明日。 「時は来た、それだけだ」という名言。 >>

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