自転車に興味の無い人に自分の自転車の事を説明すると、
「馬鹿じゃないの?」という反応が返って来ませんか?
そう、趣味とはそういうモノ。
と言うか、万人共通の良いモノは趣味とは言わんですわな。
まぁ自転車は便利グッズであると同時に趣味としての性質もあり、
その振り幅は人其々だったりする所が、とても素敵であります。
で、その自転車を構成する色々の中でも重要な位置を占める
「シフター」。
コレも純粋なる性能や使い勝手だけで言えば、
絶対的位置に
「デュアルコントロールレバー」という存在があり、
ロードバイクにおいては電動まで出てしまったりしております。
しかしそんな便利な電動デュアルコントロールも、
全ての人の支持を得られてる訳でもなく、
MTB用デュアルコントロールに至っては、廃盤の憂き目にあったり・・・。

そんなMTBのフラットバーは置いといて、
ドロップハンドルに合わすとなると、
自分は
Wレバー支持者であります。
デュアルコントロールとWレバー、
それ以外の選択肢と言うと、バーエンドコントローラ。
更にそれ以外!となると非常にマイナーになりますが、
例えばこんな懐かしの
コマンドシフターなんてのも。
今見ると結構良いじゃないか、と思いますが、
まぁメーカー自体が無くなってますしねぇ・・・。

こんなのもありました。
KellyBikeの
テイクオフレバー!
着ける位置や動きとしては、
コマンドシフターに近かったですが、
シマノのレバーを使えるので便利でしたね。
が、そんなKellyも倒産してしまったし・・・。
そんな状況の今!新機軸のシフターが噂になっております!
それが此方!
・Retro-shift(レトロシフト)
普通~のエアロブレーキレバーの、
レバー付け根にバーコンを着けた、
この合わせ技一本!のシフトシステム。
シフトさせる手の動きは、
非常にデュアルコントロールに近いですが、
デュアルコントロールよりも潰れ難く、
何より安い!というのはメリットですな。
また、一気に4~5速飛ばすシフトが可能で、
シクロクロスでは実用品として便利でもあるそうな。
「デュアルコントロールレバーまでは必要無いんだけど、Wレバーはチョッと苦手」
そんな人には、このレトロシフト、グッと来るんではないでしょうか?
マウンテンドロップなどに着けても非常に良い感じになるでしょうね~。
と、そんなレトロシフト、自分も未だ現物を見た事がありませんので期待だけが募ります。
しかし・・・コレは現物を見てしまいました。
Van dessle(ヴァンデッセル)の
WTF。
クルーザースタイルのフレーム形状が、
レトロテックみたいでイカしまくるぜ!
ホイルは29erなのにフォークが短く、
サスペンションは入りそうにもない。
という事は?
そう!コレは29erが履けるシクロクロス、つまり
モンスタークロスフレーム!

双胴のトップチューブがイカすだけでなく、
エキセントリックBBで、シングル&マルチ共に可能。
前後にキャリアダボもあり、ツーリングもバッチリと、
かなり魅力的な一台なのではないでしょうか?
まぁしかし、こういったフレームの問題点として、
大体はオーダー&ハンドビルド物で、
価格が
結構してしまう事が挙げられます。
でも~。
結構
買える値段だったりするのですよね~、コイツ。
このWTF、見た瞬間欲しくなりました。
いやそりゃ、家にこれ以上自転車置く場所なんて無いし、
実際に手に入れたとしても、いつ乗るねん、という話ではあるのですが、
それでも・・・ええなぁ~、と思ってしまうのです。
(自分が組むなら、ギア比軽めのシングルスピードで軽量目に組むだろうなぁ、なんて。)
と、そんなレトロシフトとヴァンデッセル。
共に入荷はコレからですが
「ええやん!」と思って頂けた皆さんの声が追い風になります。
見た瞬間に燃え上がってしまった人は、早めに相談して下されよ。