右往左往していた怒涛のここ数日間。
本日で一段落と相成りました、終了~。
嗚呼・・・一服したい・・・と言いたい所ですが、
作業をやっつけ続ける為にはタバコを吸う時間が勿体無く、
ついつい自動的に禁煙がスタートしたという、この副次効果。
と、そんな誰も望まない情報では無く、
今日は、世の何処かで誰かが持っているであろう、
素朴な問題を検証してみようと思います。
此方、今年モデルチェンジした、
シマノのディスクブレーキシステム。
XTRからデオーレまで、
統一したレバー形状になるなど、
「今後コレで行きま~す」
という意思が溢れ出して居りますね。
で、そのブレーキシステムを繋ぐホースが、
画像上の
SM-BH90。
今年モデルチェンジしたディスクブレーキ達は、
デオーレからXTRまで全て、
両端ストレートorバンジョータイプの別はあれど、
この90を使う事になります。
そしてこの90ホース。
今まで使われていた59/63ホースとは、
互換性が無いとの事。
カナンなぁ、常備在庫が増えるのは実にカナン。
意味無く在庫増やすのはいやん、何が違うのか教えませ、という当然の思いの下、
新旧ブレーキホースの
「何処が互換性が無いのか?」を検証してみた今回。
まずは
「バンジョー形状」。
素材は
63が鉄に対して、
90はアルミで、
軽量化を図っている事はまずチェック可能。
穴径は共通で6.5㎜なれど、取り付け厚みが違い、
旧型の63が7.0㎜、新型の90が6.5㎜と、
僅かに薄くなっている。
この点だけ見れば、違う事は違うけれど、
まぁ使えそうじゃぁないか、と言う程度ですね。
ホース外径はやはり共通の5.0㎜
ただ・・・
内径が違う。
どうやら御一新の理由は此処にありそうです。
左の中が白い方が90、右の中が黒い方が63。
ホースの厚みを増す事により、ダイレクト感の向上を!
そんな風なのでしょうかね?
90は二重構造に見えますが、三重構造だそうですよ。
コネクターインサートが、旧い63/59は長さ13㎜で径が約2.4㎜、
新しい90は長さが11㎜と短くなり、径も約2.3と僅かに細くなっており、
素材も63の真鍮から、90はアルミに変更されると共に、
通油孔の径も拡大されているなど、様々な変更点が見受けられました。
そんなこんなで、63&59と90には
互換性が無いと言う、
当然でありながらも少し悲しい事実が判明・・・。
因みに、今は無き
夢屋のホースも、
やはり63や59のコネクティングパーツは、
互換性が無いので使用しない様に、
と注意書きがありました。
じゃぁこの夢屋ホースってのは、
実は90ホースの色違いだったんじゃないか?
そんな風に想像してしまいもしますが。
寸を測ってみた所・・・微妙。
夢屋、やはり謎です。
まぁ夢屋を使う様な人は、
横着な流用・混用をするな、と、
そういう事でOKでしょう、きっと。
そんなこんなで久し振りに沢山の文字を書いた今回。
次回は、
「ロングホールトラッカーデラックスと、
トラベラーズチェックの違い」
をテーマに進行するかもしれませんし、
しないかもしれません。
というか、
S&Sのカップリングが違った。
この一言で充分でしょう。
本日はここまで~。