今朝、所用にて電車に乗っておりました。
久し振りの電車は、移動距離も短く、通勤時間に外れた事も有り、非常に快適。
しかし、席後ろの何処かから、鼻腔をつく、
なんとも言い難い
甘い様な刺激臭が。
そう、カビ臭い。
急に寒くなったので、慌てて出した上着がカビていた、
そんな所なのでしょうね。
実に苦手な匂いではありますが、
コレもこの季節の風情と思えば思えぬ事も無い。
と、そんな一気に変わった気候でありますので、
気のきいた防寒グッズの一つや二つも紹介すべき所ですが、
今はそれどころでは有りません。
「
もうええっちゅうねん!」というお声も聞こえて来そうですが、
そんな声よりも、本日EBSの工房より掛かって来た電話の、
「
でけました。」
という声の方が遥かに、遥かに大きく聞こえてしまうのです。
完成を見越して、組み付ける部品は既に全て揃い、
さぁ明日は組み付けだ!
渾身の一台、と言うからには、
ヘッドには勿論!「King!」違います。
「Solos!」バカヤロウ、「110」になって何年経つ。
どれも良い製品である事は間違いないのですが、
今回選んだのは
国産ヘッドの最高峰
テクノグライド。
テクノグライドって、知らぬ間にブランド名になってしまい、
「タンゲのテクノグライド」は、
「テクノグライドのクラシック」という呼び名に。
色展開も無くなり、寂しい限りですが、
何はなくとも作り続けられている事に南無南無。
タイヤも、普通に絶対を性能求めれば、
今であればKendaが最右翼になる訳ですが、
選んだのは個人的に好みの「
IRC ミブロ」だわさ。
絶対的グリップは然程高くも無く、
表記寸法に対し、妙に細いという点など、
皆さんのハートを射止めないポイントもあります。
しかし、コレが乗ってみると結構、いやいや・・・。
良いんですわ。
エアボリュームの割に乗り心地凄い良くて、
グリップも必要十分な感じ、
非常にバランスの取れた扱いやすいタイヤなんですね。
で、このタイヤの非常に大きな特徴として、
国産であると言う事が挙げられます。
(もうええっちゅうねん!とか言わないの)
ゴム製品故に、東南アジア製が主勢力となっている、
タイヤ業界にあって、国産でここまでの製品を、
こんな価格で出来るとは・・・凄いと思いますわ。
ステム&シートポストは「
KCNC」。
通称「
ケンチャン」。
此方は台湾ブランド&台湾生産ですが、
この過激さは、実に凄いです。
何が凄いって、この価格でこの品質、この
軽さ。
ステムなんか、手に持ったらプラスチックかと思う程。
羽のマークのエッチングは伊達やないねぇ・・・。
「
コレ軽量やから折れるかもしれんし気つけや」
と説明書に書いてあるとか、
こんな無責任なアホさは
日東には無いですしねぇ。
ラスト、ペダルは勿論
クランクブラザーズ。
その中でも非常に微妙な立場の
エイシッド。
今乗っているMTBでは、
一回り小さい
キャンディーを使っており、
それはそれで満足なのですが、
最近使い始めたシューズの底が
妙に薄く、
より面積の多いエイシッドを選んだ訳です。
反対に一回り大きい
マレは、
重い上に、絶妙にステップインし難いのでパス。
と、ここまで目を通して頂けた皆様、本当に申し訳御座いません。
気色の悪い与太言の羅列で、旨いビールも不味くなった事でしょう。
ただ、これ等のナンセンスとも思えるパーツセレクトは、
「
M」の外枠をなぞっており、即ち「
M」の説明でもあるのです。
そんな「M」、明日組み上がる予定です。
邪魔臭がらず、明日も見てね!