井戸端監視カメラ



早雲。

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AlexのSupra35(26インチ版)の入荷に伴い、
バシバシホイル組ませて頂いてた今週。

で、リムは珍しいので御用命頂く訳ですが、
ハブは手持ちの中古なり新品なりを、
お持ち込み頂く事が非常に多う御座います。


「スモールパーツが入手し易い」
という点を評価し弊店もお勧めする、
HopeのPro4とかは定番ですね。

現在は国内代理店が無い(と思う)ので、
Hopeを使う=持ち込みという構図。


少し珍しめな「Onyx-racing」も持ち込まれたりしまして、
無段階ノッチのスプラグクラッチを弄びながら、
「お〜」とか言いつつ採寸&スポーク長算出。
早雲。_c0189724_2322524.jpg




しかもその対となるフロントハブは同じくOnyxなれど、
久し振りに組むレフティー、しかも「出た!」って感じのスーパーマックス。
早雲。_c0189724_23222232.jpg



専用ホイル組治具なんて高尚なモノは持っていないので、
原始的な方法でウホウホ・・・ウホ?ウホ!と組み上げて行き、
さて次は何方様のホイルをどのハブで組むんだっけか?と整理してみると。


あ。
在庫使い切ってしもうた。
早雲。_c0189724_23231689.jpg



という事で8ヶ月も待って入荷したスープラ35(26インチ版)ですが、
早くも底をついてしまい、次回入荷まで再びボーッと待つ日々が始まります。



今回入荷分のラスト1ペアをお買い上げ頂けたお客様がこんな事を仰られました。
「26+、人気あるんですね」

アメリカンジョークでしょうか?
人気とか以前の問題で根本的に認知されているかすら怪しい、
そんな隅っこ倶楽部ゆえに部材選択肢も入荷量も少ないというだけの事。

弊店が100本くらいオーダーすれば数年は欠品知らずになるのでしょうが、
欠品する前に店が潰れてしまうので、そんな事はまた来世にでも。



まぁそんなこんなで輸入商社さんが動く程の市場では無いとは言え、
26+というサイズが正解だと考える方はユーザー&販売店共に一定数居られる様で、
国内展開予定無し!と切って捨てられたMaxxisの26+タイヤ、
「Minion DH 26x2.8」を100本仕入れた強者ショップさんがあるそうです。
早雲。_c0189724_23234572.jpg



お客さんが購入&持ち込み頂き取り付けさせて頂いたので何は無くとも採寸採寸、
ハイ、スープラ35にセットしてノブ-ノブ約66mmといった所でしょうか。
表記は同じ26x2.8といえども、WTB/Rangerとは全く方向性の違うタイヤですね。

いきなりバーン!と増えてくれとまでは申しませんので、
MTB業界の片隅で少しづつボチボチと、26+の根が生えればなぁと思う次第。
# by kaleidocycle | 2018-04-08 23:13 | 商品

幽波紋。

興味本位で新しい小道具を買ってみました。
ホイルの下敷きになっているペチャンコのスタンドです。
幽波紋。_c0189724_22222729.jpg


ミノウラ DSX-1 ¥3,500(税別)

この製品が如何なるモノかを言葉で説明するのは難しく、
「車両を載せると左右からタイヤを挟み自立するバネ仕掛けX形状スタンド」か、
もしくは「レースワンのポニー的なヤツ」という説明位しか思い浮かびません。
ピンと来ない方はメーカーHPの説明をご覧下さいませ。

まぁそんなミノウラ版ポニー的スタンドでありますが、
実際に組み立ててみると構造がポニーとかなり違い、
「なるほど!」がギュッと詰まった興味深い仕上がり&実に便利。
幽波紋。_c0189724_2223430.jpg幽波紋。_c0189724_22231939.jpg


18インチから29インチまでホイル径問わず乗せれば自立。
幅は最大57mm(≒2.25インチ)までとの事ですが、
試しに3.0幅を乗せてみた所・・・立つには立ちますがグラグラして不安。



やっぱセミファットになるとエンド挟み込み式スタンドが必要ですね。
でもリアアクスルの形状って色々ある上、最近更に増えて来てしまって混迷。
幽波紋。_c0189724_22235970.jpg



シマノの142mmスルー用シャフトを、ミノウラの定番スタンド「30BLT」に乗せると、
チョコンと乗っかってるだけ、すぐに外れそうで不安定な事極まりなし。


「無理矢理の汎用性最高」と個人的に評するサイクルデザインの「リョウバサミ」も、
掛かりの浅さは如何とも如何ともな感じで・・・目を放すのが不安になる。
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そんなリアエンド戦国時代を平定する、
新世紀の覇者となりえるのか?な新製品。

ミノウラ DS-30MP ¥2,800(税別)


「スタンドがキッチリ納まらん・・あ~イライラする!」
という声は世の中から波の如く上がって来てるはず。

なので、この手の製品の開発ってのは、
恐らく物凄く考えて考えての結果なのだと思いますが、
ミノウラさんの出した答はスリット形状の工夫に加え、
上側に飛び出した「爪」でありました。

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大きく開いたスリットで様々な形状のシャフトを掴み、
それでも取りこぼしそうなシャフト形状の場合は上から爪で抑え込む!と。
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むぅぅぅ・・・コレは・・・なるほど。
店頭にある車両を手当たり次第乗せてみましたが、どれもかなりの自立安定感です。

コレにてエンド天下平定なり!
となれば良いんですけどエンドの進化は止まる事無く、
スタンドの進化もまた、なのでありましょうなぁ。


あとどうでも良いですけど、此方は先日見掛けたリアカーのエンド形状。
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改めてジックリ見てみると、固定方向に工夫があって面白いですね。
# by kaleidocycle | 2018-04-07 20:51 | 商品

4月の営業予定。

4月の営業予定。_c0189724_21030181.jpg




























4月の営業予定は上記の通り、赤丸が休業日となります。

新学期が始まりクラス一新の4月、あの娘どこよとキョロキョロする4月、
そしてオッサンは相も変わらず同じ椅子に独り座り続ける4月。

花粉が目に入らぬ様、目を細めて低速で春の気候を堪能しましょう!
それでは今月も宜しくお願い致します!

# by kaleidocycle | 2018-04-04 21:09 | 今月の営業カレンダー

マシ・オカ。

平野神社の桜はどないなっとるでしょうかね?
と、息子を連れて散歩に行ってみた所、
中々に渋いラッキーボールの屋台が出ていました。

ゲームのルールなぞ何一つ理解していない幼児ですが、
生まれ持った勝負師の魂に火がついたのでしょう、
「ヤルワ」と言い出しましたので¥300払っていざラッキーボール。
マシ・オカ。_c0189724_19385776.jpg



訳のわからんモノの言われるがままにボールを弾き、
全て打ち終わった時には・・・おお、ビンゴが成立しとるではないか。

「おめでと〜、ハイ」と景品を貰った息子が叫びます。
「イヤッタ〜ァッ!」
店のオバハンも「いや〜、そんだけ喜んで貰えたら嬉しいわぁ」とニコリ。



しかし。
その時の息子の喜びと、今のワタクシの喜びとを数値で表し比較すると、
恐らく80対192くらいでワタクシの喜びの方が大きいのでは無いかと思います。
「いやった〜っぁ!」
マシ・オカ。_c0189724_19391694.jpg





オーダーしてから待つ事8ヶ月、遂に26インチ版スープラ35の補充完了です。
店頭のストックが1本のみになりソワソワしていましたが、
これで心置きなく・・・置きなく・・・何だ?
よく分かりませんが心置きなくご案内できる、って所でしょうかね。

ALEX Supra35(26インチ)  ¥6,600(税別)
2.8幅クラスのタイヤを履かすナロー系26+には最高の選択であるスープラ35。
大きくなったホイルに苦手意識を持つトレイルライダーの方は、
振り回しやすいサイズ&丁度いい塩梅のボリュームなナロー系26+を是非。

ただ御予約頂いていた分を差し引くと残数は早速一桁ですので、
今シーズン前半にとお考えの方は早め早めのご検討を!って事で。
後日記:2018春入荷分いきなり完売。次回は秋頃の予定。



因みに息子が得た景品は「ハンドスピナー」でした。
息子は勿論、ワタクシも現物を見るのは初めて、
クルクルと回してみましたが・・・全く価値がわからず、
夜には部屋の隅で寂しそうに転がっていました。
マシ・オカ。_c0189724_19393646.jpg




しかしベアリングに「ABEC7」ってか・・・デカく出たなオイ。
どうせ適当に文字入れるならABEC9にすれば良いのに、と、
偽物のクリスキングを後生大事に仕舞っているワタクシは思うのです。
# by kaleidocycle | 2018-04-03 20:15 | 商品

進化ZIC。

春になるとムクムク伸びるはツクシと欲望。
しなくて良い、やらなくても良い事でもついついやりたくなります。
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例えばWindcog/ZICのこのペダル。
Wellgo社のワンタッチ着脱システム「QRD」と言うヤツでして、
ペダル付け根のチョンボを引っ張ればペダルが外れるスグレモノ。
進化ZIC。_c0189724_19304274.jpg



ただこのチョンボがクランク側に固定されているので、
クランク一回転ごとにチョンボが足の側面を「コン」と押して来ます。

注意して&慣れれば不具合なく使えるのですが、
「何故に俺がペダルに気を遣わなばならんのんじゃ」
と思わん事も無い事も無い、という訳で物欲ブースター点火。
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三ヶ島 Allways-Ezy-Superior ¥10,500(税別)
進化ZIC。_c0189724_1932716.jpg


ミカシマの王道的形状ではない、
しかしある種「如何にもミカシマ」な、
現代的フラットペダル・オールウェイズ。

踏み面が前後方向には広い反面、
横への張り出しが少ない形状ですので、
BB位置が低くロードクリアランスの狭い、
ZICとの相性は非常に良い感じ。


というかそれ以上に見た目がねぇ、
付属のWellgoと比べると・・・勝負あり。

進化ZIC。_c0189724_19323563.jpg



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ミカシマお得意の着脱システム「イージー」の、
進化版である「イージースーペリア」。

基本構造はEzyと同じでありまして、
ペダル付け根のリングを回してロック解除、
さすればペダルは取り去られん、的なアレです。

当然QRDの様なチョンボはありませんので、
足をどの様に乗せても問題一切無しで快適。


またEzyシステム特有のロックリングが消え、
実際に着脱して使用する際の気楽さも、
ググッと上がったのも素晴らしい。




よし、この勢いに乗ってハンドルも変えてこましたれぃ!
と取り出しましたるはディズナのバンディーバー。
進化ZIC。_c0189724_19332719.jpg



ディズナ バンディーハンドル  ¥5,800(税別)

もし自分がこの製品開発に携わっていたならば、
名前はバンディーではなく「バーモントバー」にしたに違いない、
そんな超コンパクト&ハの字形状の激甘口ドロップハンドルバー。

とにかく握り易い反面、ポジション変更幅が少ないというネガもあるのですが、
そういった基本的な良し悪しとは別の所で、ZICには絶対コレがシックリ来るはず。
進化ZIC。_c0189724_19335148.jpg



ビフォー。

進化ZIC。_c0189724_19341129.jpg



アフター。



ZICで走りに行って気になったのが「どうも下ハンを使う気にならない」という事。
ポジション的には相当アップライトで普通なら下ハンを使いたくなるはず、
なのに何故?ってそりゃ小径車特有の事情とかもある訳ですが。

そこを「下ハンへのエスコート役」たるバンディーに変えると、
パっとスっと下ハンに手が伸びますし、マイクロシフト社製レバーとの相性も良好。
進化ZIC。_c0189724_19362520.jpg




そして何より視覚的バランスの収まりが凄く良いと思うのです。
進化ZIC。_c0189724_19364832.jpg




乗って快適、眺めて楽しい、こりゃチョッと出掛けたくなるってな話で。


このZICはマイマシンであると同時に「試乗車」という役割もありますので、
あまり完成車標準から離れてしまってはマズい気もしますが、
ん〜・・・そんな事ばかり気にしていても面白う無いですからねぇ。

進化ZIC。_c0189724_19371625.jpg



そんなZICがこ雑誌(というかムック本)デビュー致しまして、
「折りたたみ自転車&スモールバイクカタログ2018」内に、
各部チェックや他車との比較、インプレ記事などが掲載されております。

書店にてチェック頂くのも良いですが、弊店にお越し頂ければ読めますし、
それより何より実車に乗って頂けますので、何かと手っ取り早いかと。


ただ弊店のZICも数カ月後には全然違う姿になっている可能性もありますので、
その点についてはどうぞご了承下さいませませ。
# by kaleidocycle | 2018-04-02 21:00 | 商品


空井戸サイクル

by kaleidocycle
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(カライドサイクル)

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東入ル東橋詰町167-2

℡ 075-755-6627

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