井戸端監視カメラ



其々フリー。

梅雨の中休みというのは、こんな日の事なのか。
昨日の豪雨とは打って変わった、気持ちの良い空の青。

丁度届いたNari/furiのTシャツを、写真でも撮ってこましたろうかと、
屋上に上ってみると、そこには、
其々フリー。_c0189724_23385282.jpg








ハイチュウの
上の山が
左大文字山だ!




食べかけハイチュウのカス。
ゴミを放置する奴は許さん!と犯人探したろうかと思うけど、
こんな手摺の外に、態々置く奇特な奴は誰かいな?

誰かいな~って、ハイチュウの残骸をよく見ると、
何か穴が開いている。

あ。
カラスや。
カラスが拾って来て、食べようと思ったけど、
思う様に喰えずに、諦めたに違いない。
カラスってハイチュウもいけるクチなんやね。



カラスとハイチュウって、思いも寄らぬ組み合わせ。
そういや、今朝、スズメとトノサマガエルが格闘しているのを見た。
スズメがカエル喰うか?喰わんやろう。
きっと何か事情があったに違いない。
そんな不自然さを感じる、思いも寄らぬ組み合わせ。



「普通は」という表現は、
科学と同じで何処まで行っても確実性など無く、
あくまで「統計上確率の際立って高い」という次元止まり。

だから「普通じゃない」ってのは、
褒め言葉でも貶す言葉でもなく、ただ、低い確率が当たったね、
それだけの表現。
そこには、外からは見えない何か其々の事情と言うのがあるのかもしれない。



自分が今日、
其々フリー。_c0189724_004180.jpg















この様に、無理矢理自転車と自転車を繋ぎ合わせて走るのも、
同様に深い事情から発生した行動であり、
人様に説明するほど大した事でも無いという事実からも、
やはり世間とは理解し合うよりも放っておき合う方が正しいのだと身に沁みるのです。
# by kaleidocycle | 2009-07-03 00:12 | 無駄

梅雨の中の展示会。

約一週間近く前、展示会に行って来ました。って今更。
展示会ってのは、来期各メーカーが如何動くかのお披露目であり、
中々に興味深いモノなのです。

例えば、
梅雨の中の展示会。_c0189724_9512314.jpg

GTのエントリーロードバイク 「GTR S4」
い、色が!色が~・・・旧い。
完全に時代は一回りしたんだなぁ、と感無量。

最近、P-ModelやSoft Balletといった80’sを聞いて
通り過ぎた青春を咀嚼しているのですが、
改めてドキドキしている自分を発見するに、
評価の基準の曖昧さに頭抱えるのです。

そう思うと、こんな蛍光カラーや、スプラッシュバーテープも、
また評価される、いや、必要以上に持ち上げられる日が来るかもしれません。



お次、
梅雨の中の展示会。_c0189724_1005877.jpg
ロウフィニッシュの首周り。
ラグからはみ出すロウがエロいですね。

因みにコレは、
「Felt ブロアム」という車種。
色だけでなく、ステー周りも素敵です。


驚くのが、コレが、
¥69,800予定だと言う事。
エントリー価格にも拘わらず、
こんなにマニアックな仕上がり・・・。

買い得か買い損かと問われたなら、
「希望に沿うなら悩む事は無い」
そんな感じ。




これらを見ている時に、某ショップの人が言ってました。
「こんなん・・・店のやる仕事やな。」と。

そう、今回の展示会のテーマというか、コンセプトは、
「企画側ではなく、営業側主導での商品造り」だそうで、
梅雨の中の展示会。_c0189724_10104441.jpg
こんな、
「トラックバイクフレームに、
 内装3段ハブつけて、
 ブルホーンバー&バーコン」
という、考えた事はあるけどやらない、
そんな完成車も出て来ているのです。

ハブ穴にも注目。
飛ばして組んでる。
今までのメーカー仕事じゃぁないぞ。


それが良い事なのか、
それとも否定すべき事なのか?
ってそんなんどうでも良いね~。

破れたシャツ着て、
カッコいい奴も居れば、
カッコ悪い奴も居る、それだけの事。



完成車だけでなく、用品も気になるモノが。
梅雨の中の展示会。_c0189724_10384720.jpg
昨年から引き続きの、
「リスキン」
貼る強化皮膚です。


股間に貼ると、
クリーム要らずの、擦れ知らず。
ロングのお供に便利な一品ですが・・・
逆さ向いたマネキンの、
妙な痛み方は何故?
虐げられているのか?


まぁマネキンは置いといて、
結構抵抗の有るリスキンですが、
股間だけでなく、掌にも使えます。
擦れて痛くて悩んでいる人は、
一度試してみても良いかも。




自転車っていうと、やはり「エコ」なのでしょう、
梅雨の中の展示会。_c0189724_10471073.jpg
太陽電池ライト。
3LEDなのですが、2時間充電で、
2時間点滅、1時間点灯可能。
その性能を継続的に維持できるなら、
かなり使えそうですね。

価格も三千円台で、
然程高価な商品では有りませんので、
使用上求められるのは、金銭ではなく、
「失くさない」という、
使用者の心がけかもしれません。



太陽電池といっても、
ピンと来ないかもしれませんが、
種類や色も、色々ありましたので、
コレから上ってくる気配、有りです。




ヤケクソ軽い、でお馴染みの、
梅雨の中の展示会。_c0189724_1103545.jpg
KCNCから、
「ハブ軸ライトブラケット」

クイックのナットと交換すれば、
このブラケットにライトを取り付けできる、
という、便利商品なのですが、
これがエライ軽いです。

自転車倒したら、すぐ折れそうな程に。

ハブ軸ライトブラケットという、
やや爺臭い商品と、軽量という、
妙な組み合わせが面白いです。

しかも価格は驚きの¥800!
色も選べる!恐るべし!KCNC!




と、この様に「ユーザーフレンドリー」な面が強まる様子です。
「まさか!」と思う様な、そんな荒唐無稽なモノさえも、
出て来そうで、チョイと楽しみですね。
# by kaleidocycle | 2009-06-30 11:11 | 駄情報

イェー、エコノミー。

荷台に積まれた二台の扇風機。
イェー、エコノミー。_c0189724_1162455.jpg















エコロジー且つエコノミーな空井戸サイクル、エアコンが有りません。
先月の電気代約¥1,700。イェー、エコノミー。

しかし、滴る汗が一日中止まらず、作業中目に汗が入り怒る、
そんな事態は何とか打開したい!
と言う事で、店への道すがら扇風機を買い求めたのです。
しかも一気に二台も。贅沢、イェー。



自転車なんてのは荷物積めなきゃいけない、なんて事は無い。
けれど、詰めるなら詰めるで、
「何が出来るか?」という、ゲーム的な面白さはやはりある。
長靴を履いたら、水溜りに入りたくなると言う事や、
レギュレーションの中で争う事と、似ているかもね。

そう思うと、運ぶって・・・面白いかもしらん。



因みに昨日運んだフリーペーパー「Cycle 第二号」は、
小分けにされ、編集部スタッフと、メッセンジャー風の手により、
イェー、エコノミー。_c0189724_1394834.jpg















順次、京都市内へ配られます。
サガワ・クロネコ・郵便で無く、無料で配達する所が・・・エコノミー。

見かけられた際は、是非お手に取って、目を通して頂き、
その後、焚き付けに使う、芋を包む、吐瀉物を拭う等、
リサイクルして頂けると幸いです。

勿論、空井戸にも積まれ、アナタが手に取るその時を待っていますよ。
# by kaleidocycle | 2009-06-28 02:10 | 駄情報

ご紹介。

暑さ続くこんな日に、朝からお遣い、レッツゴー。
メッセンジャー風に預かって貰っている、
自転車フリーペーパー「Cycle」を取りに行かなければならない。
重量にして、約60kg程度。
ご紹介。_c0189724_20575777.jpg

それを運ぶべく出動した、空井戸サイクルの実用車。
そう!コレが京都伏見産ワークバイク!
「EBS ワーク ショートボディ」
やっと形になったど~!

Surlyのビッグダミーも良いけれど、
置く場所取らずに、重心低く、何より!荷物積まなくても素敵なルックス!
荷台の括りヒモは、勿論廃チューブ。
ご紹介。_c0189724_2184241.jpg

インフォメーションが少なく、未だ謎のメーカー的な所の有る「EBS」ですが、
このワークバイクを始めとして、29erのMサイズや、
お待たお待たなロードフレームなんかも、
実はボツラボツラと出来上って来て、店頭天井からぶら下がっておるのです。

ご紹介もして行きたいのですが、フレームだけ見ても・・・ね?
組み立てて形にならなければ、何とも言えんでしょうから、
ぼつぼつ組み立てて、出来た分からご紹介ってなペースで行きましょう。



ご紹介と言えば、コレを紹介しない訳にはいきません。
ご紹介。_c0189724_2130502.jpg
上は、最早定番の感もある、
CCPのサイクルキャップ。

今回は、自転車画家、
タリア・ランパートの絵柄。

色は二色。
夕暮れの色。
キキララ色とも言う。




で、問題はその下。
CCP 「PS-N006」 ¥16,800
コードネーム=海パン。

ただの短パンと思う事無かれ。


夏において、自転車と川遊びの関係は非常に密接になると考える自分は、
過去、某靴メーカーに「SPD対応アクアシューズ作って下さい!」
とお願いしたりしましたが、当然、そんな事やって貰えなんだです。

同じ様に「自転車快適に漕げて、水にも入れるパンツ、作って下さい!」
と、相談してみたのは、サイクルウェア界の若頭 CCP。
コレが意外にも・・・出来てしまった!それがコノ海パン!
ご紹介。_c0189724_238374.jpg
泳いで、漕いで、泳ぐ、という事は、
速乾性が非常に重要な訳ですが、
CCPによる逆転の発想、
撥水加工が施された、
透湿素材のこのパンツ。

ポケットの内側に、
水が溜まらない様、
ポケット内張りはメッシュ。

腿の左右側部には、
ベンチレーション。

腿裏には、
乗車姿勢で使い易い、
大容量ポケット。

その他まだまだ、
ギミック満載。


泳げると言う事は、海まで自転車一直線!だけではなく、
天候変わりやすい山の上の夏フェスに自転車で!
なんて時にも重宝するはず。

まぁそもそも、自転車と泳ぐ事を偏執的に結び付ける事自体、
どの程度の正当性があると評価されるのか知りませんが、
漕ぎたくて泳ぎたい、そんな自分には天恵なんですよ。
ご紹介。_c0189724_2382519.jpg
身長177cm
体重80kg
Lサイズで、
こんな感じ。


ええ。
80kgに育ちました。
マズイです。
かなりマズイです。

走って、
泳いで、
スリムになりたい。

けれど、動けば動くほど、その後のビールが・・・、
美味いんです。

マイッチング。
# by kaleidocycle | 2009-06-27 00:37 | 商品

MTBのある時。無い時。

MTBのある時。無い時。_c0189724_21353066.jpg
京都市内の北端に位置する、
「上賀茂神社」の周りには、
この様な疎水が流れ、
「この辺に住みたいなぁ」と、
思わせる魅力を放っています。

このクソ熱い日に、
こんなユラユラした水面を見ていると、
当然の様に泳ぎたくなりますね。

しかし、此処は端といえども、
人住む地域。
こんな所で水浴びして良いのは、
股間に毛の生えるまでの子供だけ。

胸毛が肩にまで勢力伸ばす中年は、
より山奥の水場を求めて、
MTBに跨るのです。


MTBのある時。無い時。_c0189724_21294876.jpg
京都市内から京北町向かう。
走り難い事で悪名高き、
某トンネルをパスすべく、
トンネルの上の旧峠を行く。

とっかりの所に、
珍しく高い位置に育ったヘビイチゴ。

ヘビイチゴってのは、
大体足元になっていて、
犬の小便と共存している存在。
だから喰いたくないモンですけどね。
この位置でなっているなら、
食い気をジャマするイメージなど無い。

だもんで、喰う。
すっぱ。



MTBのある時。無い時。_c0189724_2130655.jpg
旧峠は「旧」と言うだけあって、
今のそれとは様相を異にしており、
ガードレール一つとっても、
コンクリ&鉄パイプの、
子供の頃見た様なそれ。

使われなくなって、
どれ位経ったろうか。
場所によっては綺麗に残り、
また別の場所では崩れてしまい、
向こうは崖下まっ逆さまなんて事も。

車で通るのはもう無理。
その点自転車は気楽で良いやな。



行き行きて神軍。


MTBのある時。無い時。_c0189724_21302783.jpg
なんて嘯きながら行く先に、
謎の骨。

なんでこんな往来のど真ん中に?
って人も通らぬのに何が往来か。

此処はもう、
自然の中に帰りつつある、
そんな事を象徴する骨。

と、余裕こいてる自分の目の前に、
突如、2mはあろうツキノワグマが!

って、勿論嘘だけど。
お~コワ。





MTBのある時。無い時。_c0189724_21311785.jpg
上りが終わる所、即ち峠。
道は草に覆われ最早見得ない。

3年位前は、アワアワ揺れながらも、
なんとかロードバイクでも通れた。
けど、もう二度と無理だね。

こういう時の為に、
MTBってのはあるんだね
アリガタイね。







草を掻き分け、
アスファルトが土に還った道を行き、
普通の道に出たのも束の間、
MTBのある時。無い時。_c0189724_21323480.jpg
再びダートへ。
この先にこそ、
涼を与えてくれる場所が。















道と言っても、
車が走る訳じゃ無いから、
MTBのある時。無い時。_c0189724_2138224.jpg
こんな一本橋もある。
でも・・・渡れるんかなコレ?


















MTBのある時。無い時。_c0189724_213948.jpg
あたしゃ落ちて濡れる位なら、
始めから濡れるのを選びますよ。

その為のSPDサンダル。
小指の爪が吹っ飛びそうで怖いけど、
意外と乾くの遅くて臭くなるけど、
それでも大好き、SPDサンダル。

名作か駄作かってーと・・・ンフ。


SPDサンダルと言えば、
今ならキーンのなんかが、
ナウなんでしょうね。
でも、自分の様な、
純日本人的足の形では、
アレは履けんのですな、
悲しいねぇ。


MTBのある時。無い時。_c0189724_21394847.jpg
なんて考えている間に辿り着いた、
此処が目的地の滝。










勿論。







MTBのある時。無い時。_c0189724_21402295.jpg
泳ぐ。

虫避けにハッカ油を使っているので、
ハッカのスースーに、
水の冷たさが合わさって、
「暑い」という言葉さえ吹き飛ぶ、
凄まじいまでの清涼感!


自分にとって、
夏の自転車というのは、
川遊びと一括りです。

川遊び無くして自転車乗らず!
とまでは言わんけど。

それでも、
火照った皮膚を、一番簡単に、
一番楽しく冷やす方法は、
綺麗な水で泳ぐ事だと考えますぞ。

MTBのある時。無い時。_c0189724_21411396.jpg
水の中で、
イモリ発見。

イモリは、
泳ぐのがとても遅い。

笑う所では無い。
けど。
ちょっとオモロイ。






MTBのある時。無い時。_c0189724_22463167.jpg
しかし、日差しが夏の日差しやね。
光合成の勢いも凄まじかろうて。

葉脈ってんですかね?
この筋一本一本を見ていると・・・、
田んぼに見えてくるのは自分だけ?

いや、暑さで参ってるだけか。












MTBのある時。無い時。_c0189724_21421998.jpg
泳いでスッキリしたから、
もう気が済んだ。

川沿いの狭いシングルトラック、
とも呼べないただの山道から、
楽々走れるダブルトラックへ。
GoGo!

自分の体力と、空模様と、
なによりやる気と相談して、
まだ行けると思ったなら。

行きたい所は何処?というお題に、
一番に出た答が次の行き先に最適。


お次は・・・あそこの滝へ!
ついでにあのダートも様子見に行こう!

そして、
MTBのある時。無い時。_c0189724_21425855.jpg
さっき越えた峠の下のトンネルを、
一気に抜けて、次の場所へ。




ワープ。
# by kaleidocycle | 2009-06-25 21:36 | 無駄


空井戸サイクル

by kaleidocycle
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
カテゴリ
以前の記事
2018年 05月
2018年 04月
2018年 03月
2018年 02月
2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
空井戸サイクル
(カライドサイクル)

〒602-8044
京都市上京区堀川下立売
東入ル東橋詰町167-2

℡ 075-755-6627

kaleidocycle.jp
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧