井戸端監視カメラ



茶。

いつもより少し早く起きて、お茶を買いに行って来ました。
ゴールデンウィークの影響により、空井戸のお茶っ葉消費量急増で、
思いの外早く切らしてしまったのです。



お茶っ葉なんてのは、近所のスーパーで買えば良い様なモノなのでしょうが、
そう簡単に流す事も出来ません、何故なら・・・。
京都市内から少し足を延ばせば、宇治・田原・朝宮と、
日本有数のお茶処がすぐそこにあり、
そして何より、自分は宇治生まれの宇治育ちだという事!



実家の裏には茶畑、小・中・高と通学路脇にも茶畑、
幼児でも「玉露」という言葉を知っており、
煎茶・番茶・ほうじ茶の違いを、頭ではなく体で覚え、
夏には抹茶に砂糖を加えたグリーンティーが各家庭で愛飲される。
小学校の手洗い場には、極熱のほうじ茶が出る蛇口があり、
中学生が許されるアルバイトは、年末年始の郵便配達とお茶摘み。

そんな、どっぷりお茶浸しの「宇治民」人生で御座いますから、
「どうせならうまい茶を飲みたい」と願う事は至極当然。



そんでまぁ、京都市左京区から比叡を越えて、
大津市を抜け宇治田原でお茶っ葉を手に入れ、
宇治市内を通って再び京都市内と、グルッと時計回りの午前中。
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そんなこんなで、無事お茶っ葉を切らす事無く、
今日もポットは、うまくて安いお茶で満たされているのです。
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自宅のある京都市左京区から、宇治田原まで往復約70km程。
のんびり走るには良い距離なので、
ゴールデンウィークにまだ余裕がある人は、お茶を目指してサイクリングも良いかもしれませんな。

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# by kaleidocycle | 2009-05-04 20:01 | 無駄

長期休みの使い方例。

ゴールンデンウィーク、ついに始動。
楽しく過ごしてますか?

自分はゴールデンウィーク一歩先取り、
個人的趣味である原発観光へ行って参りました。



田舎道走るも、田舎道らしからぬ車・単車・自転車・人・犬の群れ。
群れから離れたい、そんな願いを叶えられたのは海へ出てから。
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道が狭い、という理由は人を遠ざける。

田舎へ行きたいという都会人。
けれど、苦労してまで田舎へ行こう、
そんな人は少ないらしく、
離合困難な道を抜けた半島の先には、
棚田の向こうに映る、
船の浮かぶ湾の泣きそうに美しい姿。

呆ける様にジッと見入る。
何か重要な情報があるかの如く、
吸い寄せられて、ただ見入る。

掛けた時間以上に価値の有る風景。
そう思うから、此処に来る。






打ち捨てられた工場の中に、
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勢い燦然と輝かす、
自衛隊広報。

この様なモノを、
違和感をもって、
捉える自分と、
この様なモノを、
日常の労働の中に、
据えていた、
今は居ない誰かと。

その距離を想う。





本来は穀物を貯蔵するサイロ。
遠くから見た事はあるけれど、打ち捨てられて初めて内部が見えるという不条理感。
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FRP製と思しき天井から注ぐ、
セピアな日光の変性物は、
偶然、気軽に、そんな風に覗く、
不躾な気持ちを吸い寄せて、
此処へおいでと、柔らかく誘う。

脳裏に浮かぶは「砂の女」。
嬉しい程の危険さ。
危険と呼べる程の嬉しさ。














海岸線を走る。

ガソリンスタンドが。
パチンコ屋が。
コンビニエンスストアが。
ラーメン屋が。
カラオケ屋が。

何もかもが用を成す事無く、潰れている。
その中で光り輝く、火力発電所。
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途方も無い大きさ。
この筒の中を、
通ってくるのは、
一体何なのか?

石炭とか、ガスとか、
そんなではなくて、
何かもっと。

自分の必要とする、
計り知るレベル、
そんなモノではなく、
何か人類の英知の、
・・・だと良いね!


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まぁ知り得ようが知り得まいが、
排気塔はとてもとても、
手の届かない様な高さを示し、
自分の議決権を拒否する。

貴様が何と言おうと、
どんな道理を振り翳そうと、
其処に居る、と。

そんな存在に拒否感を感じながらも、
同時に魅力も感じる畜生加減。









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海沿いの道の頼り無さ。
地元の人が必要とし、
そして自分が通りたいと願うこの道も、
それだけでは存在し得ない。

もっと大きな、
もっと多くの、
民意が無ければ、有り得ない。

そんなのが民意なのだとするなら、
民意ってのはチョットした、
いじめっ子みたいな存在かもしれない。
子供にとっての、押しても押せぬ力。


なんて軽口想いながら、海を左に行く。




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ひしゃげたトラックの残滓物の、
その隙間から光を求める雑草。

光在る場所が活き、
光当たらぬ場所は萎びる。

応援と言うほどでは無いけれど、
まぁ出来る範囲で尽力せいよ、
と、意思があるなら尊重する、
そんな意思を此方も示してみたり。












田舎へ行くと、人は時に意思の侭為らん事を、
いや、意思の侭なるという妄想を持っている事を、
見せ付けられる感がある。

人は生かされている、と言う事を、
観念的ではなく、ほぼ暴力として、押し付けられる。

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この景観を見ると、この土地を愛する人の気持ちは分かる。
それと同時に、その危うさも分かってしまう。

自分は、この様な景観が好きだ。
しかし、その稀有な事の悲しさと言うのは・・・、
今の喜びへと、とても転化出来たモノではなく、
ただジンワリと見つめる今の時間を愛でる以外に無い。

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# by kaleidocycle | 2009-05-02 00:55 | 無駄

帷子辻。

だいたい毎日通る、或る道で、
何日前かはもう定かで無いのですが・・・鳩が轢かれて薄くなって居りました。

憐れんだからとて何になる訳でも無く、
動物とは何とペシャンコになるものか、
なんて漠然と考えながら横を通り過ぎる毎日の中。

日々、少しずつ、肉体であったモノが、流され、消えて行く。
その様正に九相図。
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けれど、どうしても最後の羽が、
流れて側溝を伝わり地下の下水口に消える事無く、
アスファルトの上に存在を誇示し続けるのです。



どんな美女もやがて朽ち果てるという、世の無常を示す九相図。
右京区には九相図に描かれた故事に由来する「帷子辻」という地名もありますし、
夢野久作のドグラマグラにも出て来ました。

そう、周りに溢れ、言わばもう語り尽くされた命題であるはず。
あるはずなのですが、しかし輪廻の輪に入って行くという事は、
簡単に伝わる程お手軽インスタントなモノでも無い事も確かで、
鳩一匹消えゆく事も侭為らん、況や・・・。



最近、頭の上が曇天です。
地球上の水の量は決まっているのだから、曇る時もあれば晴れる時もあるのですが、
今まで晴ればかりで、在る事を忘れかけていた雲が頭上を重く覆ってきています。

近しい人や、その身内の人、己の親族と、病の話が次々に飛び込んで来るのです。
そんな今の状況も、「無常」の一言で整理できるはずなのに、
どうしても何かが余ってはみ出してしまっている様な、そんなで。

悲しいとか、大変だとかそういう明確な気持ちでは無いから、
凡夫たる自分は、天を仰ぎ、
ただその不安が何色なのか確かめようと目を凝らす事しか出来ない。



誕生日があれば、メデタイメデタイと騒ぎ立てたい気もするけれど、
騒いだ振り幅の分だけ、やがて降り出す別れの雨が大きく返って来るのではないか、
そんな思いが、ジッとするというフリーズ状態を答えとする。

やがて晴れろとジッと待つ。
晴れる事と降る事は一対であると信じているから、
やっぱ濡れねばならぬのかと、諦めながらも晴れを待つ。

天に手が届く訳など無いのだから。
# by kaleidocycle | 2009-04-29 20:14 | 無駄

明日。

「え?」

という感じで、気付けば微妙にゴールデンウィーク目前です。
微妙に、と言うのは人により予定が違うから。
明日から延々5月10日まで、なんて人も居るのでしょうが、
反面、土日のみ、そんな人もまた居るのでしょう。

そんな中で空井戸、明日25日は普通に休ませて頂きます。
連休前の土曜日と言う事もあり、
臨時営業して然るべき所かもしれませんが、
早めのゴールデンウィーク気分なのです。



自分は、明日とてどこに行く訳では無いのですが、
皆様、愉快なご予定が有るのでしょうね。
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折角の休みを台無しにする事の無き様、
ゴールデンウィークの準備、抜かり無くして下さいな。
# by kaleidocycle | 2009-04-25 01:02 | 臨時営業・休業

ミライズ。

ご覧頂けましたか?
本屋に並ぶ、某自転車雑誌の表紙に、何と己の姿が。

驚きです。ええ、誰よりも自分が一番驚きました。
そして、何だか少し嬉しかったり、少し偉くなった気がしたりするのですが、
この気持ちの源泉の、何とも言えぬ気持ち悪さよ・・・。



人より目立つ、目立つと言う事は稀少、つまり価値がある。
そんな論理思考の元、自分の価値が認められた事の証明として、
「雑誌掲載」という事実を受け取るから、その様な気持ちになるのでしょうが、
まぁ冷静に考えると分りますわな、そこに大した価値など無い事を。

しかし、客観的目線よりも、己の中の「稀少な体験」という軸での目線を、
自動的に優先させる行為は、凡夫にして如何ともし難く、
故に、据わりの悪い不安定な感覚を覚えるのかと思ったり思わなかったり・・・う~ん。


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去る土曜の、日暮れも迫ろうかと言う頃。
一週間の労働から解放された安堵感増す街を背に、
北の山へ向かっていました。

何時に、どの位の距離を、どのルートで、何に乗って。
そんな事も、日が射す間は重要かもしれないけれど、
日が沈むにつれ、消えて行く影と共に徐々に意味を失い。

ただ、暗い峠道を、LEDの照らす先を目印に、
息を切らし、汗をかき、永遠とも思える足の上下運動を繰り返し、
ただただ、目的地に向かったのです。

その時の、
何故か日中とは全く違う様に感じる峠の辛さ加減、
発汗した後に浴びる山からの冷気の容赦無い冷たさ、
見えないダートの泥濘、安っぽい1LEDライトの光の力強さ、
現場に到着し、暗闇の中焚き火に照らされた人の顔を見た時の安堵感・・・その他諸々。

そんな色々は、残念ながらこんな字だけでは何も伝わりませんわな。
そう、夢の中の話を他人にしても、その面白さが何も伝わらないのと同じ様に。

まして写真で伝え様にも、
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コレではね。
何も伝わらんでしょう。


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そんな訳の分からん暗闇イベントを企画し、
周りの知人を巻き込んでの勝手な開催だった訳ですが、
参加した人には、良くも悪くもモヤモヤした経験が残ったはず。

それは何度も言う通り、字や画像では伝わら無い、無理がある。
だからこそ、伝えたいとするなら「尽力」しなければならない。
それを怠ったメディアに何が残るか?
前述した気持ち悪さだけが残るのだとすれば、
そんなメディアはただの産業廃棄物です。


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先日、今回表紙にして頂いた雑誌さんとは違う、
某雑誌さんから、掲載依頼を頂戴しました。
広告費を計上する事の出来ない、空井戸の様な小規模店舗には、
非常にあり難いお話です。
が、何様気取りなのか、お断りをしました。

理由は、この雑誌さんから以前依頼を受けた際の内容が、
「数日以内に、店舗画像と、自分で書いた店の紹介を、メールで送って下さい」
というモノだったからなのです。

読者からお金を頂いて、誌面を作るのに、
雑誌側からの観点も無しに、ローコストの手抜きしたとしても、
それでも雑誌も取材される方も両得でしょう?シナジーでしょう?なんて言われてる様でね、
サービス業舐めてんのか?ってな気持ちが消えなくて、
何様気取りなのか、お断りする事に至りました。



雑誌ってのは、本当に凄い力を持つモノだと思います。
だからこそ、呑み込まれてはいけない、
呑み込まれる事で安堵感を得てはいけない、
そんな反抗心も生まれるのです。

その反抗心は、やがて「もっとオモロイもん見せたる!」という、
モチベーションへと変化する、いや変化して欲しいと思います。
そして、結果的にメディアと、実際にユーザーさんへの窓口となる店舗とが、
本当の意味でシナジー出来て行ければ、そんなを願わずには居られません。


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度々愚痴ばかりでスイマセン・・・。
お詫びに、先日撮った、
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甲羅干しをしていると、カメラ持った中年が近付いて来たので、
サッと逃げ様としてみたけれど、石に甲羅が挟まって、
思う様に逃げられない亀の図。
# by kaleidocycle | 2009-04-24 00:26 | 無駄


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