井戸端監視カメラ



無抵抗。

無抵抗。_c0189724_2054938.jpg


暫く雨が続く様です。

まぁだから如何だって話ですが。

無抵抗。_c0189724_20111172.jpg


家を出ると、大比叡は雲を被っていました。

大気中の湿気の多さ加減が、
目で確認出来る程の煙り加減。

無抵抗。_c0189724_20114622.jpg


「晴耕雨読」という言葉もある通り、
雨の日には、雨の日にすべき事があるはず。

しかし、家の中は蒸し暑く、快適とは言えない。
だから外へ出て・・・何処へ行こうか?

無抵抗。_c0189724_2012191.jpg

京都市内の端の端へ。

と言え、家から30分圏内。
それでも、アスファルトは林道になり、
やがて、草の中に消えてしまう。


草の中を突っ切る時、葉に溜まった水滴が、
顔と無く体と無く、ビッシャリと。

無抵抗。_c0189724_20121417.jpg


地面はヌタって、走って面白い訳では無い。

そう、走って面白いのでは無く、
走れ無さそうな所を、走れる事、その事自体が面白い。

移動の喜びですな。

無抵抗。_c0189724_20122890.jpgこんな所、普段であれば、
靴が濡れるだの、虫が多いだのと、
色々不満の出てしまう場所であります。

しかし、幸いにして本日はであり、
家を出る時の格好からして、濡れる為の、
SPDサンダル・海パン風サイクルパンツ・
ランニングシャツと、準備万端。

そして濡れるべき体も何もかもが、
既に濡れ放題濡れており、
今更気にする事など何も有りはしない。
無抵抗。_c0189724_20172894.jpg


実に幸せな事であります。


濡れるしかない時期だから、
濡れる事を考えてもはじまらない。
つまり、心配事が一つ減った訳です。

「ズッと梅雨が続けば良いのに。」
なんて思う訳も有りませんが、梅雨は梅雨、定食屋の季節メニューみたいなモンで、
抵抗せず身を任せれば、悪いモンでは無いでしょうから、
暫く続くであろう梅雨を、諦め半分で過ごそうと思います。
# by kaleidocycle | 2010-06-15 22:24 | 無駄

念押し。

念押し。_c0189724_23421891.jpg明日15日(火)は、予定通り休みです。

先日、朝飯を抜いて走りに行った知人が、
何だかよく分からない間に、
道路脇の側溝に落ちてしまい、
骨折の憂き目にあったそうです。

やはり、食う事は大事な事です。
明日は朝飯を食い、それを消化するべく・・・、
何処に行こうかしらん?

地図を見ながら行き先を思案する、蒸し暑い夜です。
# by kaleidocycle | 2010-06-14 23:51 | 駄情報

テリトリー。

テリトリー。_c0189724_2014820.jpg
雨の予報を明日に控え、
ちょいと走りに行こうと家を出た今朝。


家から100m位離れた高野川の中を、
鹿が3頭、水飛沫を上げ渡っていました。

「何処に居ようと、鹿の勝手でしょ?」
と流すべきかも知れませんが、
家の近所で鹿・・・驚愕です。

先々週は山中でハツカネズミを、先週は山中でリスを、そして今日は家の近所で鹿を。
動物との遭遇機会赤丸急上昇です。

このままの勢いで行くと、最近中川周辺に出ているというと遭遇してもおかしくありません。
が、熊は遠慮したいので、当分中川・沢池方面へは立ち寄らない事にします。
テリトリーの取り合いにおいて、人間と熊では勝負にならんですからね。
# by kaleidocycle | 2010-06-12 23:42 | 無駄

燃え滓。

週末に迎えるであろう梅雨入りを前に控えた休みの日、
雨が降ると出来なくなる事をしよう。」と言う事で、オートバイで淡路島へ。

燃え滓。_c0189724_23154919.jpg
「世界平和大観音」


淡路島を、時計回りに回り始めると、
すぐに目につく、違和感アリアリの観音像。

個人所有の巨像は中が博物館になっており、
ある階には鎧兜、ある階には日本画、
そして地下には自動車と、
所蔵物なんやかんやが並んでいた。

燃え滓。_c0189724_23163684.jpg
調度品、カーテン、もちろん建物自体のデザイン、
全てが昭和の残光に溢れており、
淡路に来る能力を得て以降、何度も来て浸った。
像上部の展望台は、ハトの羽だらけで汚かった。


が、それも今は廃墟。
尾をひいた光も潰えてしまった。

廃墟好きに破られた扉の中は、
覗いた所で、あの光はもう何処にも無い。

燃え滓。_c0189724_23172890.jpg
海沿いを南へ下る。
人の住まなくなった跡がチラホラ。


「残滓物」 
文字のまま、のこりかす。
搾って、使って、要らなくなった残り。

捨てるでも無く、処理するでも無く、
放置されているそれ等には、
期待の無い安定性故の安心感がある。

燃え滓。_c0189724_23181530.jpg

黒岩水仙郷周辺から、
山越えの道へ。


途中、ミニカバン草爆発。
多分、自分と同じ年生まれ位。

「一生物」という言葉の、担ぎ切れぬ重さ加減よ。

燃え滓。_c0189724_23191681.jpg
淡路最高峰 諭鶴羽山へ向かい、
ダートを上り続け、ひらけた場所で振り返ると、
目の前には沼島が。


何も無さそうな島。
失礼な言い方かもしれないけれど。

しかし、だからこそ行ってみたい。
自転車ツーリングの目的地候補内定。

燃え滓。_c0189724_2319477.jpg
延々と続く山を抜けた先に、古代遺跡の様に現れた、
石積み式の、古風な上田池堰堤


昭和の初めに完成したという、
ウエダではなく、コウダと読むこのダムは、
未だ現役で下流の農業を護っているそうな。

立派だ。立派にも程があるダムだ。
このダムを擬人化すれば、
きっとイカしたヒーローになる。

燃え滓。_c0189724_2320339.jpg
川沿いに下り、国道へ出て、
向かう先は、本日の目的地である、
若人の広場

此処は、先の戦争に際し動員され、
亡くなった学徒の記念施設。

阪神淡路大震災で、建物に被害を受けた後、
そのまま修復される事無く、
半廃墟と化してしまっている。

燃え滓。_c0189724_23242369.jpg
建築界の巨人 丹下健三の手によるこの建造物は、
電気も通らず、荒れ果ててしまった今でも、
死ぬ事無く、永久機関の様に在り続けている。


当然、展示物は全て無くなっている為、
戦争の事、学徒動員の事などは何も伝えていない。
それでも、燃え上がる若さの意味を、
考えさせるに充分な力は残っている。

燃え滓。_c0189724_23245126.jpg極論、若さとは正義であり、答である。
それが、歳を重ねる毎、生きる事そのモノに溺れ、
やがて若さを失った時、若さからの否定対象となり、
そして老い、消えて行く。

人は、正しく居続ける事が出来ない。
例外無く、必ずブレる、必ず歪む。

だからこそ、産まれ続け、死に続ける。
同じ様に、戦争もあり続ける。

故に、若人は己が正しさを強く認識するべきである。
# by kaleidocycle | 2010-06-12 13:54 | 無駄

ハバナスデー。

ハバナスデー。_c0189724_19572988.jpg







明日は10日、休みです。

ハバナスデー!(ウィッキーさん風)
# by kaleidocycle | 2010-06-09 22:54 | 駄情報


空井戸サイクル

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