井戸端監視カメラ



熟成。

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「キャンプストーブグリーン」

空手モンキーの初期ロットだったはずですが、
何せ新車で納めさせて貰ったのが、
十数年前なので・・・最早記憶は霞の中です。


新車当時はピカピカだった此方のミドリちゃんも、
正統なるMTBとしてトレイルに突撃したり、
ドロップ&細タイヤでシクロ的に乗られたりと、
その時々のニーズに合わせて変身し、
様々な形でオーナーを支えて来ました。


そんな十数年間の間に、ワタクシもオーナーも結婚をし子を授かりで、
生活様式は勿論、自転車に求めるモノも少なからず変化したと思います。

それでも何だかんだでまだ乗り続け・使い続けているという事の有り難さよ。
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メインバイクが他車両に移った事や、
人生多忙化に伴い出動機会の減った此奴。

しかし同時に子供が成長して来た事もあり、
心機一転、Xtracycle社のロングテールキット、
「Leap」を用いてワゴン車化させて頂いた今回。


永い時間の中で使い回せば使い回すほど、
「嗚呼、なるほど」と気付かされる事が多いSurly。

「噛めば噛むほど味が出る」という意味なら「スルメの様だ」と評すべきでしょうが、
個人的には何となく・・・干し芋の方がイメージにピタリと来ます。
永く噛んで美味いだけでなく、保管・携帯もし易く栄養も満点だぜ!ってなモンで。

この先5年10年15年と月日を重ねれば、干し芋の美味さが更に身に馴染む事でしょう。
# by kaleidocycle | 2017-03-16 23:11 | 無駄

チェック・ザ・ベストバイ。

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「作って壊れて直して壊れてまた直して」
といった、
永久ループに注がれるコストを削減すべく、
地方道のアスファルトは引っぺがして、
土の道にしてしまえば維持費が安くなる。

そんな理由から米国では未舗装路が増え、
同時に台頭して来たグラベルロードというジャンル。

自身、RLT9というグラベルロードを乗っていますが、
けっして未舗装路だけで気を吐くモノではなく、
純粋なるサイクリング車としても有能という事が、
実感されるに伴いグングン勢力を伸ばしています。

しかしグラベルロードとディスクロードとディスクシクロで何が違うの?と、
その立ち居地というか定義があまり世に伝わっていない事から、
「これぞ!」というモノから、「いやいや、それグラベル違うでしょ」というモノまで、
実に玉石混合ワケワカメな今のグラベルロード界であったりもしますね。

弊店なりのグラベルロードの定義は以前にも書いた気がするので省略しますが、
グラベルロードが気になっているという人が検討する際には、
Salsa/Warbirdを基準に好き嫌いの足し算引き算をする事をお勧めします。


いや、ホントにワーバードは最高のグラベルマシーンだと思っているのですが、
基本的に鉄フレームしか置いていない弊店では「アルミはねぇ・・・」と言われる事しばしば。

じゃぁ鉄フレームのグラベルロードでベストバイを挙げるなら何処の何か?
ワタクシの知る限りではコレなんじゃないかなぁ、というのが。
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Bombtrack Hook2  ¥260,000
完成車の完成度が異様に高いドイツからの刺客、2017モデルも尖っています。
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まずコンポが良い。
SramのRival11を使った1x11です。


クロスレシオである必要性が低い上、
Fメカトラブルを避けたい事もあるので、
グラベルロードはフロントシングルが良い。

しかしシマノコンポではフロントシングル用STIは存在せず、
またMTB用コンポとの互換性が無い為、混ぜて使う事が出来ません(というか難しい)。

その点、Sramはフロントシングル化に積極的なのでRival11の様なコンポも存在するし、
MTB用メカ&スプロケと混ぜて使う事でワイドレンジ化も可能という事でグラベル向き。


そんな変速関係は支持するとしても、個人的にSramの油圧は・・・苦手です。
フィーリング・信頼性、共に今後を期待という域を出ない印象なんですよね・・・。
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その点、Hook2に装備されるブレーキは、
機械式の中でもコントロール性に秀でる、
TRP/Spyreってのがまた良い。

ドカーンとひっくり返って、
「ギャー!レバーが崩壊した~!」
とかなると、油圧一体レバーは辛い。
けど機械式なら被害は最小限、と現実的。

マウントは専用の部材を用いたフラットマウントなのに加え、
リア12mmスルーの142mmエンドですので、今後の油圧化にも充分対応可能。


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リアがスルーと言う事は当然フロントもスルー。
15mmではなくトレンドに則った12mmで、
ワイヤ中通しのカーボンフォークがセットされます。

テーパードコラムなんてのは今更言うまでも、ですね。


そんな足にセットされるホイルは、
DT-SwissのR24-Spline-dbで、
DT製品の中ではエントリーモデルとは言えど、
チューブレス対応となりますので、
タイヤを交換すれば即チューブレス化可能。


因みにスプラインにクレメンの36cタイヤを履いてクリアランスはこんな感じ。
メーカーや製品にもよりますが、Max40cって辺りでしょうかね?
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「鉄で45c履きたいよね~」
という林道志向の方には、
NinerのRLT9Steelがお勧め。
ただフレームセットで¥23万します。

その点、此奴は完成車で¥26万!
ハンドルも良いシェイプですし、
サドルもサンマルコ/スクアドラと、
隙の無いアッセンブルで¥26万!

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と、この様にですね。

かなり研ぎ上げられた鋭い内容の、
スチールグラベルロードである、
Bombtrack/Hook2ですが、
欠点を挙げるとするなら、
「サイズ展開が少ない事」と、
「現車を見る機会が滅多に無い事」


ただ個人的に非常に気になるし、
実際走ってみるとどうなんだろ?
という興味もあったりするという事で、
代理店さんにお願いして、
試乗車をお借りする事にしました。


明後日16日(木)から一週間、弊店店頭にてHook2のMサイズがスタンバってますので、
サイズ感を御確認頂いたり、実際に乗って頂く機会として御活用下さい。

「林道までひとっ走り行きたい」という方は事前に時間を予約して頂くと共に、
愛用のペダル&シューズをお持ち頂ければ、ええもう、ジャンジャンジャンジャン。
# by kaleidocycle | 2017-03-14 20:57 | 駄情報

再入荷。

他所様ではあまりお目に掛からないけど、弊店では定番品。
そんな空井戸サイクルレギュラー品が2品再入荷しました。
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一品目はStan’sのワイドリム、
Hugo52の26インチ仕様。

Stan’s No-tubes HUGO52
 (26in) ¥15,000(税別)



リム中央部のみがダブルウォール、
そんな独特の形状により、
チューブレスタイヤをセットする際、
非常にビードが上げ易くなっており、
26+用リムとしては実用性No1。

また本国価格$150に対し、
提案価格¥15,000と本国より安い!


26+をチューブレスで使う方には現時点におけるベストな選択だと思いますが、
そんな人が何人居るかというと・・・まぁ両手で数えられる位でしょうかねぇ?c0189724_16211421.jpgc0189724_16213066.jpg


今回、予想よりも入荷量が少なく2ペア(4本)のみとなっておりますが、
「あ、俺を&私を呼んでいる・・・」という方は是非。
ハブ持ち込みでのホイル組み(¥3,000/本)も承ります。

あとチョコチョコお問い合わせ頂くAlexのスープラ35(26インチ版)については、
現在在庫ゼロとなっており、4~5月頃の入荷予定となっておりますので暫しお待ちを。



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二品目はミニマム携帯ツール、
RunwellのSus-Xです。

Runwell Sus-X ¥3,500(税別)


財布にも収まる全長70mmに、
3,4,5,6mmのレンチを装備。

アレも欲しいコレも欲しいと、
言い出せばキリの無い携帯工具。
しかし日常ライドで必要となるのは、
大抵3,4,5,6mmでは?

3mmはトムソンユーザー向けです。


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ロングの際にはチェーンカッター欲しいし、
色々ついたトピーク製品などが有能。

でも日常チョッと使う場合って、
ポジション少し変えたりとか、
知らぬ間に緩んでたボルトを締めるとか、
実に僅かな事が多いと思います。

そんな瞬間の不満を解決する為に、常時忍ばせておけるミニマムボディ、
ついでに言えば何となく持って居たくなる造形美、所有感。

工具の街・新潟燕三条で生み出される実に日本的な携帯工具、お手元にお一つ是非。
# by kaleidocycle | 2017-03-12 17:06 | 商品

薄皮化。

予告通り、「CCP展示会in京都」的な感じで春夏物のサンプルを並べておりますが、
なんか・・・物凄く点数多い。
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ただでさえ狭い店内がCCPサンプルに制圧されてしまい混沌としております。

全てが良い!というのではなく、自分が欲しいと思うモノがお客さんにはピンと来ず、
反対に自分がピンと来ないモノをお客さんが良いと言う、
そんなデコボコ感と申しましょうか、好き嫌いが出るのは寧ろ好ましい事だと思います。

明日も引き続き展示しておりますので、お時間御座いましたならば是非。
# by kaleidocycle | 2017-03-11 20:15 | 駄情報

未開の地。

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ひっっっっさしぶりに走りに出ました。

いや、子供の面倒みるのは、
それはそれで楽しいんですが、
「二度と自転車に乗らないんじゃないか?」
そんな恐怖が頭を過ぎってですね、
夜うなされたりするのでガス抜き一発。

で、そのガス抜きライドの着火剤的役割を果たしたのが此方。
WTBから届いた新グラベルタイヤ「Riddler-TCS 37c」です。
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WTB Riddler-TCS 700x37c  ¥6,900(税別)

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リドラーって名前が良いですよね。
「リドル」は「謎」という意味ですので、
「リドラー=コレ何だマン」みたいな感じ?

何?違う?MTBプロライダーである、
Nathern Riddleのシグネーチャーモデルですと?


そう、リドラーは元々XC系のMTBタイヤであり、
そのパターンをベースに700c化したのが、
今回のグラベル用リドラーなのであります。



今乗りに乗ってるWTBの、しかもグラベル用タイヤともなれば、
もう試さない手は無いという事で、我がナイナーに即インストール。

今まで履いていたのはIRCの「Serac-CX-Sund32c チューブレス」で、
約380gととにかく軽く、転がり抵抗も非常に少ない製品でした。
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そこからリドラー37cに変えるとこんな感じ。
数字上の太さの差以上に、ブロックがよりノビーな為に押し出し強い印象ですね。
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装着直後でシーラントが馴染み切っていませんから、
出走前に空気圧をチェック。

この太さでチューブレスなら2.2~2.4位か?
と思いながらも少しビビって2.8気圧でセット。


さぁどんなモンかな?と走り出すと・・・、
おぉ~!乗り心地が滅茶苦茶良い!
37c&2.8気圧という数字を加味しても、
予想を超えるコンフォートっぷりです。

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高級タイヤのしなやかな乗り心地の良さとは違い、
何と言うか・・・スポンジっぽいとでも言いましょうか?

ケーシングが変形して衝撃をいなすだけでなく、
もう一つ謎の衝撃吸収段階がある様に感じ、
言わば2段構造で衝撃を緩和している感触。


勝手な予想を言わせて頂くならば、
このセンターの低いノブが変形し、
衝撃吸収メンバーとなっている雰囲気です。
ま、当てずっぽうですけどね。

一見重そうに見えるリドラーなれど実測440gとチューブレスとしてはかなり軽く、
回した感じも軽快ですが、シラクサンドと比べると峠の上りは一速分ほど重い印象。
シラクサンドの漕ぎが異常に軽いだけ、と言えばそれまでで、
例えばグラベルキング35cと比べると寧ろ軽い感じだったりはします。

対して下りは抜群に良い!
前述したクッション性の豊かさもそうですが、シラクサンドと比べるとグリップ感が全く違う。
ディスクブレーキの生む制動力をキッチリ受け止め切れる上、
滑り出してからグリップ回復までの一連の挙動がとても掴み易く、
サイドノブを感じさせない自然なハンドリングと直安性はグラベルというよりもターマック。


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林道に突入すると本領発揮!と言いたい所ですが、
MTBと比べると絶対速度域が低い為、
シラクサンドでも不満は無かった訳で、
トコトコペースで走る限りは極普通です。


ただトラクション抜けそうなキツめの上りや、
濡れた砂利を踏み行く時には、
シラクよりも当然良い感じにグリップします。

ここはトレッドパターンの差以上に、
コンパウンドの違いが大きいですね。

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「タイヤがもっと太ければ!」
と感じる瞬間があったか?というと答は「無い」

トレイルぶっ飛ばせる腕があれば別ですが、
ドロップのこのポジションでとなると、
ワタクシにはとてもとても、でありまして、
まぁ林道に入ってもノンビリゆらゆらが精々。


逆にこの程度の細さ加減だからこそ、
マディでもブスッと刺さって越えられるのです。

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このクッション性の豊かさと必要充分なグリップを、
漕ぎが軽くハンドリングが自然な域に納めるという、
とても高度なバランスをかなえているのは、
やはりチューブレスありきなんだろうなぁ、
などを思ったり思わなんだりしました。


最近増えつつある37~42cグラベルセグメント。

嘗ては38cというと「パセラ?」的な感じで、
チョッとしたスポーツタイヤ暗黒地帯でしたが、
その未開の地が今切り拓かれつつあります。


Maxxisの新製品「Rambler40c」も来月末辺りに国内入荷するとの事で、
徐々に勢いを増すグラベルタイヤシーン、中々に興味深いです。
# by kaleidocycle | 2017-03-09 20:45 | 商品


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