井戸端監視カメラ



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鉄器文化進化論。

過日、インスティゲーター2.0のオーナーさんから興味深い相談をうけました。

26+を履くインスチは面白く大変気に入ってはいるけれど、
公園でトライアル遊びなどをしていると、
リアセンターがもう一歩詰まっていればもっと面白いのに、
そんな妄想が振り払っても振り払えず・・・モヤモヤが募るばかり。


なるほどなるほど、インスチのリアセンター短縮をお考えですか。
普通であればエンドを一旦ブった切って短く繋ぎ直すという方法が思い浮かびますが、
インスチは26+を履かすとタイヤクリアランスがギリギリの為、
エンド側から短縮するとタイヤとヨークが接触してしまいますしね・・・。



そんな悩みを一撃で打開すべく、オーナーさんから提案された奇策。

「え?そんな事・・・出来ますかねぇ?どうなんでしょう?」
と困惑しつつも、加工担当Sunrisecycles高井氏に相談。

その結果が・・・此方。
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もはやSURLYではなく「URLY」。c0189724_1857780.jpg

そう、後側から詰めるのではなく、
偏芯BB化してリアセンターを詰めたのです。


BBシェルを外して付け替える、
それだけならまぁ分からん事も無いですが、
ダウンチューブ・シートチューブ・ヨークの3点を、
ズバンと削り取って大径化するとはなんと大胆な!

このピート・バーンズもビックリの加工を経て、
見事リアセンター短縮を成し遂げた、と。

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今回、ドロッパーポストのケーブルを、
ダウンチューブ内装にすべく、
小物取り付け加工も行っているのですが、
こういった使い勝手を良くする小加工は勿論。

車両の特性を根本から変えてしまう様な、
大変更までもが、なんだかんだで可能なのは、
やはり加工性に優れた「鉄」という素材の魅力。


2016年をもって廃盤となったInstigator2.0。
まぁそれはそれとして、此方は先へ参りましょう。

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半歩進化したコイツは、言うならば「Instigator2.5」ですな。
by kaleidocycle | 2016-10-31 20:20 | 駄情報

にぎにぎ。

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今朝方未明。
起きていのか寝ているのか分からぬ息子に、
突然布団の中から追い出されました。

「トット(訳:父の事)!トットは嫌なの!
 トットは寝ない!寝ないのーっ!あち行けーっ!」



・・・出し抜けに何やねん。
キング・オブ・スウィート、甘やかしの帝王、
そう恐れられたワタクシも堪忍袋の尾が切れます。

もういい!トットは出て行く! って出て行くんかい。
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そんな訳で今朝は、
Ninerのグラベルロード、
RLT9で当て所無くぶらぶら。


この手の車両は恐ろしいモンで、
ダブルトラックは勿論の事、
ペースさえゆっくりであれば、
シングルトラックも普通に行けます。

特にダートの上りなんて、
トラクションかからんやろうと、
思いながら踏むと・・・案外上る。

何でこんなツルツルのタイヤで、
こんな勾配を上れてしまうんやろ?
ポジションの所為かしらねぇ。

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でもシングルの下りは死亡遊戯、つまり必死。

「何とか行ける」と言うだけで、
楽しいとかそんな余裕は一切無し。

それでもなんでもギリギリなんとかなるのは、
やはり油圧ディスクブレーキの恩恵でしょう。


因みにワタクシはTRP/Hylexを使用。
意外と、というと失礼ですが、
このブレーキが実に良い感じです。

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引きのスムースさもパッドタッチも、
文句が一切出ない完成度で大満足。

更にこのレバー形状は秀逸の一言。
異様に長いブラケットは視覚的に変ですが、
この長さと細さが非常に握り易く、
ブルホーンの様な握り位置が生まれます。

またレバー形状も練り込まれており、
ブラケットポジションでレバーに指をかけると、
丁度指二本がレバーの根元に収まり、
そこを少し握るだけで充分な制動力を発揮。

これでレバー&キャリバー&ホースといった一式で¥4万/一台分は価値ありますわ。


「つってもアンタはバーコン使ってんじゃん。世の中は普通STIな訳。
 STIの油圧となると結構な出費な訳よ。そこん所織り込んで言葉吐けや。な?」

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そう世間から攻められるワタクシに、
弟子(スコープライタン)がスッと差し出すは。

・Ashima PCD ¥19,800/台分

話題に上れど皆遠巻きに見ているだけ、
でお馴染みのアシマのPCDではないか。

レバーからキャリバーまでは機械式と同様ワイヤを使い、
キャリバーのみが油圧となっているハイブリット油圧ブレーキ、PCD。
「Rockshoxのブレーキと一緒やん」と微笑む貴方は白髪が生えているはず。

海外の某制動力テストにおいては、油圧ブレーキ製品群の内で、
最も制動力が低いという評価を得た、そんな話も聞きます。
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しかし、それは必ずしもネガでは無い。

というのもグラベル系において、
油圧で悩まされるのは「効き過ぎ」や、
それに付随するコントロール性の悪さ。

なので多少制動力が低い位でも、
パッド交換で良い塩梅になる可能性も。

PCDのパッドはシマノ互換という事で、パッドの選び幅は相当ありますから、
色々試して行くのも面白そうな気がします。


その他、システムがキャリバー内で完結している為に熱の逃げ場が無いとか、
油圧のクセに引きが機械式並みに重いとか、文句ばかりのPCDですが。
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左右からパッドが迫り出すので、
ロータークリアランスが出し易く、
カチッとした感触が得れる事は、
油圧らしいメリットと言えます。

それに、少し良い機械式ディスクと、
ほぼ変わらんか寧ろ安い価格は、
やはり魅力的ですなぁ。

パッドの相性の事や耐久性の事など、知りたい事は山ほどあります。
なので、人柱になってくれる人が居たら格安でお出しします。さぁLet's人柱。


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「人柱かぁ・・・俺のマシーンにつけよかな。
 まぁちょっと座って考えよ、ドッコイショ。」



おい、君、新商品に座らないでくれたまえ。
それは待ちに待ったブツなのだよ。

「こ・・・これは!」


Giant純正ハイブリッド油圧ブレーキシステム「コンダクト」やないか~い!
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Giant Conduct-Disk-Brakes  ¥15,000/台分
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ご覧の様にジャイアント純正ステムの、
フェイスプレートの代わりに装着して使用する、
油圧ブレーキコンバーターシステムです。

ワイヤで引くのはハンドルに沿う部分のみなので、
ワイヤ抵抗を最小限に留めてくれる優れモノ。


また熱の問題も普通の油圧システム並みで、
レバーの引きも結構軽い、そして何より!安い!
キャリバーもホースもオリーブもついて¥15,000。

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これはジャイアント以外にも使いたい。

と言う事でボルト間隔を採寸した結果、
縦が約40mmで横が約24mm。


手持ちのステムで何か使えそうなのは?
と捜索してみましたが、ん~・・・無いな。

マスター単品重量で約220gと結構な質量感ですが、
HopeのV-twinなどと比べると、まぁこんなモンかってレベルです。


と、この様にしてですね、「ドロップハンドル&STI&油圧」という組み合わせの敷居が、
ドンドン下がって来ている事は、非常に非常に喜ばしい事ではありますな
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さて・・・今晩は寝床に入れて貰えるのかしらん?
追い出されたら雨のナイトライドにデッパツするっきゃナイト!
by kaleidocycle | 2016-10-28 22:15 | 商品

成長18歳。

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つる~っとピカ~っと眩いばかりに輝く、
鏡面仕上げされたアルミ地の質感や良し。

ブレーキレバーのフードを外して、
大事に大事に磨き込む辺りに、
オーナーの愛着を感じますなぁ。


などと感心するワタクシにオーナーさんが一言。
「・・・普通に使ってただけです。」

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一歩引いて全体を見れば、なるほどなるほど。

「あんな感じにしてやろう」とか、
「こういうスタイルで行こう」等といった、
着地点の具体像は一切なく、
ただただオーナーが乗り易い様に、
使い易い様にと増改築された固定ギア。


使っている内にブラケットフードは千切れ飛び、
そのままアルミのブラケットを握り続けた結果、
表面はツルツルに磨き上げられてしまった、と。

痺れるほど格好良いやないか・・・。

床の間自転車の間逆を行く、リアルなハンドポリッシュ。
「細かい事はよう分からんけど自転車乗るのが好き」
そんなオーナーのスタイルが透けて見えるようで最高にイカしています。

是非このまま引き続き独自路線で乗り続けて頂きたい所ですが、
「今の生活様式に即した仕様に変えよ」との御依頼でしたので、
全バラ丸洗いからはじめてチョコチョコ部品を替えて~ので・・・。
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スチームローラー/お父さん仕様。

結構な無理矢理感&インチキくささを醸しておりますが、
こういった「骨の髄までしゃぶり尽くす」みたいな使い方をすればするほど、
何か・・・Surlyだねぇ、って感じがするのはワタクシだけでしょうか?


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Surlyの創業は確か98年なので、
今年でもう18年目になります。

先週お預かりさせて頂いた、
Surly11周年記念モデル「Ratride」も、
気がつけば7年も前のモノなんですね。

光陰矢の如しとは正にコレ。

そんなRatrideは24x3.45というファットタイヤを装着したモデルで、
見た目のインパクトは相当なモノであったものの、
替えタイヤ&チューブが入手困難である上、そもそもハンドリングが変な感じであるなど、
実際に乗る為の一台というより「景気づけのお祭的一台」という印象がありました。

しかし自転車は乗ってナンボですし、ましてやSurlyともなれば。
って事でガッツリ乗りたくなる方向へ、7年目のキャラクターチェンジ敢行。
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キャンディーレッドが眩いデッドストックのVelocity/P35に、
Surlyの新タイヤ「E.T. 26x2.5」をチューブレス仕様でセット。

舗装・未舗装問わず漕ぎ軽く、思い立ったが吉日でどんなルートへも突っ込んで行ける。
1x1にE.T.チューブレス、この組み合わせは滅茶苦茶良いです。
この快走感はついつい意味無く乗りたくなってしまう魅力がありますので、
きっと次に弊店に戻って来る時には、ボロッボロに乗り込まれている事でしょう。

さぁ、どないな成長を見せてくれるのか・・・楽しみですわ~!
by kaleidocycle | 2016-10-27 21:18 | 無駄

タイミング。

ハロウィーンなんつってもですね、ワタクシが子供の頃は一般的ではなく、
南瓜を刳り貫いた経験など生まれてこの方一度もありません。

しかし絵本でもテレビでもハロウィーンに接する事の多い息子(2歳半)は、
「いやいや、10月末に南瓜は必須でしょう?」みたいな顔して作れ作れと催促するので、
一念発起し南瓜の刳り貫き作業に挑んだのが、もう10日ほども前。
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失敗する前提で早めに作ったのですが、
オレンジ色の南瓜は思いの外柔らかく、
案外スッスとそれらしい形になりました。

しかし南瓜は生ものでありますが故に、
日々少しずつ萎れて来まして、
段々歯抜けっぽくなって来てます。

ぬぅぅぅぅ~・・・正に経験不足!
生まれて初めて南瓜を刳り貫きジャック・オー・ランタンを作ろうとする方へ、
「加工は使用の直前が好ましい」というワタクシの経験を伝授致しましょうぞ。


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あと、現在塗装工程真っ盛りであります、
弊店オリジナル26+フレーム「カルトスター」の、
ヘッドハッヂが本日仕上がって参りました。

意味不明にして適当な「?」
何も考えずに手書きで書いたマークですが、
それをバッヂとして形にする為に、
一体何人の人の手を煩わせた事でしょう・・・。


デカールだったらもう少し簡単だったはずですが、
やっぱ金属製ヘッドバッヂは嬉しいですよね~。

来月早々にも塗り上がって来ると思しきカルトスター。
塗り上がったは良いけどヘッドハッヂが無い、という事態に陥る事も無く、
届き次第パパパッと取り付けれる喜びよ!

段取りとタイミングは大事ですね、やっぱ。
by kaleidocycle | 2016-10-26 22:03 | 独自MTBフレーム

70/30。

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仕事前の小一時間だけで良いから、
ちびっとだけ山の空気に触れたい。

そんな欲求を胸に抱いて向かったのは、
市内の外れにある某砂防ダムの奥。


街中からママチャリでも行ける距離ながら、
夜には市内の光も届かず、
キャンプごっこなどをするのに最適な場所で、
独身時代はよく此処で夜を過ごしたモンです。

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で、思いつき半分懐かしさ半分で、
トコトコ歩いてダム越えて、
浅い川に木道がかかる場所に辿り・・・、
辿り着くと・・・あるはずの木道は無く
山から流れ出る砂で埋まっていました。

砂、凄ぇな。


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これだけ次から次へと砂が出てくるのに、
よく山自体が小さくなってしまわないモンやな、
と妙に感心してしましますが、
その動かざる事何とやら感こそが、
山の魅力の源泉なので御座いましょうな。


まぁそんな山と少し触れ合う程度の自分から、
ビカールサン(@神々の山嶺)一歩手前の人まで、
誰もが耳にすれば「ピクン」となる、
そんな60/40(ロクヨン)という素材があります。

綿とナイロンの割合が6:4である事からそう呼ばれるロクヨンは、
対磨耗性が高い上に通気性もよい、というだけでなく、
雨に濡れた際には綿素材が膨らむ事で目を詰まらせて防水性を発揮するなど、
「タフ」を地で行く感じが、実に男のロマン心を擽る素材であったりします。


で、こんなズボン。
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 CCP トゥエンティー・ダーツ ¥20,000(税別)
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素材は勿論ロクヨン・・・と言いたい所ですが、
綿の割合がより多い70/30なのでシチサン。

つまりより綿パンに近くなる訳ですが、
持って軽く、ザクッとした手触りは、
やはりロクヨンに近い素材感と言えましょう。


伸縮性の低さもロクヨン同様なのですが、
その素材を使いながら如何に動き易くするか?
という問題への回答が20箇所にも及ぶダーツ。

ダーツは生地を織り込んで縫う事で立体感を出す手法の事で、
「摘む」なんて言い方もしますが、20箇所ともなると最早折り紙状態。

更に股下はクライミングパンツの様にガゼットクロッチとなっており、
複雑怪奇極まりないパターンが実に縫製屋泣かせな一本ですな。
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また左右に設けられた大型ポケットは当然の大容量ですが、
中身がバタバタと踊らぬ様、右ポケ内部には内容物保持用ベルトが潜んでいます。

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履いてみると、とにかく軽くて楽。

肌触りはナイロンパンツのそれに近いモノの、
ダーツで立体的にこそぎ出されたパターンと、
CCPにしては珍しいルーズなサイズ感で、
不思議なほどに履き易いです。


ワークパンツ的な全体がルーズに垂れる風ではなく、
垂れる所は垂れて、締まる所は締まるという、
すっきりとしたグラマラスさは流石の20ダーツ。

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こういったローテク素材の魅力というのは、
絶対性能というよりも、永く付き合える耐久性と、
そして月日が与えてくれる表情でありましょう。

履いて履いて履きこんで、
場所場所の風合いに差が生まれ、
それでもまだまだ自分の体を守ってくれる。


自然への憧憬をホンノリ抱き続ける人が、
ふと思い立って少し山に入ってみる、そんな時。
履いているべきはきっとこんな一本なのでしょう。
by kaleidocycle | 2016-10-24 20:42 | 商品

ピック&ドロップ。

保育園児に通う息子が、チョコチョコお土産をくれます。

拾ったドングリを「ハイ、ドウゾ!」  
有難う御座います、茹でて食べれば良い感じですかね?

園内で流行しているという風邪も「ハイ、ドウゾ!」
ああ、これが今トレンドのね、イカした奴ね、それでは一口・・・。
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いや結構です!結構です!と拒否をしようとも、
手洗い・うがいキャンペーン如きでは防ぎ切れず、
強制的に風邪をプレゼントされる結果に。


息子が保育園に通い始めてまだ半年、
しかしその間に何度親子で風邪をひいた事か。

保育園や幼稚園に通い出すと、
子供は矢継ぎ早に不調を抱える、
そんな話は聞いていましたが、
まさか此処まで確実・迅速に持ち帰って来るとは。

正に「メッセンジャー風邪」!

・・・明日には全快する予定です。
by kaleidocycle | 2016-10-21 20:49 | 無駄

海賊版。

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ちわ~、お届け物で~す。

あら?何かしら?不審な白い箱ねぇ。
炭疽菌でも入ってんじゃないの?

んな事ア・ル・カ・イ・ダ!

じゃなくてアルフィーネ。

・・・冒頭から暴投で逃亡したい気分が沸きあがって参りますが、
忘れた頃に届いた此方はアルフィーネのクランクです。

普通にカタログに載っている割に、基本的にはOEM供給メインの商品となる様で、
「欲しい!」と思い手配しても大体取り寄せ扱いになるのですが、
それでも何でもコレじゃないと!という瞬間がある中々ナイスなクランク。


そんなアルフィーネクランクを行くべき所にスポッと嵌めて、ハイ!完成。
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Surly Cross-check 海賊版完成車  ¥135,000(税別)

Surlyの2017ラインナップに追加されたクロスチェックの1x9仕様完成車は、
シンプル&リーズナブルに纏められており、悪くは無いのだけれど・・・、
同じ予算でもっと完成度高いの組むよワシ、という自己顕示欲から生まれた海賊版。


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ドライブ系はデオーレを使った1x10
変速性能、耐久性、維持費などなど、
何処を切っても正規版完成車より有能。

そしてクランクは件のアルフィーネ
アウトボードBBの耐久性はもとより、
Wガード仕様によるチェーン落ち防止や、
アルミ製ガード板をはじめとした美しさ、
此処はやっぱコレじゃないと!ってな話。


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ハブはやはりデオーレで、
価格を越えた回転性能に加え、
さすがシマノ!な止水性能。
つまり好調を維持し易い、という事。

そのハブをAlexの定番リム「DM18」と、
DTのストレートスポークで手組み。

この「ホイール」というのは正規版完成車で一番気になった所で、
別に乗った瞬間驚くほどよく走る、とかじゃなくても良いから、
チョイ乗りでもガッツリツーリングでも、なるべく不具合出ない様な「普通」であって欲しい、
そんな願いを込めて、テンションバランスをバラけさせない様にせっせと手組み。

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ブレーキに関してはデオーレではなく、
4000系アリビオなのですが、
それでもレバーヒンジの耐久性や、
ピボットの錆び難さなどの性能は、
Vブレーキとして充分以上に信頼出来ます。

つまり「普通」です。


しかしそれは取り急ぎの「普通」ではなく、
この状態で5年後も10年後も乗って貰える、
自分なりのクロスチェック像における普通。



Surlyの屋台骨とでも評すべき、汎用性・恒久性に富んだクロスチェック。

そのクロスチェックを、まずは安価に纏めた完成車で乗り始めて、
乗って行く中で色々気に喰わない箇所が出れば、その都度部品交換して楽しんでね、
と、そんなのが正規版完成車のコンセプトなのかと想像しますし、
メーカーという単位での提案としては至極真っ当な内容でしょう。
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まぁしかしそれはそれとして。


「世界一シマノ部品が安い国」
に住んでいる恩恵を活用し、
最低限のコストの中で、
最大限の効率を狙った、
今回の海賊版完成車。


まずは50サイズで組みましたが、
必要部品が入手可能な限りは、
他サイズでも御用意致しますので、
入り口にして出口足りえる、
海賊版クロスチェックを御検討あれ。
by kaleidocycle | 2016-10-19 20:51 | 商品

ナード・コア。

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26+タイヤの第二波「WTB/Ranger」

入荷即装着してチョコチョコ走っておりますが、
装着してからの10日間の中で、
感じた事・思った事などの印象を、
ヘボな乗り手なりに纏めてみたいと思います。


まず実測寸法などは過去の報告で済んだとして、
一転がし目の印象は一言「軽い!」

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比較の対象は当然、唯一の同セグメントタイヤ、
SurlyのKnard26x3.0(120tpi)になる訳ですが、
店の前を少し乗っただけで、転がりの良さに驚き、
そしてその乗り味の柔らかさにもまた驚きます。


「わ~、軽~い」と喜び勇んで乗り出しましたが、
まず一本とアプローチの峠を上っていると「?」

気の所為か?と思い別の日にまた上ると・・・、
どうした事か足の疲労度がナードよりも高い

首を傾げながらも乗って触って考えてを繰り返している内に、
薄ボンヤリとながらその感覚の差の正体が見えて来ました。

レンジャーとナードを比べると、コンパウンドはレンジャーの方が圧倒的に柔らかく、
またノブ高め&配置粗めという事で、基本的にはナードよりも漕ぎが重いはず。
しかしそれを逆転してレンジャーを軽い!と感じさせたのは、
恐らくロードノイズの差なのではないか?そう想像するに至りました。

ナードは前後揃いで履くと共振というか何と言うかで、こそば痒くなる様な微振動を発します。
対してレンジャーはそういった微振動は少なく、感覚としてはスムースなので、
その点をして「転がりが軽い」という所感に繋がったのか、と思う訳です。


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しかし重いといっても「比べると」というレベルで、
ネヴェガル等と比べると圧倒的に軽い、
というかコロコロスイスイ進んでとても楽チン。


土の上となると更に漕ぎは軽さを増す、ってのは、
セミファット共通の美点であると思うのですが、
レンジャーで際立つのはその「柔らかさ」

とにかくしなやかによく変形するので、
見た目通りの、もしくは見た目以上の、
エアボリュームでブリンブリンのフワンフワン。



グリップ感に関しては、ドライ路面ではセミファット特有の踏み潰し感で、
レンジャーもナードもそれ程大きく変わらず、ラインを選ばずドカーンと行けてしまいます。
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しかし今朝の様に水が染み出す状況では、
レンジャーとナードのコンパウンドの差が、
決定的な感触の違いを生む事に。

勿論、水気に強いのはレンジャーです。
特に濡れた岩などを越えて行く際は、
もう圧倒的にレンジャーが有能なので、
MTBタイヤとして真っ当なのは確実にレンジャー。


そんな正当なるトレイルタイヤ・レンジャーに、
唯一感じる不安は「サイドカット」について。

セミファットらしいしなやかな乗り心地と、実重量の軽さは素晴らしいですが、
手で触ってベロンベロンしている感じでは、サイドカットに弱そうな印象が拭えません。

気圧0.7kg程度の低圧で美味しい所が出そうなレンジャーですから、
多少の岩ならいなしてしまうと思いますが、1.5kgとか入れてしまうと・・・。

まぁキチンとエア圧管理して、ラインもキチンと選んで走れば問題無いですし、
その分、グリップ感としなやかさの両立を重視した辺りは、
やはりトレイルタイヤとして真っ当だと言えるのではないでしょうか。



じゃぁナードはトレイルタイヤとして真っ当では無いのか?と言うと・・・、
答は元気に「Yes!」、真っ当では無いでしょう。
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「Knard」というのは造語な訳ですが、
その中には「Nerd」が入っているんだろうと思います。

Nerdを直訳するのは難しいのですが、
日陰者とかショボイ奴とか変な奴、てな風であり、
対義語として挙げられるのは「Jock」で、
運動神経の良い王道の人気者、みたいな感じ。


MTB界におけるJocksはレーサーであったり、
ハイパフォーマンスを誇る諸々だったりする訳で、
そこに入れないし、入る気も無いのが・・・。

そう、セミファット用タイヤとして世界で初めてリリースされたタイヤ「Knard」は、
そもそもからして正当や主流に乗って行く事など考えていなかった製品であり、
軸足が「真っ当」の方向を向いているWTB製品と比べる事自体が何か違う気もします。


ナードとレンジャーを比べると、スペック的にはレンジャー圧勝ですし、
自分も当分はレンジャーを履いたままで行く所存で御座います。
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でも何となく・・・またナードに戻るんだろうなぁ、という気もしたり。

それは自分が小中高と学生時代一貫してJockとは無縁のNerdであった事に加え、
未だに自転車業界における立ち居地がNerdのままだという現実から来る気分なのか、
もしくは単なる思い込みや勘違いなのかはよう分かりません。
by kaleidocycle | 2016-10-18 20:30 | 独自MTBフレーム

紙々の戯れ。

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大阪発リラックス系自転車フリーペーパー、
「cycle」誌の最新版31号が届いています。

早速パラパラ捲ってみると・・・お!
cycleとアラヤのコラボ自転車の、
第二段ってのが出るんですね、へ~。

コンセプトが込み入り過ぎてて、
自転車屋から見れば面白いのだけれども、
世の中からの賛同は得られ難かった初代から一転、
正当で爽やかな一台となる模様。

またコゼバッグ・野口による「鳥の羽拾い講座」の記事などもありますので、
店頭にお越しの際は是非お手にとってフムフムと読んでみて下さい。


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あと来月に迫ったサイクルモードのチラシも、
ドバっと届いていたりするのですが。

会場が「幕張メッセ」・・・ってか。
遠い、遠過ぎる、というか行く訳無い。
なのに招待券が5枚もついてきていたり。


という事でサイクルモードに行く予定のある、
関東周辺在住の弊店顧客の皆様。
必要であれば郵便にて送りますので、
必要枚数を記入の上、発送指示願います。
by kaleidocycle | 2016-10-17 21:24 | 駄情報

小さい秋。

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昨日は素晴らしい好天の下、
息子(2歳半)の運動会に参加。


保育園の運動会だから当たり前なのですが、
皆、揃いも揃って小っさいんですよね~。

細い足と細い腕を懸命に振って、
走ったり踊ったりする姿に・・・目頭が熱うなるわい。


まぁこんな小っこいヒヨコ軍団みたいなのでも日々成長しており、
昨年買った秋物を着せようとした所で着れる訳もなく、
「去年のが小さくなってしもうたね、どうしましょう?」なんて悩む昨今。


大は小を兼ねる、と言う事で大きめを買っておくのが正解なのかもしれませんが、
服や丁度良いサイズで着たいモンですよね、やっぱり。

同じく弊店店頭在庫衣類も、基本的にはM・L・XLと、
弊店顧客層に準じたモノなのですが、時々Sサイズも仕入れたりします。
で、そんなSサイズはモノの見事に!・・・売れ残ります。

売れ残ると分かってて何でSサイズを仕入れるのでしょう?
誰か答を知っていたら教えて下さい。
そしてSサイズ在庫を纏めてセールさせて頂きますので御検討下さい。
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CCP LT-V015 Sサイズ  ¥13,000→××%Off→完売!
さらさらとした手触りにして、ゴムの様にのびのびの素材で作られた、
フード付きのローンスリーブカットソー、夏の日除けから冬のアンダーまでと、
非常に幅広く活躍する一枚ですが、残留期間が長いので超特価!



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CCP LT-CB01 Sサイズ  ¥15,000→××%Off→完売!
「ハの字」ジッパが特徴的な、吸汗速乾の裏起毛素材で出来たパーカー。
ジッパは両開きのWジッパなので、ベンチレーションとしても機能しますし、
勿論、ラーメンを喰う時に首元汚さない様に全開、という使い方もあり。
Sサイズ一着のみポツンと残っているので特価にて。



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CCP JC-TA06 Sサイズ  ¥16,000→××%Off→完売!
コットンメインのスウェット素材ながら、ポリ混なのでストレッチ性も良好で、
綿らしい肌触りと暖かさながら十分な運動性を確保。
バックポケットの容量も多く、ワタクシも日常使いで着まくっています。
が、やはりSサイズが災いして残留、故に特価にて。



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CCP JK-AA02 Sサイズ  ¥20,000→××%Off→完売!
薄く軽い透湿防水素材を用いたテクニカル系サイクルジャケットながら、
その能力を表に出さない大人っぽい質感&シルエットで好評を博した一着。
故にSサイズも需要があるはず!と思い在庫しましたが・・・結果は御覧の通り。
内ポケットを使えば小さく纏められるパッカブル仕様でもありますので、
日暮れの冷たい風や不意の小雨対策にも是非。



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CCP JK-AA01 Sサイズ  ¥28,000→××%Off→完売!
「CCPがステンカラーコートを作るとこうなる!」という大胆な意欲作で、
パターンは勿論、ベンチレーションやポケット配置など、
てに取ってみれば思わず唸り、そして無闇に欲しくなる。
ほぼ受注生産状態だったので本来残っているはずの無いモノですが、
サンプルよりも仕上がりが僅かにタイトだった為に、
御予約分がサイズ変更となり、トコロテン方式でSが一着残留。



最後にSサイズではなくてMサイズだけれども、という。
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CCP JK-CA08 Mサイズ  ¥12,000→××%Off→完売!
透湿防水&超軽量高強度素材タイベックを使ったフーディージャケット。
しかし「全く伸びない」という素材特性の為、Mサイズとは言え非常にタイトで実質S。
そして透湿防水の素材ながら、裏表を敢えて逆に使った為に透湿性が限りなくゼロと、
自転車用ウェアとしては落第必至の一着であります。
が、袖を通した際の近未来的なルックスは代え難い魅力であり、
またとにかく軽く嵩張らないので、カバンの隅に忍ばすのにも便利で、
文句を言いながらも愛用しているワタクシであったりも。


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以上、Lサイズが基本の弊店顧客層に合わない、
Sサイズ在庫セール、如何でしたでしょう?


こうなる事が分かっているからもうSは買わない!
という学習能力を見せれれば良いのですが、
「Sサイズ無いんですか?」と聞かれてしまうと・・・、
また同じ轍を踏んでしまうんでしょうねぇ。

取り合えず店頭に吊っているだけでは勿体無いし、
何せハンガーの数&吊る場所が足りないモンで、
この機会に御協力頂ければ幸いです、何卒~。


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商品詳細、在庫状況、発送などについてはメール「mail@kaleidocycle.jp」か、
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by kaleidocycle | 2016-10-16 20:04 | セール


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