井戸端監視カメラ



2017年 09月 14日 ( 1 )


2018見聞録 その1.5。

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ホイルを組んでいる最中、
ふと足元に目をやると、
そこは小さな野生の世界でした。

小さい黒い蜘蛛と、
更に小さい蜘蛛とが、
睨み合ったまま膠着状態に。


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どどどどうなる蜘蛛バトル?

とかそんな事を解説するよりも、
先日展示会に行ったは良いけど、
「情報公開制限」なる張り紙に阻まれ、
何の解説も出来ていなかった、
2018Surly&Salsa&Moreの件、
気がつけば公開解禁になっていたので、
その辺を改めて書いてみたいと思います。


まず2018年Salsa最大の目玉と言えば此方でしょう。
ファットバイクの「BlackBorow」が前後に伸びてしまいました。
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2018Salsa BlackBorow 
フレーム&フォーク&キャリア¥208,000 完成車¥398,000

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セミロングテールとでも言うべき、
何とも微妙な長さ加減です。

以前のモデルと全然違いますね!

って語りかけられたとしても、
世の殆どの人がこう言うでしょう。

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「ブラックボロウってどんなんやったっけ?」

5インチ幅タイヤのウルトラファットで、
トレイル系のベアグリスに対し、
アドベンチャー系のブラックボロウ、
そんな立ち居地だったかと思いますが、
まぁ・・・チョッと印象薄いですよね。

しかし!もう「誰?」とは言わせない!
独自性溢れ出すリアバックを見よ!


一歩先に登場したSurlyのBigFatDummyも山系ロングテールですが、
ブラックボロウはより積極的なトレイルライドまでを視野に入れており、
アルミ&カーボンという素材を使い、見た目よりもかなり軽く仕上がっていますし、
ギリギリ「縦の動き」という概念が通じそうな長さに留まっているしで、
ある意味非常に「Salsaらしい」車両であると言えましょう。
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この「Salsaらしさ」とは味付けであり、
バランスであり、加減でありまして、
例えば此方のキャリアもアルミ製です。

タフさを追求するならクロモリ製、
そこを敢えて軽さを求めてアルミ、と。


ロングテールの感覚で荷物を激積みしたらヨレヨレになるでしょうし、
世界一周など行こうモノなら半分も行かん内にキャリアが割れるかも。
そういった究極的なニーズに応える製品はSurlyに任せるとして、
Salsaはもっと現実的・実用的な範囲での快適性を狙っているのですね。


Salsaが「ツーリングバイク」と呼ぶMarrakeshなども実にSalsaらしくてですね、
ツーリングバイクなのにオルタネーターエンド(可変式エンド)を採用しており、
当然エンドの耐久性は普通のフレームよりも劣る事にならざるを得ませんし、
キャリアもまた専用のキャリアしか選べないという事で、
如何考えても「ツーリングの為!」というスペシャルな匂いがしません。

ただ琵琶湖一周と世界一周を、同じ「ツーリング」という枠で語るのは間違いで、
マラケッシュはよりライトな日常の延長線上のツーリングにおいて、
最大性能を発揮する様に設定された車両と言えると思うのです。
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ツボに嵌れば代替えの利かない、
最高の一台になるのでしょうが・・・。

ドロップ仕様とフラット仕様、
其々独自寸法で作り分けるのは、
流石にやり過ぎだった様で、
フラット仕様は整理・廃盤だそうな。

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どちらかというとフラット仕様の方が、
キャラに合ってる気がするんですけどね。

ドロップ前提寸法となれば、
地味ながら定番と化したVayaがありますし、
更に荒地向きなFargoもあるしで、
棲み分けるならフラット残した方が・・・。

って、そうか、なるほど。
マラケッシュ-ヴァヤ-ファーゴと、
ラインナップを直線的に並べたのか・・・な?



と、Salsa論を語っていると文字だらけになるので一旦終了ガラガラ~。
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ブランド変わって「Allcity」
注目すべきはNatureBoy-Diskの、
追加モデルである650B仕様

チビッコ・フィット・ファインな此方、
必要としている人、多そうです。

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Surlyは色変更くらいで特に何と言う事も無く、
いや、大型新人仕込み済みっぽいですが、
その事はまだ暫く秘匿すべしという事で、
最近の変更としてECR27.5+に注目。

Ogreの29+版的存在だったECRですが、
27.5+の隆盛をうけ27.5+専用仕様が追加。

続いて26+仕様が出る!訳も無い。
というかそれってTrollじゃないか、ってな話。


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つまりセミファットアドベンチャーバイクとして、
29+、27.5+、26+と3種のホイルサイズが、
直線的に並んだラインナップとなる訳です。

Salsaがファーゴ的方向を推すのと同じく、
SurlyはECR的な方向を推すというのは、
戦乱状態の業界の中で生き抜く為の、
各ブランドの戦略なのかもしれない、
と知ったかぶりして語っている内に、
蜘蛛の戦いは捕食という形で幕を閉じていました。
by kaleidocycle | 2017-09-14 21:34 | 駄情報


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