昔スタンダード、今ロング、
時代と共に表現が変われども、
ずっとそっと其処に在り続けた、
57mmリーチサイドプルキャリバーの、
定番にしてハイエンド
「BR-R650」。
が!
知らぬ間に廃盤になってしまっていました。
確かに使う人の絶対数は少ないでしょうし、
廉価グレードのBR-R451があれば実用的には充分なのかもしれない。
しかし!此奴を使うのは、太いタイヤを履くorフェンダーを着けるロード系車両であり、
そういった車両に
塗装仕上げの451では納得行かないという人にとって、
金属地輝き、且つピボットに
ボールベアリングを備えた650の廃盤は事件です。
廃盤の事実を知ると同時に、
シマノや代理店の在庫を捜索。
気付くのが遅過ぎた為に、
ほぼ完売・終了となっている中、
唯一あったのが
六角ナット止めのリア。
そう、R650には一般的な沈頭ナット式と、
昔懐かしい六角ナット式の2種があったのです。
六角ナット式が必要となる現行フレームなど、
とても少ないはずですから売れ残るのも当然。
しかし沈頭だろうが六角だろうが、
違いは
シャフト寸法とナット形状だけ。
じゃぁシャフトを沈頭用に入れ替えますか。
という事で倉庫をゴソゴソ捜索して、
出て来たシャフトと入れ替え、スポッとな。
そうすればホラ!
沈頭式の小奇麗な57mmキャリパーに!
滑り込み・・・セ~フ。
特別よく効く訳でもタッチが良い訳でも無く、特別造形に優れる訳でも無く、
それでいて一個6千円近い価格に割高感を感じていたのは事実です。
しかし生産終了、もう逢えないとなると・・・。
塗装仕上げの451?黒は良いけど銀はチョッとチープだね。
ヨシガイのBRS101?確かに金属色だけれど仕上げも動きも価格なり。
「R650!俺、オマエの事好きだったわ!」
と今更気付いてしまった方は、急ぎ全国の店舗・アマゾン・ヤフオクで捜索されたし。
残念ながら弊店店頭&弊店懇意の代理店さんには在庫は御座いませんです。