井戸端監視カメラ



2018見聞録 その4。

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展示会シーズン真っ盛り!

と言うより既に後半戦ですが、
我々自転車屋にとって展示会の極みと言えば、
Maxxisで御馴染みのマルイさんです。
(弁当が豪華な事で有名なのです)

・・・いや、マキシスと言えばインターテックさんで、
マルイさんは昨年から扱い開始されたばかり、
マルイさんといえばトピーク、コレが正解。

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マニアックな扱い品こそ少なめですが、
実は会社がバカデカいマルイさん。

地力があるからこそ定番品を堅く扱える訳ですが、
マキシスなどもマルイの手に掛かればこの通り、
グラベル系タイヤのランブラーとリフューズが、
其々サイドスキンバージョンに変身です。

まだプロト状態だそうですが登場が楽しみですね。

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オリジナルブランドAdeptからは、
新商品のベンド系ストレートバー、
「Arcade-Bar ¥3,200」が登場。

27°ベンドの600mm幅という事で、
色々使えそうなOSバーですが・・・。

此奴、グリップのストレート部分が約140mmしかなくて、
端から160mm地点は確実に曲がり始めています。
それの何が問題なのかと申しますと、MTB用グリップは130mm程度のモノが多く、
ストレート部分140mmという事はブレーキレバーの取付け代が殆ど無いという事で、
このハンドルを使う際は短めのグリップを選ぶべき、という条件を意味するのです。

シマノのi-specB対応レバーとかを曲がっている所に無理矢理つけると、
瞬殺でブラケットが割れますので、導入時には是非御注意あれ。

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此方のステムは・・・トムソ・・・、
いやニット・・・違う、貴様は誰だ!

誰も何もアデプトの「Deft」です。
しかし何と言うか、ほぼ日東ですね。
でも価格が¥5,500と安いので、
ジェネリックとしての活躍を期待。

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同じくオリジナルブランドのGPには、
マウテンドロップ「Yukon」が追加。

全幅580mm、リーチ80mm、
ドロップ110mmの「正に」な一品。
価格もGPらしく¥4,000という事で、
敷居の低さが嬉しいゆーこりん。


はじめにも書きましたがマルイさんの基本は拘りのマニアック路線ではなく、
使えて普通でリーズナブル、これこそがマルイさん扱い品の真骨頂。
このGPブランドのリアキャリア「YA-202H ¥4,200」など個性は皆無です。
でも変に弄って無いだけ外連味も無く好感が持てるってなモンです。
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あと此方は参考出品となっていた、
テクトロのメカディスクキャリパー。
完成車についてるのをよく見かける、
廉価製品「Aries」で御座います。

いやしかしコレが馬鹿に出来ないというか、
最近のテクトロって・・・かなり良いんですよ。

コレ、幾ら位で出るんでしょう?気になります。

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価格不明と言えば此方も不明な、
Kryptoniteのライト。

着脱用の固定解除レバーが、
ライト体側にあるというのが、
新しくもあり不安でもある。
だってレバーが潰れたら・・・ねぇ。

しかし着脱のスムースさは流石新ネタ!なレベルですし、
光量も表示されている数字よりも強力っぽい感じだったので価格発表を待って検討。
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テールライトもロボ風味が魅力的で、
明るさもモードも充分なレベルでした。

が、タイミングが悪かったかも。
キャットアイからヤバいのが出た所です。

個人的にテールライトの本命は、
当分ウェアラブルXになるのでは、と思います。
いや、一度現物を見てみて下さい、ヤバいです。

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「新製品を見に行ってケチをつけるな」
という話ではありましょうが、
諸手を挙げて褒めりゃ良いってモンでもなく、
製品の良い点、気になる点を勉強する、
展示会は我々にとってそんな場でもあるのです。

ビーチクルーザーとかもね、
弊店で販売する事はほぼ無いですが、
興味はあるのでジロジロ見てみたり。

で、少し変な事に気がつきました。
左の車両はアメリカンBBにスタンドプレートという組み合わせで、
右の車両はユーロBBに直付けスタンドという組み合わせ。
アメリカンBBに直付けスタンド、ユーロBBにスタンドプレートの方が一般的ですが、
此処は何でこういうテレコの組み合わせになったんだろう?
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そんなモン知るか!
と切り捨てるのは簡単。

でもこういった所から商品の狙いというか、
考え方というかが透けたりする事もあるので、
現物を見れる展示会は有意義なのです。


ところでキミは誰?「僕、チェンシン君!」

チェンシン君について語りたい所ですが、明日は定休日です。
by kaleidocycle | 2017-10-04 19:44 | 駄情報
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