井戸端監視カメラ



独り相撲。

c0189724_19572112.jpg

お盆前にお預かりした車両の整備作業が完了し、
二十数年振りに普通に走れる状態になりました。


限りなく新車状態を目指すレストアでは無く、
かと言ってOHというには何か・・・違う、
ならばこの作業を何と呼ぶのが適当なのか?

名称の事はよう分かりませんが、
やる事は新車組みの数倍・数十倍ありますし、
必要となる費用もやってみん事には分かりません。

c0189724_19573547.jpg
こういった作業において最も難しいのは、
「何処まで仕上げるか」という目標設定で、
ビッっと仕上げればその分コストが増すし、
抑え過ぎると後々の不具合を呼ぶし。


そんな中での一つの基準は単純&独善な、
「自分がユーザーだったら望むであろうレベル」。

そしてもう一つの基準は空想&妄想な、
「製作者ならこうしたんじゃないかというレベル」。


c0189724_2035204.jpg
本車両は嘗て京都にあった「エルバ」の物で、
エルバを知らん人でも「鞍馬の入り口の」といえば、
「ああ、アレか」となる京都の現役アイコン。

オーナービルダーの萩原さんとは世代が違う為、
薫陶を受けた事も無ければ面識もありません。

しかし整備の為にバラして行く中で、
「ああ、こういう方向が好みだったのかな」
といった指紋跡みたいなモノが透けたりもして、
何と言うか・・・面白いモンだったりします。

エルバさんがこの車両を「起こす」とすれば、という前提は想像つかないのですが、
仮に自分が作った車両が後々別のお店さんで起こされるとなった場合、
どんな感じでケアして欲しいか?そんな妄想を膨らませつつ、
そのレベルに照準合わせたなら、後は黙々と手を動かすのみ・・・。
c0189724_19575847.jpg



結果として安価な新車のクロスバイクが買える位の費用となりましたので、
乗る為だけなら新車のクロスバイクでも買った方がなんぼか効率的です。

それでも「コレにもう一度乗りたい」と言って頂くというのは有り難いし嬉しい、
と同時に羨ましいというか・・・自分が作った車両もいつかそう言って貰えたらなぁ、
なんて妄想しながら改めて眺めるエルバのATB、良い雰囲気ですよね、うん。
by kaleidocycle | 2017-08-21 20:54 | 駄情報
<< 低床モデル・新古。 ゴーゴーサマー。 >>


空井戸サイクル
カテゴリ
以前の記事
空井戸サイクル
(カライドサイクル)

〒602-8044
京都市上京区堀川下立売
東入ル東橋詰町167-2

℡ 075-755-6627

kaleidocycle.jp
検索
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧