昨日の台風のお陰で、栗がボロボロ落ちると同時に、
気温もグググッと下がった台風一過の今朝、実に爽快、実に快適。
山の傷みっぷりを確認すべく、
トロトロと林道を分け入る訳ですが、
あまりにトロトロ走るモンで、
距離を稼ぐ前に時間ばかりが過ぎ行きます。
お陰で保冷ボトルにギッチリ詰めて来た氷も、
山の天辺に辿り着く頃には全て溶けてしまい、
冷たくも温くも無い微妙な温度のお茶を飲む事に。
真空サーモボトルを持って来れば良いのですが、
前三角が小さいフレームだと抜き差しが・・・。
世間一般でもこういった事態に陥る事が増えているのか何なのか、
横から取り出すタイプのサイドエントリーボトルケージってのも増えていますね。
でもボトルは右からも左からも取れた方が有り難い、そう考えるならば、
小さいボトルを選ぶという手段もあり、例えばこんな
小さめサーモボトルとか。
B・Free ステンレスサイクルミニボトル ¥2,400
「ボトルケージサイズのサーモボトル」というジャンルを切り開いたクール&ホット500E。
そして後発であり、500Eよりも一回りコンパクトなサーモスのFFQ-600。
それらよりもまだまだ小さい今回のステンレスサイクルミニボトル(SCMB)。
キャップシステムは兄貴分の500Eに似ており、
オープナーボタンを押せばパカっと開く、以上。
このパカっと開いて水筒の様に飲めるというのは、
当たり前と言えば当たり前ではあるものの、
サーモスのボトルがストロー式であった事を思うと、
有り難いというか何と言うか・・・普通って良いね。
因みに自身サーモスのボトルも使っていますが、
内部のストロー部品はとうの昔に捨てました。
飲み口についた
絶妙な角度も、
やはり兄貴分譲りなのですが、
口周りが巨大化しており、
使い勝手の向上が見て取れます。
企画発売元のユニコさんって、
こういう細かい所が実に上手い。
キャップを外した際のボトルの口もまた大径化されており、
500Eが約φ45mmなのに対し、SCMBは約φ48.5mm。
これによりコンビニやスーパーで売ってる
カチ割り氷がより入れ易くなっています。
キャップユニットやパッキンなど、
永く使う為の補修部品も安価に用意されていますし、
「コンビニのコーヒーベンダーから直接注げる」
という事で冬に活躍する無名サーモボトルよりも、
更に背が低いので、年中無休で活躍しそうな此奴。
しかも値段が¥2,400とリーズナブルですから、
これはもう定番化するのは確実と言えましょう。
問題は370ml(恐らく実質350ml)という容量で、
兄貴分の500mlやサーモスの600mlと比べると、
物凄く見劣りする数字である事は確か。
でも、家を出る際にパンパンに氷を詰めて、
出先の水場で足して足してと使うなら、
案外これ位の方が調子良いのかもしれません。
もう一つ問題を挙げるとするなら「商品名」。
中身で勝負!っての分かるんですけどねぇ・・・、
もうちっと分かり易い名前であって欲しいです。
ま、自転車屋に行って「チッコいサーモボトルくれ」と言えばコレが出て来る、
そんな風になって行くでしょうから、名前なんてのは大した問題では無いのかもしれません。