京都の夏の風物詩・祇園祭も、
スルスルスルっと宵山をむかえましたが。
完全ノータッチ&スルーパスで、
嗚呼、今年も祭りの空気に触れられなんだ、
そう嘆いている空井戸サイクルです。
嘘です、洛外の人間にとって祇園祭など、
他府県の祭りにも等しいので、どうでもよろしい。
寧ろ、ですよ?
山鉾巡航が行われる本日となれば、
「市街地に人が集中する=田舎の人出が減る」
という公式が成り立つ可能性もありますから、
夏を持て余している長男を連れて、
仕事前の川遊びにデッパツな訳です。
あ~、予想通り人が殆ど居らんわ~。
つーか朝早過ぎて誰も居ないだけか。
まぁ貸切は貸切って事で。
部長!朝の川遊びは楽しかったですか?
キミ、あの冷っこい冷っこい水で泳げたか?
いや・・・私は冷たいの結構行ける方なんで・・・。
僕はな、タライで水浴びする方が好みやな。
よし!次は仕事場で水浴びと洒落こもやないか。
え~、部長仕事について来ちゃうんですか~?
部長、絶対に仕事の邪魔するじゃないですか。
失っ礼な事ぬかしよるな、邪魔なんぞするかえ。
この足元の荷物の方がよっぽど邪魔じゃ。
いや、でもコレは部長の水着やタオルを含めた我が家の洗濯物でして、
仕事の行きしなにコインランドリーの乾燥機に放り込んで行かないと・・・。
ダ阿呆!僕か荷物がどっちが重要やねん!その烏頭振って考えぃ!
え~っと、え~っと・・・じゃぁこんな感じでどうでしょう?
と言う訳で
「ロングテールwithトレーラー」。
組み合わせる必要があるかどうかは別として、
クリアランス的には普通に行けましたし、
実際に走ってみた感覚も極々普通、
予想範囲からプラマイゼロですね。
この仕様であれば子供二人を連れて、
何一つ不足の無いキャンプ行も可能ぞ!
いや、足りないモノあるわ・・・
馬力。
まぁそんなこんなで色々な使われ方をする、ロングテールバイクという存在でありますが、
初期のFRKの頃と比べると、現行Leapは導入コストがグッと上昇した為、
以前の様に気軽に「お一つ如何?」とは言い辛い状況になりました。
勿論、コスト増の分だけメリットも増えたのですが、
抑えられるなら抑えたいのがコストというモノですからね。
なので、例えば子供を乗せる事が主目的で、
Yeppシートを使うのだとすれば、
天板(フライトデッキ)は無くても困らないし、
極論左右のバッグも必須じゃないよね?
と、
要不要の考察を深めざるを得ません。
そんな要不要の選択肢に更なる自由を与える、
新たなるエクストラサイクルパーツが登場しました。
まずは此方のウィールスカーツ。
Xtracycle WheelSkirts ¥8,500/ペア(税別)
これは何じゃ?と申しますと、
荷台に子供を乗せた際に、
後輪に足を巻き込まれない様にする、
言わば足ガードとでも言うべきネット。
子供乗せを主たる使用目的とし、
バッグをパスしている人には、
「コレコレ!」ってなモノでは?
一応、リープ用とエッジランナー用の2種がランナップされておりますが、
手元にあるリープ用を弄りながら考えるに・・・FRKやビッグダミーでも使えそうな?
実際の所はまた機会をみつけて装着&確認して行きたいと思います。
ウィールスカーツで子供の足の安全は確保した、
しかしやはり・・・横に荷物を積みたいなぁ。
ならば普通のバッグを買いましょう!
とは言っても普通のバッグが結構なお値段で、
現在は¥25,000~35,000の選択となっています。
そんな大層なバッグじゃなくてもええねん、
荷物をボンと放り込めたらそれでええねん、
ってなニーズへの答が此方のスリングセット。
Xtracycle Slingset ¥8,500/ペア(税別)
横にベロンと広がる一枚布です。
コレで荷物を巻き込むという事で、
ワタクシも未だに使っております、
初期のフリーローダーバッグ的な感じに。
ウィールスカーツとの同時装着でないと、
荷物が内側にボロボロ落ちるので、
現実問題、セットでの導入必須ですが、
それでもペアで¥17,000とコスト減可能。
勿論、セットで導入しなければならない、なんて事は一切無く、
自分がリープオーナーなら、建材でウィールスカーツ的なモノをでっち上げるでしょうし、
足の巻き込みなど無視して荷物の積むだけなら、適当なバッグに紐を縫い付けて使います。
色々考えて作るのが好きならそれはそれで最高ですし、
時間が勿体無いとか邪魔臭いとかなら、比較的ローコストな解決策もある、と。
そんな選択肢をレゴブロックのピースの様に楽しんで選んで下さい、という話です。
因みに横のバッグのベースには
イケアの青いバッグが最適だと思うのですが、
何をどう加工すればバッグとして使えるのか?それは御自身で工夫して下さいませ~。