井戸端監視カメラ



アンレーサー。

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最近店頭で回し読みされている此方の本。
Rivendell-Bicycle-Worksのボスである、
グラント・ピーターセンの著作であります。


チョッと変な「当たり前」がまかり通る、
レーサーを頂点に頂く現代自転車ビジネス界に、
「アンレーサー」という概念で意義を唱え、
気持ちの良いサイクリングへの道を示す。

そんなある種の人にとってはバイブル的な一冊。

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少し中をのぞいて見ましょう。

「ギアが多すぎる」

今やロードでもMTBでも、
リア11段がスタンダードですが、
必要か?と聞かれると・・・別に。

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変速の数が増えるという事は、
即ち選択肢が増えるという事です。
しかしそれも使いこなさなければ無用の長物。

寧ろチェーンの寿命が短くなるだとか、
変速の微調整が頻繁に必要になるだとか、
変速の切れの良さが維持し難いなどなど、
好ましからぬ悪影響も付いて来てしまいます。


なので8速は単に廉価版という枠にあるのではなく、
実用性に秀でた使い易い選択と言えたりも。

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「心地良いポジションは前上がり」


全身を使い切る運動効率を追求した結果、
ハンドル位置の低い前屈姿勢になる事が普通。

でもその普通は速く駆け抜ける為の普通であり、
自転車に乗る快楽に酔い続ける為の普通ではない。


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ただボーっと走り続ける為には、
ハンドル位置は高めの方が良いに決まっている。

腕・肘・手首への負担が少なくなるのは勿論、
首も目も疲れ難くなるし、何より視界が広くなる。


上目遣いで睨まれて嬉しい人が少ないのと同じ、
風景も真っ直ぐ見つめられた方が、
より美しい姿を見せてくれますからねぇ。


と、そんなアンレーサーの精神に染まった結果では無いのですが、
今回組んでみたビッグダミーは丁度アンレーサーな仕上がりに。
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「快走ロングテール」と言う事で27.5x1.75タイヤで組んだ此方、
リア8段変速のクラリスは、変速の切れや耐久性という面において105より好ましく、
トリプルクランクのアウターをガードに変更してズボンの巻き込みを抑止。
Salsaのカウチッパーバーをかなり高めにセットした事で、
視界は広く呼吸もし易く、呆けたままズドーンと走り続けられるポジションに。

街中を縫う様に駆ける日々の足としては勿論の事、
遠方へ足を延ばすツーリングにおいても、「らしからぬ」軽快な走りが光ります。
Surly BigDummy アンレーサー(S)  ¥260,000(税別)



「ロングテールに軽快性を求めて何になる?」そうお考えの方も居られるでしょう。
いやいやいやいや、一度乗って頂ければきっと御理解頂けると思います。

乗っても「やっぱり軽快性なんて!」という方には・・・。
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突如現れた人力トラクター「BigFatDummy」をどうぞ。
by kaleidocycle | 2016-12-07 21:51 | 商品
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