完成車としての落とし所というモノを真剣に考える事無く、
「車体と同色のリムありき」でホイルを組んでしまった新色のBigDummy。
それはライムグリーンのリムが醸す魔力に酔い、先走った結果でありますが、
冷静になると
「動く様にしなければ自転車ではない」と言う事に気がつきました。
「長くて何でも積める自転車」から「自転車」を取ってしまうと、
ただのナガクテナンデモツメルです、意味が分かりません。
なので、意味を生むべく組んでみてこんな感じでドン。
アメリカン、実にアメリカンです。
アメリカンと言えば小林克也の「アメリ缶」、
その程度のアメリカ観しかありませんので、
もしかするとメキシカンなのかもしれません。
要するに
派手なピックアップトラックのイメージで、
タイヤにも埃っぽさを感じさせるセミブロックを。
本チャンのトレイルタイヤでは減りが早いので、
コンパウンドの固いDMR/Moto-Diggerに決定。
細かい事は考えずに「乗る&運ぶ」。
そんな風が良いかと思いますが故に、
単純明快な
フロントシングルで行きましょう。
しかし、ビッグダミーは車体の構造上、
シャドータイプのリアメカが取り付け出来ないので、
今時なスタビ付メカ&ナローワイドが使えません。
なら昔の様に此奴に頼るか、という
mrpのガード。
質実剛健なデオーレも途端に埃っぽくなりますし、
ズボンの裾が絡み難くなるという副次効果も。
ブレーキは現行の
7000SLX。
冷却フィン付のメタルパッドではありませんが、、
引きの軽さと制動力は、巨体との相性実に良し。
ハンドルは個人的な好みでマスタッシュバー、
ですが「Soma/3スピードマスタッシュ」なので、
MTB用の油圧ブレーキレバーが着くのですな。
と、此処までで勝手な作戦は終了。
この状態で御提案価格
¥××0,000(税別)です。
あとは乗る人のニーズによって荷台&バッグを選んで頂く方向で。
例えば子供さんを乗せる前提であれば、左右のバッグは要らないかもしれないし、
天板を自作する予定であれば当然天板は要らないしで、
荷台に関しては此方が勝手に決めても何一つ良い事などありゃしない。
因みにビッグダミー完成車と同じ、ビッグダミー専用キットであれば
追加¥42,000、
荷台枠・樹脂性天板・ナイロンバッグの公式最安セットなら
追加¥35,800と、
荷台&バッグまで入れても、メーカー完成車(¥268,000)よりもお買い得感強し。
さぁ何を選びましょう?あとはお任せ致します。
後日記:完売御礼