まだ展示会の話は続きます。
今年は天満橋OMMビルにて、
多くの代理店さんの展示会が、
同日纏めて開催されるという事で、
物量の嵐に呑まれる様な状況。
右見ても左見ても自転車自転車自転車・・・迷子になった~・・・、
何か「今此処!」という目印はないモンかな、っと。
そうそうこれこれ、こういう分かり易いのがあれば現在地は瞬時に把握可能。
って、何ですかこの飛び道具感満載の一台は。
車両重量4.18kgってどんなよ?と持ち上げました。そして瞬時に手を離しました。
電撃的に軽くてもはや怖いというか気持ち悪いというか・・・、
黒板をキーッて引っ掻かれた時に「アワワワワ」ってなるのと似た様な気分になります。
皆さんもイベント会場などで見かけたら是非持ち上げてみて下さい。コレは強烈です。
そう、展示会とは商談の場であると同時に、
普段縁遠い商品を見れる勉強の場でもあるのです。
コレなんか良さげではありませんか、
Fouriersの8000XT互換の楕円リングです。
¥5,900と抑えられた価格は有り難いですし、
シマノには設定の無い36tが選べるのもグー。
ただスタビ付のリアメカと楕円リングを合わせると、
半回転毎に
スタビを動かす負荷が掛か・・・
らないのでしょうか?気になる所です。
そういった疑問は、使って経験する事、
その事でしか消せないのではないかと思います。
故に「電動コンポって如何よ?」と、
ワタクシの様な場末の自転車屋に聞いても、
「え?うん、何か・・・未来っぽかった」
という阿呆丸出しの答えしか引き出せません。
「動け」と念じてシフトレバー押すとですね、
「ウィ!」っつって動くんですよ!凄くないですか!
フランス語を喋るとは・・・恐るべし電動コンポ。
まぁそんな電動コンポ、良いの悪いのといった議論よりも
好きか好きじゃないかという議論の方が多い様な気がします。
多分良いモノなんですよ、使った事無いですがきっとそうなんでしょう。
そうであるとするなら今後はドンドン電動が一般的になり、
「チョッと良い感じのコンポ」を選ぶと
電動しか選択肢がなくなる、
そんな未来がやって来るかもしれない訳ですから、
電動はその時に使えば良いんじゃないか、という「保留」がワタクシの答です。
こういうのを何て言うか御存知か?「負け惜しみ」と言うのですよ。
反対に「今掴むべき未来」みたいな印象を持ってしまうのが
「メトレア」。
宇宙刑事ギャバンというか三菱スタリオンというか・・・、
80年代過ぎて滅茶苦茶格好良いと感じてしまうのですが、
じゃぁコレをどんなフレームに乗せれば似合うかと言うと凄い難問。
メトレアが似合うフレームを一から作り出したい!と思ったりもしますが、
そのフレームが出来上がった頃にはメトレア廃盤となってそうな匂いも。
とりあえずクランクだけは買って置かねばならんですな!出来ればホイルセットも。
「今買って置かねば!」という言葉は弊店の推す26+のタイヤにも言える事なのですが、
その心配を消す方向に動いてくれているのが
「WTB」。
Surlyに続く26+規格タイヤ
「Ranger」が展示されていないか、と期待しましたが、
生憎、国内代理店さんとしては扱いラインナップに入れない様で現場には無し。
しかし日本国内では秘密の地下組織「26+委員会」により、
今月か来月辺りには初回便が入荷する予定。同士よ!立ち上がれ!
あと、パナレーサーさんも是非前向きな御検討宜しくお願い申し上げます。
しかし一時は「もう潰れたの?」なんて言われ、
パッとした動きの無かったWTBですが、
最近は過剰なまでに活発ですね~。
MTB用のオフセットリム
「Asym」なんて、
痒い所に手が届くナイスな製品もありますし。
29mm幅は普通のトレイルバイクに、
35mm幅はセミファットにと、
「今」な感じで使えてしまうアシムは、
どんどん定番化して行く事でしょう。
そんなWTBの横に並んでいて気になった工具「Airsmith」のVelocity8。
シンプル&スマートな携帯工具ってのは色々ありますが、
此処まで振り切った製品は他に見た事が無い様に思います。
この携帯性と美しさで¥3,700は安いと言えるのでは無いでしょうか?
問題点を挙げるとするなら・・・弊店での扱いが無いという事でしょうかねぇ。
え~、そんなこんなな展示会の話、まだ続きます!