暫く欠品していたSurlyの26+タイヤ、
「Knard26x3.0」が入荷して来ました。
弊店にとっては必需品の26+タイヤ、
コレでダートウィザードもナードも、
両方 in stockで一安心。
それと同時にやって来た、26+なのかどうなのか微妙な立ち居地の一本が。
・Surly Extra Terrestrial 26x2.5 ¥9,500(税別)
「エクストラ・・・エクストラテレストリ・・・ッ!」
舌を噛みそうな名前に言語の壁を感じてしまいますので、
慣れ親しんだ
「E.T.」という呼び名で参りましょう。
そう、エクストラテレストリアルとは「地球外生命体」といった様な意味で、
我々には懐かしいあの映画のタイトルとして刷り込まれています。
軍用ロボットに雷が落ちて~の、感情を持ってしまって~の、
女子と知り合い逃避行し~の・・・ってそれは「ショートサーキット」。
はい、話は戻って「E.T.」。
一度ファットバイクまで太った結果、
「良い塩梅」を求めて痩せて来た、
そんなSurly26インチの世界ですが。
丁度店頭に26インチが並んでいたので、
どの程度違うのか比べてみましょう。
まずは50mmリムに26x3.0の
ナードを履かせた、
言わばフルサイズ26+とでも言うべきホイルが右。
んで左が35mmリムにETを履かせた分。
当然右のナードの方が圧倒的に太いです。
って2.5のETが同じ位太かったらビビリます、
そして数字が信じられなくなります。
まぁそうは言っても結構なボリューム感ですね。
それでは続いて太さにおいては格下と言える、
Tiogaの
FS100の26x2.3と比べてみます。
スリック系の中では太い方で知られるFS100、
それを28mmリムに履かせているので、
普通の26インチとしては相当太い方です。
とは言え比べるとやはりETの方が太い、
いや、太いのもそうですがボリュームが違い、
中にこめられたエアの量は1.3倍くらいありそう。
比べる事がおかしいのですが、
此処まで来ると同じ26インチでは括れないですね。
右は26x1.5・・・と思いませんか?
1.5ではなく
1.75だったりするのです。
注目すべきは太さの違いでは無く、
御覧の通りの
タイヤ直径の違いでありましょう。
26x2.1のクロカン系タイヤと比べても、
これだけ直径の違いがありますので、
「26インチ以上27.5インチ以下」
そんな感覚になって来るのでは?
また比較的
ノビーなパターンですので、
フルリジッドでのダートツーリングには、
相当調子良さげな雰囲気醸してますね。
正直な所、この「E.T.」がデビューした際はピンと来ませんでした。
太さも軽さも特筆すべき点がある訳でなく、コレで良いっちゃぁ良いんだけど、
別にコレじゃなくても良いんじゃないかね?みたいな感じで。
しかしピターっと嵌まりそうな居場所をみつけまして、
クリアランス採寸して、その走行感に想像膨らませると・・・
コレしかないやろ!と。
さぁ「E.T.」は未だ見ぬ新しい26インチの世界を見せてくれるのか?
その答はフレームの塗装が上がって来る1ヵ月後に分かる事でしょう。