井戸端監視カメラ



アン・スラックス。

市街地なのに未だ光が通ってない、そんな暗黒地帯である弊店前の堀川通り。
なのでADSL回線を使っていたのですが、ADSL自体が今春に終了するという事態をうけ、
回線を無線のWimax2+に変更、そして1週間ほどは気分よく使っていたけど・・・。
アン・スラックス。_c0189724_18432953.jpg
2日ほど前から突如通信速度が、
過激な、実に過激なレベルに低下。

仕事の便利グッズを奪われては、
アレも出来ないコレも出来ないで、
頭はもうパンク寸前、というかバースト。

え?何を言ってるか分からない?

ハハハハハ・・・ワシが一番分からんわい。
電気て何やねん・・・電波て何やねん・・・色付けとけや見えへんやんけ。

その点、自転車は良いですよ、何もかもがハッキリ見えてますからねぇ。
固定ギアなんて不調になる原因さえ無いに等しいですから、
もう漕いでいるだけでネットトラブルのストレスは雲散霧消(臭いモノに蓋方式採用)
アン・スラックス。_c0189724_18462350.jpgアン・スラックス。_c0189724_18445988.jpg



で、そんなシンプルの権化たるトッツァン固定ギアについているサドルバッグ。
良いですね~この野暮ったさ加減、オッサンのスラックスにも通ずるモノがあります。
昨日まで「テザリング」の事を「デザリング」だと思っていた自分はピッタリです。


しかし自分は気分良く使っているとは言えど、横型サドルバッグは腿裏と干渉しますし、
そもそもこんなデカくて何入れるの?という話でもありましょうから、
サドルバッグの選択としては「スマート」とは言い兼ねます。
アン・スラックス。_c0189724_18472975.jpg

じゃぁ今スマートなサドルバッグと言えば?

世間では話題になっているでしょうから、
紹介した所で少々の今更感拭えないですが、
そこはスラックス野郎の速度という事で御勘弁な。

FairWeather シートバッグミニ ¥8,000(税別)
あの国産巨大シートバッグの雄である、
「フェアウェザー」のシートバッグに、
容量を抑えた小型版が誕生したのですね~。

キャリア&パニアを着けずにツーリングをする「バイクパッキング」、
その流れを日本に広める重要な役割を果たしたフェアウェザーのシートバッグですが、
「日常の1Dayライドには少々大き過ぎる」という声をうけ生まれたのが今回のミニ。
アン・スラックス。_c0189724_1848346.jpg アン・スラックス。_c0189724_18483767.jpg 



アン・スラックス。_c0189724_1852068.jpg

容量を抑えられ小型化した事で、
シートポストの出代が少ない車両でも、
綺麗に装着する事が可能となり、
バンプ時にタイヤと接触してしまう、
という心配も相当減った事でしょう。


また、ただサイズを小型化するだけでなく、
左右への張り出しを抑える努力が見られ、
ペダリング時の違和感もほぼ無いレベルかと。

まぁほんで、ロールアップクロージャーでこのサイズとなると、
頭に浮かぶのはやはり永遠の定番「オルトリーブ」のサドルバッグ。
アン・スラックス。_c0189724_1851751.jpg



アン・スラックス。_c0189724_18503888.jpg
並べてみると御覧の通り。

オルトリーブがクソ汚い事は無視して頂くとして、
先端部の幅はオルトリーブの方が広く、
結果としてオルトリーブの方が容量多そうですが、
ファウェザーの方はその分長めになっており、
後向けに容量を稼いでいる様に見えます。

この先端部の絞り込みはやはり、
前述した腿裏との干渉を避けた結果であり、
側面に補強パネルが仕込まれている事からも、
快適なペダリングへの強い意志を感じますね。

アン・スラックス。_c0189724_18534197.jpg

オルトリーブサドルバッグの最大の欠点として、
「ロールアップクロージャーの口の甘さ」
というモノが挙げられましてですね、
携帯工具の様な「質量のある硬い物」を入れて、
ダートを走ると衝撃で徐々に開いてしまうのですが。

その点について、フェアウェザーの方では、
口に相当硬めのバテンを入れる事で、
ロールの浅い状態(=荷物の多い状態)でも、
口が開き難い様な工夫としている模様。


アン・スラックス。_c0189724_18524091.jpg

絶対的な止水性能や、
ワンタッチで着脱可能なシステムなど、
「オルトリーブの強み」というのもあり、
伝統の逸品というに相応しい訳ですが。

取り外しを頻繁にしない、となれば、
かなり強力なライバル出現って感じです。

アン・スラックス。_c0189724_1853946.jpg
公称最大1.5リットルですが、
入れるのは1リットル位に抑えた方が、
現実問題無理なさそうに見受けられます。

とは言え、1リットルという容量は、
普段のライドに持って行くアレやコレやに、
プラスαの余裕を与えてくれますので、
拾ったキノコを持ち帰る余地も生まれましょうし。

荷物を最低限に抑えた弾丸ツーリングには、
替え難い優秀な選択肢となるはずです。

夏になったら海パン&タオルを入れるしかないっスな!
by kaleidocycle | 2016-02-27 22:02 | 商品
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空井戸サイクル

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