井戸端監視カメラ



やってる?やってるやってる。

最近、自転車屋のくせに自転車を作っていない気がします。

それは気の問題では無く、事実作っていないのですが、
決して何もしていない訳では無く、仕込んでいるモノが上がって来ない、
ゆえに組み上げる事が出来ないというだけの事。

しかしやっと一台、組む段取りが整ったので即日カチャカチャカチャカチャ・・・。
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はい、EBSのHoboです。

オーナーさんに合わせてジオメトリを弄った、
セミオーダー状態となった今回ゆえ、
製作納期が少し掛かってしまいました。

まぁ言うても塗装まで入れて5ヶ月なので、
国産としては普通の範囲内ですけどね。


しかし待たせた分だけスタイリングには切れがあり、
中々美しい立ち姿だと思うのですが・・・如何でしょう?

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フレームはロウフィニッシュをベースに、
オーナーさんの思い出を重ねるべく、
足元にラインを施したモノになりますが、
そのフレームの醸す「金属感」は全体に及んでおり、
ハブはホワイトインダストリーズの「T11」


ポリッシュでペッカペカです、磨くのとても大変そう。
しかしよく走りよく磨く、そして愛車になる訳で、
オーナーさんには「磨きますか!」「磨きます!」
「本当に磨きますか!」「本当に磨く磨く~!」
と、修験道の西の覗きの如く確認済み。

そんなT11、見た目がイカすだけでなくフリーのドラッグが異様に少なく、
素晴らしく気持ちの良いフィーリングのハブではあるのですが、
「11速対応ハブ」である事は、残念と言うか溜息と言うかで・・・。

ドライブ側フランジが内に寄っている11速対応ハブは、
左右のスポークテンション差が大きくなり過ぎてしまう事から、
9・10速時代と同じ様に普通に手組みすると、珍妙なホイールになってまうのですね。
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しかしセンターが反ドライブサイドに寄っているオフセットリムを使うと話は別。
今回はVelocityのA23を使わせて頂きましたが、組んでいて実に気持ちが良い。
まだまだ選択肢の少ないオフセットリムにおいて、ポリッシュが選べるの点も素敵。
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オニギリの如く尖った形状のリムと、
同じく尖った形状の7800デュラのブレーキ。

知人の店から分けて貰った中古品と言えども、
物々しい現行9000デュラとは違った、
ヌルっとした有機的な7800は魅力十二分。
色もシルバーで魅力は更に倍、ドン。

ついでにタイヤもオニギリ形状の、
パナレーサーRaceA-Evo3とオニギリ尽くし。

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鉄フレームを鉄フレームらしく、
美しく機能的に組もうとなると、
部品選びが難しい時代であります。


前述したハブの11速問題然り、
マッチョ化する一方のクランク意匠然り、
コンポ規格の複雑化然りで。

今回の一台などは、クラシカルからもレーシーからも同じ位距離を置いた、
奇を衒わない「ロードバイク」である、と自分の中では整理されているのですが、
そういったスタンダードを紡げる日はいつまで続くんでしょうかね・・・。

嗚呼、8000番台「デュラエース・クラシック」とか作ってくれへんかなぁ、シマノさん。
by kaleidocycle | 2016-02-09 20:51 | 商品
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