自他共に認めるレース音痴のワタクシ、
ランキングやポイント云々はチンプンカンプンですが、
プロライダーへの憧れというのは当然あります。
だって格好良いんだもの。
という事で引っ張り出して来たのは、
雑誌の付録でついてた「ライダーズトランプ」。
随分前のモノである此方を、
ペラペラ捲って過去のあの日に想いを馳せる。
これはしかし我々の知っているトランプというよりも、トレーディングカード的なアレですね。
「加速力」、「器用さ」、「酒の強さ」などなどを比べて遊びなはれ、と。
んで、ジーことアサートンのライバルとある此奴は・・・
サム・ヒル。
フラットペダル野郎でして知られるサム・ヒルと言えば、
フラペ用DHシューズなどのシグネーチャーモデルも存在しますが、
組み合わせるべきシグネーチャーペダルはこんなのになりますです。
Nukeproof Horizon pro Sam Hill Signature Pedal Cro-mo(長い・・・)
昨年登場したヌークの新ペダルシリーズ
「ホライゾン」のアルミボディ版であるプロ。
そのプロが真っ黒ボディなのに対し、表面を切削加工したのが此方のサム・ヒルモデル。
通常版のプロ(¥14,000)も良いですが、サムヒルモデルでも千円差の
¥15,000ですし、
フラットペダルの権現様たるサムヒルのシグネーチャーとなれば・・・悩む必要無し。
と、気軽にオーダーする様な店に在庫が引き当たる訳も無く、
オーダーした事さえ忘れかけてた中、いきなり箱が届いて本日に至る。
まぁそんな訳でヌークの新ペダル・ホライゾンの本命が来た所で、
実は結構前に入荷していた、樹脂製ボディのホライゾン・コンプもご案内。
Horizon Comp pedal ¥7,000(税別)
「樹脂ペダルと言えば廉価版」
そんな認識が大勢を占めていたのも過去の事。
フラペとしては相当軽量な
320gという重量は、
軽量を狙ったマグネシウムペダルにも迫るレベル。
更に岩でヒットして歪める心配も無いし、
走行中に接地しても比較的滑り良いしで、
「攻めの意味での樹脂」が生まれる時代に。
ペダルの形状は素材問わず同じで、
中央がやや凹んだコンケー・・・ブ?
コンケーブというにはあまりに浅く、
パッと見は完全なるフラットにも見える程。
中央で約18mm、端で約19mmという
微妙な反りっぷりがミソなのかと。
ただこの18~19mmという厚さは、
薄型ペダルとしてはインパクトある数字では無く、
寧ろ旧型モデルである
「ニュートロン」の方が、
全面約17mmとより薄型であったりもします。
より薄くより薄くの流れから一歩下がったのは、
ほぼフラットだったニュートロンに対し、
コンケーブ形状を採用したからという事と、
スピンドルとソールの接触を嫌っての事か?
と、勝手に想像してみたりするです、はい。
まぁそんなこんなで密かに廃盤となっていたニュートロンですが、
この踏み感やこの見た目が好きだ、という人も多く居られましょうし、
だいたいホライゾン・コンプが¥7,000なのを思うと、
¥8,000というニュートロンのリーズナブルさがより際立つのではないかと思います。
ニュートロン、在庫ありますので是非。