井戸端監視カメラ



2016開けゴマ その3。

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台風一過とは正にコレ。

そんな素晴らしい快晴に恵まれた今朝、
キュッと締まった冷たい空気の中を、
ロードでツルツル滑り行く。

上りで滲んだ汗を下りで受ける風が冷やす、
その刺激はサイダーの様なしゅわしゅわ感。

スポーツ全般に興味の無いワタクシだけれど自転車は別、
せっせと漕ぐと、しんどいを遥かに上回る気持ち良さが顔を覗かす。


コレがスポーツの良さって奴なのですかねぇ?
自転車以外殆ど運動をしないワタクシにはよう分からんのですが、
トラックバイクブランドから始まったAll-cityのラインナップが、
年々シクロやロードにシフトして来ているのも、スポーツ感を求めての事なのかも。

さぁそんなオールシティ、弊店でオールシティといえば、
先日「コレは対価を遥かに越えた価値がある」と紹介してみた、
Natureboy&Natureboy-Diskでありますが、そのネイチャーボーイが更に・・・。
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ムクムクと成長した結果が此方。

「NatureBoy853」と申しまして、
その名の通りレイノルズ853を使用した、
言わばネイチャーボーイの兄貴分ですな。

色も爽やかなツートンで高級感あり。

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いや、「高級感」というのは少し違って、
例えばフォークはフルカーボンテーパードの、
Whiskyの#7(9mmクイック)であったり、
それに伴いヘッドチューブがZS44化されていたりと、
直球で高級なのであります。

だから価格も¥168,000(税別)と、
中々・・・中々に難しい値段設定。

容赦無き暴力「TCX SLR-SS」と比べると高いけど、
「鉄で!」となると既製品の選択肢は少ないですから、
オーダーで作る事を思えば安いと言えなくも無いか。

ウィスキーの#7が本国で約$400なので、仮に日本で売るなら凡そ¥6万程度。
という事は853にZS44ヘッドを入れたシングルシクロフレーム単体が約11万の価値。
その価格なら国産オーダーでも何とか手が届きそう・・・だけれども、
独特のディスクスライドシステムの事や、塗装の事を考えると独自の魅力は確かにある。

考えれば考える程に難しい値段設定です。


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オールシティーが立ち上がって7年目。

創立当初は「安くてオモロイ」を御旗に掲げた、
ナイーブささえ感じさせるブランドでしたが、
年追う毎にスポーティーさを増して来てる感じ。


が、単に走る事を重んずる方に振れただけでなく、
「走行感」と「あったら良いな」という日常性、
その両立を模索してブランドが深化している様は、
「肉抜きした軽量エンド」「内側の隠しダボ」
そんな少し縁遠そうな要素の両立に見て取れます。

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またブランドの成熟を感じさせるのは、
ロードモデルである「Mr PINK」のBBシェルが、
昨年までのPF30から普通のJISになった辺り。


プレスフィットBBで始まったミスターピンクですが、
鉄フレーム&プレスフィットの組み合わせというのは、
メリットが小さい割にデメリットはデカい。

それでも敢えてプレスフィットを採用していたのは、
個性の確立を求めての事か?と想像してみたり。

しかし2016モデルは現実的にメリットの多いネジ切りに落ち着けた辺り、
「毎日乗ってると・・・やっぱ普通のネジ切りの方が何かと楽だしなぁ」と、
独自性を無理に追うのを止めて肩の力が抜けて来たっぽい、なんて思う訳です。



変わって此方は我が道を行く行く行く行く行きまくる「Xtracycle」。
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結果的購買層がそうさせたのか、
ファミリー層を対象に据えた感も強い、
New Edge-runnerがお目見え。

フレームの基本構造に大きな変化は無く、
何故かビッグダミーよりも剛性感がある、
そんな圧倒的安心感は相変わらず。

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ただ細かいシステムに大きな変更が入り、
それをして「LT2」と呼称しているモノの、
現物を見るまで「LT2」が何を指すのか?
全く分からんで困っていたのですが・・・。


それも現物を見て「ほほぉ~」とな。

要するに何もかもがボルトオンになったという事。

今までのエクストラサイクル製品には「着脱簡単ワンタッチ!」みたいなのが多く、
時と場合、要不要に応じて色々使えまっせ~、というのが基本でしたが、
いざ子供を乗せるとなると、その簡便さが不安感にも繋がる事は事実。
特に訴訟大国アメリカですから「何かあったら洒落にならんぜ!」という事で、
より確実に固定されるボルトオンへ舵を切ったのかもしれませんね。
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まぁそういったLT2規格への変更をして、
「ファミリー層対象」と評する訳ですが。

車両を垂直に自立させるセンタースタンド、
「Kick-Back」もモデルチェンジし、
エッジランナーには標準装備となった、
こんな辺りもまた家族向けな感じですね。

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バッグもナイロン1枚モノのX1から、
グッとしっかりした2枚合わせに進化。

このバッグも以前は別売でしたが、
荷台天板と共に標準装備になりました。

と、いう事は?

当然お値段の方も上昇致しまして、旧モデルの¥174,800から¥240,000に。
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その差額、実に¥65,200。

しかしキックバックスタンドの事や、
バッグのアップグレードの事を篭めて考えれば、
実質1割の値上げといった所なので、
前カゴがフレームマウント可能になった事など、
進化した点を評価し呑み込んで頂きたい!


そんなエッジランナーの価格よりも気になるのが、
「ロングテール化という選択の価格帯上昇」です。

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例えばこのバッグ。
以前はチープなX1と高級なX2という、
2種の選択肢があったのですが、
今後はこの新型のみとなるらしく、
価格は高価なX2に相当するそうな。

そして待っている人も多いであろう、
FRKの後継モデルLeapも、
当然FRKと比べると高価になります。

つまり、「ロングテールはじめてみよう!」という際の最低導入価格が上り、
ロングテールの敷居が高くなって来てしまうという由々しき展開に。

勿論、エッジランナーの進化以上にLeapが齎す恩恵は大きく、
今まで「26x2.3」若しくは「700x32c」が履けるホイルの限界サイズだったのが、
「ミニベロ」から「29+」までとベース車両の取り付け要件が大幅に緩和されるなど、
多くの人にとって歓迎すべき進化であろうとは思います。

しかし今の所Leapの予定価格は「本体&枠&天板」のセットで$500となっており、
日本導入時の価格は約¥7万程度になる模様でありますから、
バッグの事も含めて考えると、FRKと比べて入り口価格が1.5倍以上になってしまう。



まぁ此方が悩んだ所で何がどうなる訳では無いのですが、
Leap登場と共にFRK廃盤となるらしく既に日本にも本国にも在庫無いモノの、
「何とかもう一回だけ!」と弊店では頼んでいたりします。
「少しでも安くロングテールを」とお考えの方は滑り込みセーフを期待してて下さい。

反対に「Leapをもう何年も待っている」そんな方は!
もうじきに最終プロトが仕上がるそうで、狙うは「年内ギリギリ発売」だそうですよ。
まぁそれは本国の話なので、日本に来るのは早くて春って所でしょうかね?
いやはや、非常に楽しみですなぁ~!
by kaleidocycle | 2015-09-11 17:30 | 駄情報
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