井戸端監視カメラ



振り向けば。

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昨日の激烈な雨も何処へやら。


早朝6時、早起きの息子を連れて散歩していると、
昇る太陽の向こうに真っ青な空が見える。


息子よ、気は済んだか?
もう1時間ほども散策したのだから、
そろそろ君は朝御飯を食べたまえ。

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父さんチョッと漕いでくる。

ビシャーーーッ!

如何に雨が止んだと言えども、
山が吸い込んだ雨水は大量で、
徐々に吐き出される其れは、
其処此処で浅い川となっています。

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流れ出る水の勢いで土砂が流れ出ている所もあり、
改めて昨日の雨の凄さを実感。

そんなのを横目に見ながら、
今日も単速固定ギアでノンビリノンビリ走り行く。


シングルは良い・・・何が良いって「潰れ難い」

ロードバイクは夏の雨がハブ内に回ってしまい、
気がつけばベアリングを錆びさせてしまっていた。
その為、補修部品が届くまで暫くお休みなのです。

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その点、シングルギアは潰れ難い。
水の中をバシャバシャ走ろうが潰れない。

いや、正しくはそういう事では無いけれど、
部品点数が少ないからトラブルは少ない。

それでいて、結構何処でも行ける、
時間は多少掛かっても踏めばスイ~っと。

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変速機は大変なる発明であり、
自転車の大いなる進化である。

が、有って当たり前の中で、
ふと振り返ってみた時、
実は変速が無かった所で、
大した問題にはならなかったり。


ならば、変速機の便利さを捨て、
気楽さを取り戻すという選択も、
魅力的なんじゃないかね~?
という事で存在しているのが、
Surlyのクロスチェックシングル

Surly Crosscheck-SS  ¥125,000(税別)

Surly永遠の屋台骨であるクロスチェックを、敢えてシングルで組んだ完成車。
フレーム販売や多段変速完成車の影に隠れて、存在感はやや薄め。
なれどコレが中々によう出来た一台だったりするんですな。
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ハブは前後ともSurlyのUltraNewHubで、錆に強いステンレス小物が美しいだけでなく、
ボルトオンなのでフレームにガッチリ固定され、ロードエンドでもホイルズレの心配無用。
ベアリングは勿論シールカートリッジなので、錆びてもガタが出ても修復容易。


そのハブとガシっとした約25mm幅のダブルウォールリムを、
DTのチャンピオンスポークとブラスニップルで繋いだホイールは実にタフ。
んで、そこにSurlyのKnard41cタイヤが乗っかる、と。
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41cと言われても、興味の薄い人はピンと来ないと思いますが、
700cという括りでは太く、29erとしては細い、そんな微妙な中間サイズ。
クロスチェックに履かす事を前提に作られたタイヤなので、クリアランスは当然バッチリ。
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このエアボリューム感は最早クロスという枠ではなく、
雰囲気的には昔のMTBに近いモノを感じます。


ならばコイツの出番じゃなかろうか?
という事で日東のブルムースバーB903をセット。

懐古主義的な意味でのチョイスでは無く、
ただ単に嵌まるんだろうな、と直球で。


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「何々専用」と特化して行く事を止めた、
そんなシングルギアなのだから、
街をユラリと流すもよし、峠をジリジリ上るもよし、
林道・廃道を行ける所までゴソゴソ行くもよし。

どんな時でも気楽に乗りたい、
じゃぁコレが着いてたら便利ですな、という事で、
今最もイカしてるライト、バレットライティングを。

高めにセットしたハンドルの影響で間延びした、
ヘッド周りの印象を引き締めてくれる効果もあり。

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こうして仕上がったのは古い様な新しい様な、
知ってる様な知らない様な、何とも妙な一台に。

「滅茶苦茶とがってて格好良い!」とか、
「高級感があってお洒落~!」とかでは無いですが、
チョッと乗ってみたくなる、そんな感じでは?


ええ、実際に乗ると良い感じなんですよ。
ただ漕ぐ事が実に面白い、ドンドン漕ぎたくなる。

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「シングルは実に素晴らしい、変速など不要だ」
なんて事はとてもとても言えません。

シングルしか持ってなかったら、
「変速良いな~」というタイミングは、
必ずやって来るんじゃないかと思いますし、
その気持ちが変速機の発明&進化の、
原動力となって来た訳ですからねぇ。


ただ反対に変速付しか持っていない状況であれば、
シングルは抗い難い魅力を放ったりします。

細かい事は全て放り出して、ただ走る事だけとドップリ取り組める。
その面白さに興味が湧いた時、カタログの中のクロスチェックSSが突如輝く事でしょう。
by kaleidocycle | 2015-09-02 19:30 | 商品
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