此処の所、モンキーST7ばかり乗っていますが、
己の愛車「マキリ」と乗り比べる事で、
その差異がより明確になる事は確実。
という事で数日振りにマキリで出動した今朝。
あ~、ホッとする~・・・。
ST7が如何に良かろうとも、やはり借り物。
自分用に作ったマイマシーンの馴染みは格別。
モンキーST7とマキリの違いは何処にあるのか?
そんな事は恐れ多くて、書こうとしても手が震えてキーボードが打てません。
ブルブルブルブル・・・という事でまた後日暇な時にでも書くとして、
本日はそんなマキリに興味を持って頂けている方へのご提案をば。
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過日、某顧客様より連絡が入りました。
「こ・・・腰が・・・もうアカンねん・・・」
曰く、ヘルニア症状が出てしまい自転車は勿論バイクも乗れなくなってしまった、と。
で、乗れない自転車を目の前に置いておくのは精神衛生上良からぬという事で、
「次期オーナーを探すべし!」との指令と共に此方の車両をお預かりして来ました。
弊店オリジナルの対京都山兵器
「マキリ」の1stロットの
ショートサイズで御座います。
此方を中古で何方様かお買い上げ頂けまいか?という話なのですが、
値付けの事はまぁ後に回すとして、各部見て参りましょう。
ドライブ周り=Zee 1x10
ブレーキ=SLX
ホイル=MT68 フロント15mm
ツボを抑え切った即トレイル出撃仕様。
更に
Paulのチェーンキーパーや、
HBC(!)などの素敵パーツも散らばり、
オーナーの愛をひしひしと感じます。
ヘッドチューブには輝く
EBSのバッヂ。
マキリには本来このバッヂはついてないのですが、
この一台のみオーナーさんの意向によりバッヂつき。
なので恐らく日本で唯一のバッヂつきマキリ。
(唯一っつってもマキリの総製作数は15本でしかないのですけど)
ヘッドセットは定番中の定番、
タンゲのTG36J27、旧称
「ラヴハニー」。
そんなヘッドの下にチラッと見えるロゴは・・・。
「HOLLOW」
そう!フォークは
中空クラウンを採用した、
サンツアーのエピコンX1であります!
現行では
(大人の事情で)エピクソンと改名していますが、
国内流通分はもう中空クラウン選べないんですよ。
そしてダンパーユニットもまた現在では選べない、
ロースピードコンプレッション付きのRCダンパー。
共に今となってはハイエンドモデルのみの装備に。
あと最大120mmストロークまでしか伸ばせない現行のエピクソンXCと違い、
メンテ&状態確認がてらスコンスコンとバラして
ストロークを伸ばしてやると~・・・。
ホイ!140mmストロークに!
この
「如何にもトレイルバイク!」という立ち姿。
良いですね~、良い感じです。
普通といえば普通なんですが、
この手のフレームは一般的にもっとコンパクト。
反対にコレくらいの前三角バランスのフレームは、
サスストロークの設定が此処まで長くない。
「ありそうで無い」だから作ったマキリちゃん。
エンドも1stロットのみは
差込です。
差込である必要性は全く無かったのですが、
1stは自分が乗る分を含めていた事から、
「一摘みの愛嬌が欲しい・・・」と差込を採用。
最後の仕上げに時間が掛かると、
ビルダーさんから悲鳴が上った為、
2ndロットからは板エンドに変更した、
なんてのも今となっては良い思い出。
と、そんなこんななマキリ1stロットのセカンドハンドマシーン。
傷はクランク脇とエンド内側にジャム傷がある位で、あとは
相当綺麗です。
普通はこんな
ジャムり方しません。
オーナーが
お住まい近くの
自転車店に
持ち込み
調整して貰ったら、
ガサンガサンなって
こんな事に・・・
と悲しみに
暮れていました。
調整は正しく!
正確に!ね!
希望価格は¥××万。 弊店商品では無いので
消費税は不要。
傷が気になるとしても、リペイントしてもまだまだ充分以上に安いのでは?
という事で
「あとは俺に任せろ!」という次期オーナー大募集であります。
後日記 : 売買成立!
26インチで組まれた本車両ですが、
マキリというフレーム自体は、
650Bも26+も呑み込めます。
そしてエピコンも26インチ用でも・・・、
実は650Bギリギリ入ったりするのよ♪
ゴッド・ブレス・ユー。
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