お陰様で風邪の症状も治まったけれど。
汚い話ですが肺の入り口にビッシリと、
痰がコーティングされている様な印象で、
気分爽快の反対の反対の反対。
「コラ、清浄な空気を吹き込むべきか」
と、ひ~こらペダルを踏み出した今朝。
元気に走る!事など出来る訳も無い、
そんなコンディションですから、
もの凄く軽いギアでユックリユックリ。
トリプルクランクに革サドル、
そして
33.3cタイヤを履く我がHoboが、
弱った体を優しく運んでくれます・・・。
このリーベンデールの
ジャックブラウンというのは、
非常に素晴らしい乗り心地であるだけでなく、
太いのに漕ぎの重さも感じさせず、
林道でも快適に走れてしまう傑作タイヤ。
ではあるのですが。
Hoboにとっては履ける最大幅であり、
そもそも33c前提で設計している訳では無い。
なのでハンドリングに結構な
クセが出るのです。
新品の頃はまだマシだったのですが、磨耗が進むと共にクセは顕著となり、
安楽な乗り心地に酔い痴れながらも
「もっと・・・ニュートラルなハンドリングなら・・・」と、
そんな欲求も消えず目立たず沸々と沸き続けていたりもしちゃう。
「よし!変えてみっか!」
と言う事で
グラベルキング28cにチェンジ。
両者を同時に持ってみると、
改めてジャックブラウンの凄さというか、
危なっかしさを再確認。
気分良く林道・廃道走りまくってましたが、パンクせなんだのは運が良かっただけ。
元々
ペランペランのタイヤですけど、減った状態だともうペラペラペラペラ・・・。
対するグラベルキングは常識的なしっかりさを持っており安心感は段違い。
ただジャックブラウンの様な安楽感は望めそうにもありません。
此処の差し引きが吉と出るか凶と出るか?
(それを吉にするのが面白いんですけど)
「33.3c ⇒ 28c」という数字で捉える差よりも、
エアボリュームの差は強烈にデカい。
クリアランスがカッパカパになっちゃった・・・、まぁ落ち葉や泥が詰まらんでええか。
立ち姿で見ると、やっぱシュッとした感じに変わりました。
近所をチラっと乗っただけでも、ハンドリングのクセはスッカリ消えバッチグー。
いやでもコレじゃ普通によく走るロードではないか。
自分がHoboに求めているのはそんな立ち居地ではなくて、
もっと・・・他のロードでは出来ないキャラの棲み分けと言うか・・・。
と言う事で
本所の亀甲フェンダーを用意。
いや~!フェンダーと言えばコレ!ですよね。
峠は無理せずインナーでユルユル上る。
その時、フェンダーに木漏れ日が反射し、
キラキラ光る・・・良い、実に良い。
さぁ着けよ!とした所。
何故かフロント用が梱包されとらんではないか・・・。
私のフロントフェンダーは、
一体何処へ行ってしまったのでしょう?
その答えが見付かった所で、
無いモノは取り付けられませんから、
とりあえず素の28c履き仕様で走って、
少しずつ体調を戻したいと思います。
因みに新鮮な空気を肺に出し入れしても、
痰が消える事はありませんでしたよ。