風邪は気合で治すモノとかいう以前に、
風邪ひいた事など認めなければ良い、
けど気管支炎となるとそうも行かず。
千代の富士引退会見での、
「くっ・・・体力の限界!気力も無くなり!」
という有名な台詞を呟きながら、
病院へ行って来た本日午前。
あ~健康の有り難味が沁みるぜ~。
モッフリモッフリ咳しながら、
治った後の予定段取りばかり妄想し、
今日も今日とて店でゴソゴソ。
・・・来た~!
此処暫く半死状態だった、
Manitou復活の狼煙たる、
ブランニューフォーク
Mattoc!
海外サイトでは評価上々の此奴、しかし日本語の情報が殆ど無い。
調べて行くにどうやら・・・ほうほう、なるほど、ふむふむ、
現物見たくなっちゃうよね。
細かいギミックネームは置いといて。
要するに34mmインナーに、
ハイスペックシステムを組み込み、
価格を抑えた戦略商品、という立ち居地。
直接のライバルはサンツアーのAuron。
後発だけありスペックはマトックの圧勝。
しかし整備性では確実に負けているし、信頼性については未知数。
「そこを切り拓くツワモノは居らぬか~!」と荒野に叫んだ所、
ヒョッコリ手を挙げる人が居たので、人柱となって頂きました。
ダンパ構造・スプリング構造、
共に興味深い内容となっていますが、
そんな見えない内部を見るまでも無く、
マニトウ独自の15mmクイックだけで、
十二分に興味を惹きます。
シャフト抜き差しの第一歩、
レバーを倒して解除する、コレ普通。
で、他のメーカー製品であれば、
此処でレバーをクルクル回す所ですが。
マニトウの場合、90度回すだけ。
いや、回すと言うより捻る、か。
すると
カチンと音がします。
以上。
「なにが以上やねん」という話ですが、
コレでもうシャフトは抜けてしまうのです。
何でしょう?この超簡単さ加減は?
後発ゆえの末っ子気質って奴でしょうか?
こういった15mmクイックってのは、
共通規格が生まれるモンだとばかり思ってましたが、
各社独自路線を疾走し続けてますね。
15mmクイック界でも最後発となるマニトウ、
伝統の六角好きも受け継がれています。
いやしかし、この世界では割と好感持ってチヤホヤされているっぽいマトックですが、
調べても日本語のレビューって殆ど出て来なくて、ちと寂しいですね。
「もしかしてマトックに興味持ってる人間なんて、日本には居ないのか?
何処かに仲間は居らんのか?だ~れ~か~っ!」
と不安で眠れない人は、今週土曜日(29日)に石清水八幡宮へレッツラゴー。
凄いマシンや凄いライダーを、
沢山沢山見れる事でしょう。
そしてそれを見つめる、
多くのMTB愛好家の姿が、
そこを埋めている事でしょう。
現場で無料配布される、
レッドブルを飲みまくれば、
更に元気倍増になる事でしょう。
私は薬飲んで店で留守番です。