とっほっひ~ひゅめ~♪
すってへきれ~ず~にひぃ~♪
ふっるっさ~とほ~、すふ~てた~♪
弊店にとって最後の2015年モデル展示会、
という事で
サライを口ずさみながら突撃したのは、
自転車問屋界のご意見番
「ミズタニ自転車」。
ミズタニ自転車がピンと来ない人でも、
扱い製品である
トムソンはご存知のはず。
確実な高品質製品を黙々と世に撒き続けていたトムソンですが、
此処数年は動きが活発化しており、カーボンハンドルやチタンハンドル、
それにドロッパーポストといった色々な製品もリリース。
「堅実に切削ステム&シートポストだけやってりゃ良いのに・・・」
と凡夫たるワタクシなどは考えた事もあったのですが、
其々現物を手にすると・・・ムゥゥゥゥ・・・
なにもかもがトムソン品質!
今回出て来た
チタンフレームなんてのも、
「なんやねん、トムソンのフレームて・・・」
と、ついなめた目線で見てしまいそうに。
しかし前述の例を鑑みるに、
もしかして・・・
もしかして!
と期待するに充分な事は、
トムソンと言うブランドネームが保証してくれます。
きっと組んで乗ってみれば、
「おぉ!トムソン!」と思う事でしょう。
しかし同社のドロッパーポスト単品でさえ、
欲しい欲しいと思いながらも踏ん切れない、
そんな自分にはフレームなんて恐れ多くて。
・・・値段見るの忘れてました。
米国にトムソン在り、
そして日本に日東在り!
という風に唯一無二感迸らせる
日東。
日東もまたカーボンハンドル出したり、
トムソン的な切削ステム出したりと、
従来の枠から飛び出すべく試行錯誤中。
が、トムソンの様に
ブランド意識が固まっている風でもなく、
ややブランド過信というか、迷走気味の商品が見受けられる事が残念。
違うんだ、日東・・・、
多くの人が「日東大好き!」と言ってくれるけどさ。
それは「日東なら何でも良い」という意味では無く、
「日東にしか出来ない仕事をしてくれるから好き」
という事なんじゃないかと思うんだよ。
日東にしか出来ない仕事・・・
そう!コレ!
いつか出るに違いないと待っていた、
そしてやるなら日東しかないと思っていた、
オーバーサイズハンドル用のクイルステム!
いや、やっぱやってくれますよ日東は。
STIが普通の現代。
丁度良いシェイプのハンドルを探し、
みつけたハンドルはオーバーサイズしか無かった、
しかし愛するマイマシーンはネジ切りフレーム、
さぁどうしたモンか・・・と悩んでいた人への、
最高にして唯一無二のプレゼント!
同時にφ31.6mmの65ポスト等も出て来ますが、
重要度は似て非なるモノですよ、ええ。
やってくれる日本メーカーと言えば、久し振りに
スギノがやってくれました。
本日初公開というBB30規格にして、
11速対応のシルバークランクセット。
「でも最近のスギノ製品ですから・・・
お高いんでしょう?」
いえいえ奥様、此方で
¥22,000!
コレが有ると無いとでは、
出来る事の幅が全く変わって来ますぜ。
ニッポン!チャチャチャ!
ニッポン!チャチャチャ!
と遂々浮かれポンチになうとも、
ナショナリズムの高揚と受け取る事無かれ。
日東、スギノと並ぶ日本メーカー、
三ヶ嶋ペダルも頑張っているとなれば、
テンションも上がらざるを得んでしょう。
パトリオティズムですよ、パトリオティズム。
そんなMKSの新商品、ロードペダル
「US-L」。
クリートを咥えるクリップが、
左右分かれているのが確認出来ますか?
コレはクリートを固定する際は、
クリップ2個で
強力に固定し、
外す際には片方だけが動く事で、
通常の
半分の力で外す事が出来る、と。
ホッへ~ッ!
簡単にステップアウト出来るという事で、
エントリーユーザーを主な対象としているそうで・す・が。
フロート角の多さや、簡単ステップアウトによる膝への優しさ、
MKSの経験が生かされたトリプルベアリングのスムースな回転、
そして重量290gと結構軽いのに、価格は戦略的な
¥6,400!と来ると、
う~ん・・・エントリーユーザー用というとチョッと違いませんかね?
「レーシング0%、サイクリング100%」な自分にとっては、
今使っているデュラペダルよりも、此方の方が正しい選択な気もします。
サイクリングを支える足元と言えば。
今やサイクリングシューズの王道を走る、
Giroのリパブリックがマイナーチェンジ。
グレーはカーキグリーンの2トンに、
そして上級版として本革のブラウンが。
定番の黒は継続なのでご安心を。
お洒落は足元から、って言いますからね。
いや、別に自転車乗るのに、
お洒落である必要は無いのですが、
「己を知り適切に選ぶ」という事が生む、
洒落感というのはあって欲しいモンです。
因みに此方の薔薇柄ソックスは
何と!
今ディフィートで
最も売れている製品だそうな。
いや、見た瞬間凄く魅力的だとは思ったんですよワタクシも。
ただコレが一番売れるという現実はどうにもこうにも・・・解せんわい。
って島国の凡夫が解せようが解せまいが、世の中は日々流れ行く。
まさかこんな事になるとは、
想像もつきませんでしたが、
今や世界中で
FATが大盛り上がり。
SUNからもファットリムがリリース、
その名も
「MuleFut」。
「Mule=ロバ」「Fut=だらだら」
という事でノンビリムード醸してますが。
80mm幅&重量830gで¥16,000という選択肢は、実は結構戦略的価格設定で、
本家Surlyのリムの絶対的牙城を崩しに掛かっているという事実。
戦国じゃぁ~、世は戦国じゃぁ~!
と武者震いでブルブルブルブルブルブルブルブルブル中野だった本日。
まだまだとんでもないのが有りましたが長くなるので続きは明日に。