時計の針と同調して気温はグングン上昇。
同調しているなら午後には気温も下がるはずが、
12時を頂点に下がり始める時計の針を横目に、
気温だけは放物線を描き、
大気圏へ向かう衛星ロケットの如く高く高く。
・・・暑っつ~。
気温計は遂に30℃を越えました。
これだけ気温が上がると生命維持も簡単になるという事なのでしょうか、
我が家ではいきなり
羽蟻が大量発生し不気味にも程がある事態に。
「山の中にも小バエが湧いて来ましたな、嫌だね~」等と言うとりましたが、
山でも虫、家でも虫というのなら、そりゃ山の方が良い。
暑さに負けず
そうだ!山だ山だ~!
とテンションを上げる為には、
羽蟻の様に羽を落として身軽になるべき。
か、どうかは知りませんが、
こんな軽量カーボンバーは如何でしょう?
・FLV Badtone750 ¥14,500(税込)
日本MTB界の稀有なカリスマ、
タカマツケンジ大先生の手による、
超軽量カーボンバーです。
「上がり4度&引き9度の20mmライズ」
という事で際立って妙なシェイプではなく、
普通の、到って普通のシェイプです。
が、何せ軽い。
試しに実測してみた所・・・
約170g!
750mm幅と言う「今」なワイドさで、
この異常なまでの軽さ・・・恐ろしい。
「こんなに軽いとポキっと折れるんじゃない?」そんな心配もある訳ですが、
そこはプロライダー・タカマツケンジ大先生が
自ら乗って試して販売されているので、
我々凡夫が心配するべきはコケて自らブチ折る事のみでしょう。
ライザーバーってのは、今や何処のどんな製品でも基本形状に大きな差は無く、
「お薦めのライザーバーは?」と聞かれると結構困ってしまいます。
勿論、「強いの!」とか「軽いの!」てな明確な希望があれば別ですが、
山で普通にお遊びで使うなら、もはや
グラフィックで選んで良いのかと。
その点、このBadtone、
グラフィックもバチバチに格好ええので、
この一点をして選ぶ価値がありますし。
ライズさせる屈曲点が内に寄せられ、
ストレート部が長く取られており、
ハンドル周りが煩くなり勝ちな、
今のMTBには好都合な事も多いかも。
つまり「馬鹿ほど格好良くて」「馬鹿ほど軽い」なのに¥14,500とリーズナブル、
イカしたライザーバー最前線に居るのは此奴だって事です。
あと、予想外の引き合いで即完売していたファブリカのヘッドキャップ「Calavala 1」。
弊店での呼称
「髪が生えてる方」が、
再入荷し補充完了。
髪生えてるっぽいドクロと、
坊主っぽいドクロの内、
髪生えてるっぽい方ですね。
此方、秀逸なデザインでご用命頂く事が殆どだと思うのですが、
よく見るとベースとなるキャップ自体も肉を抜きまくった
軽量仕様になっています。
マイマシーンが魅力的になり、更に軽量化も出来るコイツが
¥1,500(税込)!
まぁ軽量化っつっても・・・蟻何匹分か程度なのでしょうが。
ん?蟻って体重どの位なんだろう?
気になって調べてみた所、0.005g/匹程度の模様。
軽っ!
超軽量パーツを買って「グラムあたり幾ら」と不毛な会話を繰り広げる時には、
「いやぁ~、蟻10,000匹分も軽くしちゃったよ~(50g)」の様に表現しましょう。
何となく凄い事をした気になるという利点もありますが、
想像しただけで鳥肌が立つというデメリットには注意が必要。