井戸端監視カメラ



相談力。

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昨日の休みは午後から大阪へ。

いつもの塗装屋さんへ突撃し、
普通のフレームx3本と、
邪魔くさめのフレームx1本を投下。

自分 「こ・・・これ、イケますかね?」
大将 「おん、やるよ!」

素人が考えても「邪魔くさいやろなぁ」と想像がつくフレームが故、
直接持ち込んで相談した今回ですが、さすが!頼りになるぜ。



日付は変わって本日は、知人のCXレーシングマシーンの仕上げをば。
シクロのシーズンは終り、次の始まりはまだまだ先なのに・・・。
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立ち姿を見ているだけで、
「ん~、ええなぁ~」と思わせてくれる、
遠く米国から飛んで来たFALCONER。

こういったアメリカンバイクの持つ、
独特にして一貫した雰囲気というのは、
個人的にとても好きであります。

だからと言うべきかは分かりませんが、人生唯一の渡米経験は、
アメリカのハンドメイドバイクショーである「NAHBS」の見学だったりします。


良い意味でも悪い意味でも衝撃を受けて帰って来たのはもう数年前か覚えていませんが、
今月行われたNAHBS2014に出展した彼は何を感じ取ったのでしょうか?
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彼とは・・・そう、SunriseCycles。
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NAHBSに展示していた、
2台の内の一台が此処に。

パッと見はシンプルなフレームですが、
細かな所を見て行くととても凝っていて、
例えばこのブリッジなどは、
コレだけで御飯が美味しく頂けそう。

エンドに拘りを持つSunriseですから、エンドもやはり見応えがありまして、
表に貼られたステンレスのプレートに抜かれた「S」の文字、
そしてそれを裏から見ると、ベースのエンドも「S」のアウトラインが抜かれていたり。
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ボトルケージ台座までコレです。

ボトルつけてしまうと見えない箇所ですし、
何ら性能に影響しない所ではありますが、
それでもやっぱり魅力的としか。


「此処が好きだから夏もボトルをつけない」
とかなると脱水症状で倒れる危険があるので、
そいういう人は普通の台座にしましょう。

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シートチューブ上端は左右非対称で、
見ての通りのイヤらしさ加減。

左右非対称って、
何となく「工業」の匂いが薄らいで、
「作品」臭が漂いますね。

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そんなこんなで細々と見て行けば行く程に、
非常に細かい意匠、そして仕上げが見て取れ、
「コレをしてサンライズサイクルズである」
と確信するに充分な個性が籠められている、と。


自分はビルダー評論家でもない、
ただの自転車屋のオッサンなのですが、
彼の作るフレームは世界的に見ても、
相当細かく仕上げられた部類であると思います。

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道場破りよろしく「たのもー!」と、
NAHBSに突っ込んで行った彼ですが、
何の賞を貰う事も無く空振りで帰国。

彼自身は少々肩を落としている様ですが、
自分はそれはそれで良かったと考えます。

嘗てNAHBSを見に行った時、自分をガッカリさせたのは、
会場一面に広がる個性という名の没個性達でした。
其々魅力的ではあるモノの、見ている方向が凡そ均一化されている様に感じたのですよ。

それはNAHBSというイベントの背景を考慮すれば仕方ない事ではあるのですが、
そこで賞を貰うという事は、ある種の枠に嵌まったと言う事を意味しますから、
北米人でもないSunriseが賞を貰うとすれば、
それはポジティブな意味だけでは終わらないと考えるのですね。


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数年前、Sunriseに作って貰った、
マイマシーン「欣求號」は、
今でも自分の絶対的な位置に居ます。

思う通り、ズレ無く製作されたそれは、
お客さんには申し訳無いけど、
今まで組んだ車両の中で最高です。

「国産は品質で勝負だ!」なんてステレオタイプな事は微塵も思っていません。

でも「少し違う」というニュアンスを伝えられるのは同じ言語を有する日本人だからだし、
相談できる近さというのは「ある種の非常なる性能」であると認識するが故、
日本国産は素晴らしいと思い、そして日本国産製品ばかりで店が埋まるのです。
by kaleidocycle | 2014-03-26 21:44 | 商品
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